並榎町より上和田町
ここに鉱泉湧出す
神武天皇遥拝所
ここは桜花の名所なり
ここに鉱泉湧出す
神武天皇遥拝所
ここは桜花の名所なり
湧出していたのは、通称「奥の湯」と言われた「上和田鉱泉」です。
「神武天皇遥拝所」とその界隈のことは12年前に記事にしていますので、ご覧ください。
◇「神武坂」界隈
◇続・「神武坂界隈」
ところが、実はその記事で「上和田鉱泉」の場所を間違えてました。
その後入手した昭和三十六年(1961)の住宅案内図を見て分かったのです。
けっこう広い敷地だったんですね。
ご近所に「上和田鉱泉」をご存知の方がいて、ここにあったんだと教えて頂きました。
この水路に水車があって、それで鉱泉を汲み上げていたんだそうです。
それともう一つ、過去記事にも出てきますが「神武三階湯」というのがありました。
こちらの方は「草津鉱泉」となってますから、湯に草津の湯の花でも入れてたんでしょうか。
「神武三階湯」の場所は合ってたんですが、凹んでる左の家までが敷地で、その左端が風呂の焚口だったそうです。
「三階湯」全体の写真を見たことはなかったのですが、先日、高崎市歴史民俗資料館の大工原さんが「迷道院さんに見せたい絵葉書がある」と言って見せてくれたのが、この写真です。
おーっ!左端の三階建が「神武三階湯」ですね。
煙突も写ってます。
後ろの高台が「神武天皇遥拝所」です。
桜が満開のようですがカラーでないのが残念です。
で、無理やりカラーにしてみました。
今は幻の「上和田リゾートパーク」でした。