2010年04月28日

続・「神武坂」界隈

なんと!酒井区長さんのお宅は、「神武神社」の社務所だったのです。
「あそこに鳥居があって、あそこに社殿があって・・・」
と、実によくご記憶でした。

お話を聞いていると、それまで見えなかった面影が、見えるような気がしてくるのが不思議です。
続・「神武坂」界隈

「神武遙拝所」周辺のことも、いろいろ教えて頂きました。
「神武三階湯」「上和田鉱泉」「鯉池(こいけ)」など、「高崎の散歩道」にその名前が出てくるのですが、場所が分かりませんでした。
それらも、酒井区長さんのおかげで、場所を特定することができました。

続・「神武坂」界隈遙拝を済ませた後、湯に入って一杯飲めるという、「神武三階湯」です。
ここが、その跡地です。↓
続・「神武坂」界隈

続・「神武坂」界隈もうひとつの湯が、明治三十年(1897)発行の「高崎繁昌記」にも記されている「上和田鑛泉」です。
「奥の湯」とも呼ばれていたようで、ここが、その跡地です。

続・「神武坂」界隈「神武遙拝所」参道に架かっていた「畝傍(うねび)橋」の下にあったのが、「鯉池(こいけ)」という川魚料理屋でした。

当時、ここは湿地のような堀で、鯉の泳ぐその上に建つ料亭ですから、さぞかし風情があったに違いありません。

「神武坂」に戻って改めて辺りを見回すと、ちょうど坂の分去りの角に、こんな素敵な佇まいの家がありました。
続・「神武坂」界隈
もう一度、酒井区長さんのお宅に押し掛けて確認したところ、この家が「鯉池」さんの建物に間違いないことが分かりました。
面影を残してくれていて、とても嬉しい気持ちになりました。

こう見てくると、往時の「神武坂」界隈は、一大リゾート地だったことが分かります。
ご利益のある神社・仏閣、美味い料理と日帰り温泉、季節の花と水の流れ、そして遥か彼方を見晴らす眺望。
今、賑わっている観光地の要素が、すべて揃っていた訳です。





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Posted by 迷道院高崎 at 07:32
Comments(6)高崎町なか
この記事へのコメント
動画!やりましたね☆かっこいい~です!v(^_^)v

左右に写真を並べて頂けると、比較できてわかりやすいですね。古い写真も趣がありますが、今も残っているお家が素敵です!家の横の細い階段!・・・好きです。いいものがいろいろ残っていて、絶対!散策しなきゃ・・・^^。
Posted by 風子  at 2010年04月28日 09:05
素敵な風景は
高崎の街では、ないみたいです
Posted by キューピーキューピー  at 2010年04月28日 20:09
>風子さん

はい、初めて動画でやってみました。
お褒め頂くと、また木に登っちゃいそうです(^^ゞ

この辺、お勧めですよ!
十一屋さんも、偶然発見してびっくりしました。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月28日 23:52
>キューピーさん

そうなんですよ。
あそこら辺は、まだいいものが残ってます。
赤坂から板鼻までの中山道は、歴史街道として整備すれば、いい観光資源になると思います。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月28日 23:56
はじめまして。
最近、このブログを知りました。
少しづつ拝見させていただいています。
この写真を見て、懐かしく思い出しています。
三階湯と奥の湯は子どもの頃よく行きました。
「神武三階湯」の看板は覚えています。
「神武湯」とか「三階湯」とか言っていました。
石段を上がって入口がありました。
「神武遙拝所」があったことは全然知りませんでした。
我が家では内湯もありましたが、風の強い冬など薪で沸かす風呂は火の粉が上がり、火事の心配があると言って、銭湯に家族で行きました。
「鯉池」の建物は知人の家で、何回か私もお邪魔したことがあります。
部屋がいくつもあり、普通の家ではない雰囲気がありました。
長松寺の裏の坂は今も雰囲気は昔(私の子どもの頃)のままで、懐かしいです。
迷道院高崎さんのブログ、私の知らないことが一杯あって、これからも楽しませていただきます。
Posted by 川越ET  at 2012年05月22日 22:19
>川越ETさん

コメント、ありがとうございました!

「三階湯」と「奥の湯」に入ったことがあるとは、羨ましいです!
「鯉池」の中もご存知なんですね。

不思議なんですが、この辺りの昔の風景が時々夢に出てくるんですよ。
実際の道とも違うし、風景も少し違うんですが、ここだということは分かるんです。

川越ETさんも、きっとそうなんじゃないかな、とコメントを拝見して思いました。
これからも、よろしくお付き合いください。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2012年05月23日 19:00
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