その名も高くさきざきに
日に増し進むまちの富
戸数五千に町数は
五十三とぞ知られける
日に増し進むまちの富
戸数五千に町数は
五十三とぞ知られける
「高崎唱歌」も、ついに最後の40番になりました。
作詞をした深井小五郎さん、校長先生だったというから固い方なのかと思ったら、けっこう洒落っ気もあります。
一行目の歌詞、お気づきになった方も多いでしょう。
「その名も高くさきざきに」って、さりげなく「高崎」という音を入れてるんですね。
「日に増し進む」高崎の戸数は、「高崎唱歌」がつくられた明治四十一年(1908)には五千戸だったようです。
世帯数と人口の推移は、このシリーズ1番に書きましたので、そちらをご参照ください。
◇高崎唱歌散歩-1番 ♪中仙道に名も高き・・・
町数は53町だったようです。
現在は261町で、約5倍に増えています。
市域もこんなに広がって。
小五郎さんも、ここまで大きくなるとは思っていなかったでしょうね。
さて、「高崎唱歌」シリーズも終わり、シリーズ物はしばらくお休みを頂きます。
これからはブログタイトル通り、何か思い付いたつど投稿することに致します。
今後ともよろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。