2017年12月28日

都々逸で振り返る2017年

こんな投稿してたんだ。

◇1月
 「高齢者の定義を65歳以上から75歳以上に」
〽その手があったか 老年基準
       上げれば一気に 若返り


 「賭けマージャンで市長辞任」
〽吹けば飛ぶよな 麻雀パイに
        賭けた市長の 首が飛ぶ


◇2月
 「お笑い芸人 淫行疑惑」
〽えいこう淫行 疑惑で謹慎
       ラーメンつけ麵 僕ごめん


 「トランプ詣で」
〽むかし唐土(もろこし) いまメリケンへ
       安堵欲しさの 貢ぎ物


◇3月
 「ヤマト運輸 運賃値上げ」
〽いつの間にやら 子ネコが増えて
       運ぶクロネコ ねを上げる


 「森友学園に国有地八億円値引き」
〽皇祖皇宗 瑞穂の國は
       二礼二拍手 八億円


◇4月
 「森友学園と豊洲市場」
〽西の籠池 東の小池
       池の周りは 深い藪


 「安倍首相がんばれ!」
〽役人たちは 忖度じょうず
       幼稚園児は 褒めじょうず


◇5月
 「復興大臣辞任」
〽出て行きなさい!と 激高大臣
       自分が出される はめになり


 「北の脅威」
〽北の脅威に どこかの誰か
       しめしめしめと ほくそえむ


◇6月
 「森友に次いで、加計も」
〽もりでもかけでも そばつゆ次第
       うまい汁だぜ あべのそば


 「使い分け」
〽女房は
   使い分けてる 公人私人
       亭主は総理と 総裁と


◇7月
 「真由子さま」
〽秀でた経歴 上手な化粧
       ハゲて出てきた 裏の顔


 「都議選、自民党惨敗」
〽こんな人達 こんなに沢山
       いたとは知らず 負けました


◇8月
 「防衛大臣辞任」
〽迷彩の
   皮をむかれた イナダの兎
       蒲(がま)の穂綿で 身を包む


 「政治家の不倫騒動相次ぐ」
〽政という字を 間違えちゃって
       リッシンベンに ナマと書く


◇9月
 「Jアラート」
〽七十二年後 空襲警報
       逃げかた七十 二年前


 「記憶にない、記録もない」
〽知らぬ存ぜぬ しら切り通す
       政治も情事も 隠し得


◇10月
 「希望の党」
〽メフィストが
   希望の塔から 垂らした糸に
       ファウスト達が すがりつく


 「選別・排除」
〽すがる男を ふるいにかけて
       選ぶユリかご 墓場まで


◇11月
 「情報隠しとデータ改竄」
〽神戸製鋼 日産・スバル
       率先垂範 あの総理


 「あおり運転」
〽初心者マークに 高齢マーク
       近々マル暴 追加され


◇12月
 「大相撲暴行疑惑」
〽体調悪いと 本場所休場
       診断書には 「ぼーこー炎」


 「横綱引退」 
〽もうこの(蒙古の)喧嘩は 手打ちがすんだ
       はずがお手打ち された綱



来年は、どんな年になるのかなぁ。


  
タグ :都々逸


Posted by 迷道院高崎at 07:48
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2017年10月19日

選挙で問われているものは?

このブログで政治ネタを扱うのはなるべく避けているのですが、ちょこっとだけ書いてみます。

新聞・テレビで今回の選挙について連日報じているのですが、国民をどんどん的外れな方向へ誘導しているような気がします。

落ち着いて考えてみましょう。

今回、衆議院を解散して選挙をする理由として安倍首相が挙げたのは次の2点です。
1. 急速に進む少子高齢化を克服し、我が国の未来を開くために消費税を上げ、使い道の配分を見直す。
  ・生産性を高める
  ・高等教育の無償化
  ・給付型奨学金の支給額を増やす
  ・一度社会に出た者の学校への再入学を保障する
  ・幼稚園や保育園の費用を無償化する
  ・介護人材の処遇改善をする
2. 北朝鮮の脅威に対して国民の命と平和な暮らしを守り抜く。
  ・力強い外交を進めていく
  ・北朝鮮に対して毅然とした対応をとる

この程度のことなら、なにも解散などせずとも、粛々とやればいいだけの話です。
これ以上に国論を二分し、憲法違反だと指摘される法案(特定秘密保護法、安保法、共謀罪法)でさえ、国民に信を問うこともなく粛々と強行採決してきたんですから。

それができる議席数を持っているのに、なぜ今回わざわざ解散・総選挙に打って出たのか。
ここが、今回の選挙の最大の争点であるはずなのに、新聞・テレビは知ってか知らずかその争点とは全く違うところを報じ続けています。

目を逸らされてはいけません。
本当の解散理由は?

今回の選挙で真に問われているものは、我々国民の見抜く眼の有無かも知れません。  


Posted by 迷道院高崎at 17:03
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2017年10月18日

ホロコースト展

前橋エキータで開催されている「ホロコースト展」を見てきました。



沢山の人が見に来ていることに、まず驚きました。
説明パネルも沢山展示されていて、一枚一枚のパネルの説明文の多さにも驚きました。
来ていた人もみな、その説明文を熱心に読んでいました。

私は、入ってすぐのパネルの文章に深く共感を覚えました。
「忘れない勇気」
本展は、1933年にヒトラーが権力の座に就いてから始まった、ナチス・ドイツによる反ユダヤ人政策の歴史をたどるものである。
1945年に第二次世界大戦が終結するまでに約600万人のユダヤ人が殺害され、史上最悪の大虐殺となった。
ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党の略語がNazis)の人種憎悪政策は、憎しみを煽る宣伝から大量虐殺へと容赦なく移行した。
ホロコーストという途方もないほど無慈悲で残忍な、そして冷酷かつ組織的で機械的な大量虐殺は、類を見ない。
だが、ホロコーストの根本的な原因は特別なものではない。
人種憎悪、人間の心理的、精神的な弱点、無実の者への迫害に対する普通の人間の間接的な関与は、おぞましくはあるが、身近なことでもある。
したがって我々は、それがどんなに心を乱すとしても、ホロコーストのことを忘れない勇気を持ち、学び続けていかなければならない。
将来、このような憎悪を二度と起こさないために大切なのは、一人一人が知識と道徳心を身につけることである。

ホロコーストを煽動したヒトラーという人物は勿論とんでもない人物ですが、彼一人ではあれだけのことはできなかった訳で。
彼の周囲には、彼を煽動した者もいれば、積極的であれ消極的であれ彼に同調した大勢の市民がいた訳で。
そう考えると、彼は実は冷酷残忍な「ヒトラー」という人物を演じていただけで、演じさせたのは彼に支配されていたように見える「市民」ではなかったのかと。

「命のビザ」を発行して迫害されるユダヤ人を救った、杉原千畝の勇気を嚙み締めたい。
最初の回訓(外国に駐在する外交官が指示を仰いだ事項に対する、本国政府の回答の訓令)を受理した日は、一晩中私は考えた。考えつくした。
回訓を文字どおり民衆に伝えれば、そしてその通り実行すれば、私は本省に対し従順であるとして、ほめられこそすれと考えた。
かりに当事者が私でなく他の誰かであったとすれば、恐らく、その百人が百人、東京の回訓通りビザ拒否の道を選んだだろう。
それは何よりも、文官服務規程および何条かの違反に対する昇進停止、ないし馘首が恐ろしいからである。
私も、何をかくそう、回訓を受けた日、一晩中考えた・・・。
(略)
苦慮、煩悶の揚句、私はついに人道・博愛精神第一という結論を得た。
私は、何も恐るることなく、職を賭して、忠実にこれを実行し了えたと、今も確信している。」
(杉原千畝晩年の回想より)

当今、やたらと「○○ファースト」という言葉が流行っていますが、どこか自分本位で、「○○以外は二の次」という、ともすれば差別につながりかねないような言葉にも聞こえ、私は大嫌いな言葉です。
でも、同じ「○○ファースト」でも、千畝の言う「人道・博愛精神ファースト」は素直に心に入ってきます。

「ホロコースト展」、10月22日(日)まで。





【エキータ】

  


Posted by 迷道院高崎at 07:07
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2016年12月29日

隠居の三面斜め読み この一年

今年もあとわずか。
「上州どどいつ部」に投稿した都々逸から、世間を斜め読み。

◇マイナス金利
   金を出しなと 銀行おどす
     手には黒田の バズーカ砲


◇口利き疑惑
   金をもらって 業者に口利き
     すれば収賄 しなきゃ詐欺


◇野球賭博と覚醒剤
   野球選手に お灸を据えて
     打ってやりたい 更生剤


◇育休不倫
   口はやっぱり 災いのもと
     言わなきゃよかった 育休と


◇もの忘れ
   議員はもらった お金を忘れ
     委員は聖火の 台忘れ


◇落ちた
   介護保険を あれだけ納め
     特老落ちた 日本死ね


◇パナマ文書
   租税回避の 文書が漏れた
     パナマはセコム してますか


◇データ改竄
   うそがバレ
    助けておくれと  三指ついて
     異人にすがる 菱やっこ


◇舛添都知事
   湯水のように 税金使い
     知事が溺れる 湯の河原


◇格差
   ますます突かれる 現職都知事
     あまり突かれぬ 前大臣


◇睡眠障害
   起訴を逃れて 仮病も治り
     ぐっすり眠る 議員席


◇肩書
   ケチなことして 都知事が辞めた
     これから肩書 前けちじ


◇対立
   海は埋めても 互いの溝は
     埋まらぬ政府と 沖縄県


◇ポケモンGO
   スマホ持つ人 ポケモンGOで
     ガラケー持つ人 のけもんGO


◇リオ五輪
   オリンピックが ようやく終わり
     やっと見られる あのテレビ


◇さあ大変
   ドンつきごろごろ 都議会議員
     小池に決まって さあ大変
  どんぶりどろどろ 都庁の職員
     土壌が出てきて コンクリは
  しばらく一緒に 遊んでいたが
     こいつはやばいぞ 首が飛ぶ
  やっぱり以前の 都知事がいいと
     泣いては都民を 困らせる


◇盛り土
   ミスドはミスター ドーナツだけど
     豊洲のモリドは どーなった


◇ノーベル賞
   ディランがノーベル 文学賞で
     陰じゃ春樹が こんちくしょう


◇トランプ
   暴言王だと 世間の批判
     ヒラリかわして 大統領


◇想定外
   あっとびっくり まさかの結果
     百合子トランプ ピコ太郎


◇自主返納
   歳をとったら 自主的返納
     陛下はそれが 許されぬ


◇三本の矢
   矢が尽きて
     武器の商い 株にも手出し
        果てはカジノの 大博打



ま、今年もいろんなことがありましたが、
   百と八つを ご破算にして
       願いましてと 年が明け


どちらさまも、良いお年をお迎えください。
迷道院 敬白

  


Posted by 迷道院高崎at 15:08
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2014年05月11日

世界を5分間沈黙させた少女の演説

昨日の続きです。

ウルグアイムヒカ大統領が演説するちょうど20年前、同じリオデジャネイロで開かれた「地球サミット」において、ひとりの少女が演台に立ちました。

その少女の名はセヴァン・カリス=スズキ、1979年カナダ生まれの日系4世で当時12歳でした。
この時のスピーチは「リオサミット伝説のスピーチ」と呼ばれ、少女は「世界を5分間沈黙させた少女」と呼ばれたそうです。



彼女はこの15年後、「洞爺湖サミット」が開催された年に来日し、洞爺湖のほとりで15年前のことを振り返っています。
そして、未来に向けて我々がどのようなことをすべきなのかを語っています。



残されたわずかな人生ですが、自分がいなくなるその先の未来に向けて、今できることを考え、実践していきたいと思います。


  


Posted by 迷道院高崎at 06:46
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2014年05月10日

世界で最も貧乏な大統領の演説

久しぶりに、政治家の演説に感動しました。
といっても、日本の政治家ではないのですが・・・。

2012年にリオデジャネイロで行われた「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」での、ムヒカ大統領(ウルグアイ)の演説です。
人に教えてもらって初めてこの演説のことを知った訳ですが、私同様まだご存知ない方がいるかもしれないと思い、今日は寄道散歩をお休みして、この演説をご紹介することにしました。



この翻訳をされた方のブログもご紹介しておきます。
 ◇リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:
      ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)
 ◇ムヒカ大統領のインタビュー:
      消費主義社会について

因みに、その時、日本から出席した玄葉外務大臣は、このような演説をしたようです。
 ◇玄葉外務大臣演説

ムヒカ大統領のことについては。
 ◇ホセ・ムヒカ - Wikipedia
 ◇コネタ by auニュース


  


Posted by 迷道院高崎at 07:51
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2013年12月15日

下仁田ネギは海の向こうからやって来た?


12月6日付の上毛新聞に
←こんな記事が載りまして、ちょいと物議を醸しているようです。

大澤知事の言う「貴重で高価な下仁田ネギは、なかなか手に入らなかった」ので、想像で絵札を描いたのだろうということには同意しながらも、「私たち(太田市)の方の長ネギだ」という発言は如何なものかとする「下仁田ジオパーク 応援団」のご意見あり。

また、「いくら当時、市場に下仁田ネギが出回っていなかったとはいえ、作画を担当した画家が、現物を見ずに絵を描きますか?」というご意見も。
問題の絵札に描かれた下仁田ネギのルーツを取材した、温泉ライター・小暮淳さんのブログです。

これが、小暮淳さんの書いた「ちいきしんぶん」の記事です。

そして実は、迷道院「一日千秋 「櫻樹の塚」」でご紹介した作家・たなか踏基さんも、ひょんなことから下仁田ネギのルーツかも知れない国を訪れていたんです。

英国人技師らにより国内初の洋式高炉が建設された下仁田に、英国ウェールズの特産品である「リーキ」にそっくりなネギがあるんですよ!
これを偶然と言えるでしょうか。

←これが、ウェールズの特産品「リーキ」です。

そして、これ↓がウェールズの旗です。

Wikipediaによると、「リーキ」「国内では長野県池田町や茨城県取手市などで、わずかに特産品づくりとしての試験的な生産が試みられて」いるだけとあります。
小暮淳さんの記事にも、「信州から来た商人が種を持ち込んだのではないか」とありますから、これはどうやら、つながっていそうです。

さらに、「リーキ」ウェールズの国花になっているというので調べてみたら、こんな面白いページを見つけました。
 ◇「ガイドブックに載っていない英国ウェールズ案内」

いやー、なんとも興味深い「下仁田ネギ」でありました。


  


Posted by 迷道院高崎at 08:38
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2013年04月24日

添田唖蝉坊 & 小沢昭一

何となく、こんなのをUPしたくなりまして・・・。

【金々節】



金じゃないよと ついこの間
気付いたつもりが まわりの人の
浮かれ姿に はや気も変わり
吾も乗りたや 黄金舟
あゝ人の世や 人の世や

迷道院高崎 敬白



  


Posted by 迷道院高崎at 22:37
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2013年02月20日

牡蠣養殖再開おめでとうございます!

三陸から、とても立派な牡蠣が送られてきました。

牡蠣を頂いたことももちろん嬉しかったのですが、もっともっと嬉しかったのは同封されていたお便りです。↓


ネットショップ「旨い!牡蠣屋」を運営している(株)アイリンクのオーナー・齋藤浩昭さんが、東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸の牡蠣養殖を復興させようと立ち上げたのが、「三陸牡蠣復興支援プロジェクト」でした。

2012年3月30日で締め切った復興牡蠣オーナーの申込者総数は23,933名、金額にして3億1518万円となったそうです。

このプロジェクトにより支援を受けた方々のメッセージも同封されていましたので、その一部をご紹介いたしましょう。


こういう、顔が見える形での支援って、し甲斐があるなぁと思いました。
ささやかな金額でしたが、少しはお役に立てたんだなと実感できて、嬉しかったです。

牡蠣養殖の再開、心よりお慶び申し上げます。
そして、喜びを分けて頂き、ありがとうございました。




  


Posted by 迷道院高崎at 09:13
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2012年03月08日

「ホピの予言」で素敵な出会い

3月2日にあった高崎CIP主催の「まちづくり未来会議」に参加した時、こんなチラシをもらいました。

「ホピの予言」という映画なんですが、その作品紹介の文に興味を引かれました。

『人間が正しく使えるようになるまで、決して掘り出してはならない。』

アメリカ先住民ホピ族やナバホ族が警告するにもかかわらず、彼らの聖地でウランが掘り出され、広島・長崎に原爆が投下された。
母なる地球や命たちと引き換えに、利権やエネルギー、快適さを追い求めてきた我々に残された唯一の道は、『質素で精神的な生き方』であるとホピ長老は語る。
3.11以降、映像や一言一句がさらに現実味を帯びて心に迫る。」

これは見なくちゃ、ということで行ってきました。

会場は、芝塚町にあるカフェ&ギャラリー「救現堂」(くげんどう)。

←なかなか渋いでしょう。

ここは、以前、我が家の近くに住んでいた方がお蕎麦屋さんを開いていたところです。
何か、不思議なご縁を感じます。

決して広いとは言えないお店の中は、まだ手づくりで改装中という感じでしたが、薪ストーブのゆらゆらと燃える火がとても温かでした。

3月3日から11日まで、「震災祈念イベント」として毎日上映されていますが、この日は私たち夫婦だけの貸切上映です。

巻き上げらていた、これも手づくりのスクリーンを下ろすと、ホピ族の聖地・グランドキャニオンの雄大な風景が映し出されます。

次の画面では、赤茶けて乾ききった、決して肥沃な大地とは言えない地面に、一本の木の棒を使ってトウモロコシの種を植える人の姿。

自分達が食べるだけの量を、母なる大地から恵んで頂く、それがホピ族の考え方です。
    Land and Life HP

人間たちが「資源」と呼ぶものは、「母の内臓であり血液である」、それをむやみに掘り出せば母なる大地が死んでしまう。
そういう考え方なのですね。
しかも、それを独り占めしようとして争いを起こし、人間たちも不幸になる。

「ホピの予言」では、世界が今のようになるのを分かっていたといいます。
そして、どうすれば世界が平和になるかも示唆しているといいます。
それは、どうぞ皆さんがこの映画を見て、考えてみてください。

◇映画「ホピの予言」上映予定◇
   日時:3月3日(土)~11日(日)午後7時~
   料金:1,000円 ワンドリンク付き
   場所:カフェ&ギャラリー 「救現堂」(くげんどう)
       高崎市芝塚町1980


なお、同時イベントとして、
 ◇3月8日(木)午後6時~ 弁天村フルムーンバンド ライブコンサート
 ◇3月10日(土)午後6時~ なんなのオカリナコンサート

も予定されています。

話しは戻りますが、私が行った時、驚いたことが2つあります。
ひとつは、映画「ホピの予言」監督の、故・宮田雪(きよし)さんのパートナー・辰巳玲子さんとお会いできたことです。

実は、映画を観る前、ユーチューブで辰巳さんのトークショーを見ていて、素敵な考え方をする方だなぁ、と思っていたのです。

辰巳さんは神戸の方ですから、まさかここでお会いできるとは思っていなかったので、とてもびっくりしました。

貸切だったので、いろいろなお話をゆっくりうかがうことができ、しかも、美味しい手づくり料理まで御馳走になってしまいました。
ユーチューブで拝見したままの、ゆったりと人を包み込むような素敵な方でした。

もうひとつびっくりしたのが、辰巳さんと一緒に、ここを「ランド・アンド・ライフ」群馬支部にしようと整備している、秋山太一さん(写真、後ろ姿の方)です。
お聞きしたら、あの「すもの食堂」秋山さんのお父上だそうじゃありませんか。
秋山さんにもいろいろなお話を伺いましたが、とてもこの紙面では書き尽くせない、ものすごい活動歴をお持ちです。
また、辰巳さんと同じく、その凄さを少しもひけらかすことのない素敵な方でした。

いやー、ご縁がご縁を生んで、百万円くらいになったような気がします。
みなさん、ぜひ「救現堂」へ行って、「ホピの予言」をご覧ください。
そして、お二人といろいろお話をしてみてください。
きっと、何かを感じ取れることと思います。

3月11日(日)までです!


  


Posted by 迷道院高崎at 17:51
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2011年05月29日

空から声

早い梅雨入りです。
こんな時は、本でも読んでみましょうか。

漫画ばっかり読んでた小学生の頃、仲良しだったE君の家に遊びに行くと、「SFマガジン」という、字だらけの本が並んでいて、「すげ~な~。」と思った記憶があります。
「面白いから読んでみ。」と言われて、借りて読んでみるとこれが面白い!
特に面白いと感じたのが、星新一のショートショートでした。

そんなことで一時期、星新一作品を好んで読み漁ったのですが、そのほとんどを忘れてしまっていました。
しかし、ひとつの作品だけは憶えていたのです。というより、突然思い出したという方がいいのかも知れません。

もう一度読んでみたいという気持ちが強くなったのですが、作品のタイトルが思い出せません。
うろ覚えの内容から、「星新一 空から声」とキーワード検索をしてみました。

←で、出てきました。

「おーい でてこーい」という変わったタイトルだったんですね。

早速、新装なった高崎市立中央図書館の児童書コーナーから借りてきました。

改めて読み返してみると、実に深~~~い内容の作品でした。

ご存知の方も多いのかも知れませんが、ショートショートをさらにショートにして、あらすじをご紹介。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

都会からあまり離れていないある村。
台風の去った翌朝、崖崩れで流された小さな社のあとに、直径1m位の穴が開いているのを発見する。
村人が覗き込んでみると、中は暗くて見えないが、とても深い感じがした。

若者が「おーい、でてこーい。」と叫んだが何の反響もない。
「ばちが当たるかもしれないから、やめとけ。」と老人が止めるのも聞かず、若者は石ころを投げ込んだが、やはり反響はなかった。

どうしたものか決まらないまま一日たって、新聞記者や学者、やじ馬や利権屋までが集まってきた。
学者はいろいろ調べたが分からないので内心困ったけれど、もっともらしい口調で「埋めてしまいなさい。」と言った。

その時、人垣をかき分けて出てきた利権屋が言った。
「その穴を私に下さい。埋めてあげます。
 私が新しい社を建てて、村の集会場も作ってあげましょう。」

利権屋の設立した穴埋め会社は、都会に向けて猛烈な宣伝活動を始めた。
「素晴らしく深い穴がありますよ。学者たちも少なくとも五千メートルはあると言っています。原子炉のカスなんか捨てるのに絶好でしょう。」
村人たちはちょっと心配したが、数千年は絶対に地上に害は出ないと説明され、また、利益の配分をもらうことで納得した。

原子炉のカス、省庁の機密書類、伝染病の実験に使われた動物の死体、引き取り手のない浮浪者の死体、押収した偽札、犯罪の証拠・・・、何を捨てても、どんなに捨てても、穴はいっぱいになる気配を示さなかった。
穴は、都会の汚れを洗い流してくれて、海や空が以前に比べて、いくらか澄んできたように見えた。

ある日、ビルを建築中の作業員が、頭の上で「おーい、でてこーい。」と叫ぶ声を聞いた。
そして、声のした方角から、石ころが彼をかすめて落ちていった。
しかし彼は、ますます美しくなってゆく都会のスカイラインをぼんやり眺めていたので、それには気がつかなかった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今から53年前、昭和三十三年(1958)の作品です。
茨城県東海村で、日本最初の原子炉・JRR1が臨界に達した翌年です。
予言の書だったのでしょうか。

空から声が聞こえてたんでしょうが・・・。
小石も落ちてきてたんでしょうが・・・。
ぼんやりと眺めていました。

   ◇映画「100,000年後の安全」
   ◇シネマテークたかさき上映スケジュール


  


Posted by 迷道院高崎at 19:17
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2011年04月15日

ミツバチの羽音と地球の回転

シネマまえばしへ行ってきました。

前橋プラザ元気21別館3階とありましたが、「どこ?それ。」って感じでした。

そのくらい、前橋の街にご無沙汰だったということですね。

劇場で映画を見るのも久し振りなんですが、今日お目当ての映画は、鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」

山口県に建設されようとしている上関(かみのせき)原子力発電所をめぐり、電力会社、行政、対岸の祝島(いわいしま)住民の対立を追うドキュメント映画です。

東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所事故の発生を受け、2011年3月15日、中国電力は造成工事の中断を発表した。


映画の中では、スェーデンオーバートーネオ市の、脱化石燃料(もちろん脱原発)の取り組みについても紹介しています。
オーバートーネオ市は、人口8000人ほどの小さな自治体です。
1980年代に、「化石燃料を全く使わない街にする」という宣言をし、なんと!2001年には自治体業務において100%脱化石燃料を達成して、「世界を変えたマルハナバチ」と呼ばれたそうです。

マルハナバチは、写真のようなずんぐりむっくりした体形で翅(はね)も小さく、物理学・航空力学の理論上では、空を飛べるはずがないのだそうです。
現在は飛行法が解明されている。

でも、マルハナバチは立派に空を飛んでいます。

「化石燃料を全く使わないなんて不可能」と思われていたのに、オーバートーネオ市は見事に実現させてしまった。
それが、「飛べないはずのマルハナバチ」と同じ、ということなんでしょう。

ハチと言えば、映画のタイトルには「ミツバチの羽音」という言葉が入っています。
鎌仲監督は、「ミツバチは持続可能性の象徴、蜜をとるけど破壊しないし、花へ受粉していく。」
「一人ひとりが(ミツバチのような)持続可能な存在になっていくことでしか、世界は持続可能にならない。」と言います。
ミツバチ一匹一匹の小さな羽音が、世界を変えるということなのでしょう。

「地球の回転」という言葉も、持続可能なエネルギーを表現しているのだそうです。
「地球の回転とは、エネルギーそのもの。太陽の周りを回って、太陽エネルギーを受け、そして風が吹いて、波を起こして、地球自体が持っている地熱とか、潮流とか・・・。」

「ミツバチの羽音と地球の回転」
      4月29日(金)まで上映しています。

入場料:一般1,300円(60歳以上1,000円)
駐車場:前橋元気プラザ21・別館駐車場(4時間まで無料)


この時期、ぜひ見ておきたい映画だと思います。

【シネマまえばし】



  


Posted by 迷道院高崎at 23:00
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2011年03月27日

2ペンスを鳩に

被災地では、まだまだ救援物資が行き届かない状況のようです。

ガソリン不足がその一因だと言われていますが、高崎近辺のガソリンスタンドは、ほぼ平常に戻ってきています。
道を走る車の数も増え、威勢のいい走り方をする人も増えてきたような気がします。
喉もと過ぎれば何とやらといいますが、もう少しの間エコドライブに徹して、もっと被災地にガソリンを回さなくちゃ、って思います。

後回しになっていた妻の両親の墓参りを、23日に行ってきました。
自転車で行ったので、浮いたガソリン代を「つもり募金」にすることに。
計算してみたら450円。
そんなもんか・・・。

高校生の時に観た映画「メリーポピンズ」の1シーンを思い出しながら、貯金箱へ入れました。
そのシーンの挿入歌「2ペンスを鳩に」は、こんな内容でした。

毎朝早く、セント・ポール大聖堂の階段に小柄な餌売りのおばあさんがやってきて、独特なやり方で人々に呼び掛ける。

「パンくずいっぱいの袋を買いにきてください。
 小鳥に餌をやってください。
 小鳥たちにあなたの優しさを見せれば、
 あなたは喜びを得られることでしょう。
 若い小鳥はお腹を空かし、巣には何もありません。
 すべてはあなたからの2ペンスで得られます。

 鳩に餌を。 一袋2ペンスです。
 2ペンス、2ペンス、一袋2ペンスです。 鳩に餌を。」

彼女がそう叫ぶと、頭上の空は鳥たちでいっぱいになる。

大聖堂のまわりの聖人や使徒は、彼女が餌を売る姿を見ている。
あなたはそれを見ることはできないけれど、あなたは知っている。
誰かが優しさを見せるたびに、彼らが微笑んでいることを。

彼女の言葉は短くシンプルだけど、聞いて、聞いて。
彼女はあなたに呼びかけている。

「鳩に餌を。 一袋2ペンスです。
 2ペンス、2ペンス、一袋2ペンスです。」


「2ペンスを鳩に」(歌:ジュリー・アンドリュース)




  


Posted by 迷道院高崎at 23:13
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2011年03月21日

上を向いて

彼岸の入りには1日早かったのですが、17日にお墓参りに行ってきました。
我が家から15kmほどの所にあるのですが、ガソリンの節約と運動不足解消を兼ねて、サイクリングとしました。

ちょうど計画停電の真っ最中で、信号が動いていませんでしたが、車も歩行者もお互いに譲り合っていました。
車も省エネ運転を心がけているのか、いつもより走り方が大人しいような気がします。

心配していたご先祖様の石塔も、一基だけ塀に寄りかかっていただけでした。
一族を守って頂いたお礼と、もろもろのお願いをしました。
お願いのあまりの多さに、ご先祖様も苦笑していたかもしれません。

来る時の猛烈な向い風が、帰る時にはとても楽ちんな送り風になってくれました。

何だか今、世の中の人が優しくなってるような気がします。
ラジオを聴く時間が増えましたが、リクエストされる曲も優しい励ましの曲が多いようです。

私のこれまで体験した辛かったことなど、塵一つの小ささにしか感じられない今ですが、辛かった時には、この歌をよく歌ってました。

作詞:永六輔、作曲:中村八大、歌:坂本九 「上を向いて歩こう」


長丁場になりそうです。

〇〇したつもりで募金(つもり募金)を続けようね、と妻と話しています。

  


Posted by 迷道院高崎at 14:55
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2010年11月09日

貧者の一灯

常にグンブロランキング首位を保つ昭和24歳さんの「黄昏て“爺放談”」
今日の記事「年越し派遣村は中止」を読んで、1年前に切り抜いておいた記事のことを思い出しました。


島田洋七が語る佐賀のがばいばあちゃんは、こう言ってたそうです。
「世の為、人の為なんて嘘や。まず、我が為、我が為、我が為や。」

私の尊敬する知人で詩墨画家・さとうともにさんも、困っている人を見て放っておけない人ですが、やはりこう言ってました。
「私は人の為になんて思ってない。みんな自分の為。そうすることで自分の気持ちが良くなる。それだけですよ。」

「インドでは、貧者が堂々と施しを受けている。それは施しをした人に功徳を積ませてあげて、いいことをしてるんだから。」
とは、さとうともにさんと、グンブロガー・蓮明さんのお二人から聞いた話です。

「貧者の一灯は、
     富者の万灯にも勝る功徳がある。」



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Posted by 迷道院高崎at 23:44
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2010年06月23日

号外!「飛脚姿で荷物配達」

我ながら、「最近、号外ネタが多いなぁ。」と、思ってはいるんですが・・・。
この新聞記事は、ネタにしない訳にいきません。


京都という町の風情が、民間企業をしてここまでさせたということでしょう。
町に住む人にとっても、観光に訪れる人にとっても、心地よい風景になることは明らかです。
ひいては、この企業の文化度の高さを感じさせ、企業イメージアップにつながることも間違いありません。

実は同じようなことを、「高崎観光振興計画」パブリックコメントの提案の中で、書いていました。


どうも、子どもの頃の記憶で、柳川町の置家さんの前にいつも停まっていた「輪タク」の姿が、強烈に焼き付いているようなんです。
柳家紫文師匠と知り合うきっかけともなった、「チトン、チントシャン♪」の記事にも「輪タク」が登場します。

昭和二年(1927)の高崎には、151台の「人力車」があったそうですが、昭和十年(1935)頃から自動車に押されて激減し、芸妓屋組合で持つ数台になってしまいます。
ところが、昭和二十年(1945)頃、自動車は戦争に供用されるようになり、それに代わって登場したのが、「人力車」に自転車を付けた「輪タク」という訳です。
「輪タク」は昭和三十年(1955)くらいまで、花柳界専用として残っていました。
(「高崎の明治百年史」より)


「輪タク」「飛脚姿の荷物配達」が似合うような、そんな町並みに高崎もなって欲しいと思っています。


  


Posted by 迷道院高崎at 05:42
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2010年06月18日

号外!「模範にならない中高年」

6月17日の上毛新聞「オピニオン21」での、柳家紫文師匠です。


「マナーが悪いのは意外にも中高年層なのです。」と言われて、頷いている中高年の方も多いんじゃないでしょうか。
でも、思い浮かぶのは他人様のマナーの悪さばかりで、自分のことじゃない・・・なーんてね。
気をつけなくっちゃ。

越川禮子さんのおかげで、「江戸しぐさ」なんてのが有名になりましたけど、あれって余計なトラブルを起こさないための、実学なんですね。
最近の、いわゆるマナー本とか、TVでやるマナー講座なんてのを見ると、どうもこじ付けっぽくて素直になれません。

たまに、往復はがきで出欠を求められることがありますが、面倒くさくて仕方ないんです。
返信先の「行」の字を線で消して、「様」って書くんでしょ?
始めから「様」ってしておいてもらうか、中途半端に「行」なんて書いてない方が有り難いんですけど。

他にも修正箇所が多過ぎると思うんです。
ご出席・ご欠席「ご」を消して、どちらかをで囲んで、「させて頂きます」と追記しなくちゃいけない。
ご住所・ご芳名も同様。
しかも、だんだんエスカレートしてきて、最近は、ひとこと言葉を添えないと心がこもってないんだとか・・・。

本来、受け取った人にそんな気を使わせないようにするのが、出す側のマナーだと思うんですけどねー。
でも、そんなことを言う私は、「マナーを知らない。」とよく叱られます(^^ゞ

紫文師匠の「粋」マナー本です。→
その中から、ひとつ。

「上座下座・参」
とあるマナー本で、エレベーターの席次というのがあって驚いた。
エレベーターに席次~!? さすがは日本人。
でも、いつ誰がこんなこと決めたんだろう?
「何々~? 2人の時は操作盤の前が下座?」たしかに、なるほど・・・。
ところが、それ以上の人数のときの並びが書いてあって唖然。
その人数によって乗る場所がきめ細かに決まっているらしい。
でもエレベーターって、ほかの人の迷惑にならないように、ささっと状況に応じて乗り降りするのが礼儀ってもんでしょ?
整然と、位置を気にしながら、エレベーターに・・・・・・乗らないよ、普通。
だいたいエレベーター自体、上へ行ったり下へ行ったり。
上(かみ)も下(しも)もあったもんじゃないでしょ。


お後がよろしいようで。

  


Posted by 迷道院高崎at 07:14
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2009年05月02日

白黒

わかってます! アナログで悪かったねぇ!

右上の「アナログ」という文字を見るたびに、
「絶対、アナログの最後を見届けるんだから!」
と決意を新たにしておりましたです。ハイ。

第一、我が家はいまだに液晶でもありません。
大画面でもありません。
ブラウン管です!21インチです!
確かに、消費電力は大きいかも知れません。
でも、見ない時は待機電力がかからないよう、元電源OFFにしてます。
だから、スイッチ入れてもなかなか画面が出てきません。

それが時代遅れだとでも言うのでしょうか?
ブログで、「昔がいい、昔がいい」って言ってるからでしょうか?
それとも、総務省の嫌がらせでしょうか?

←突然、テレビの画面が白黒になっちゃいました!

恐妻は、「色が無くなっちゃった!」ってびっくりしてましたけど、
私は、「あ、白黒っていいもんだなぁ。」なんて思ったんです。

すごく新鮮でした。
白黒なんですが、を想像しながら見てるんですね。

きっと、見ている人それぞれ違うを想像するんでしょうね。
それって、なんだか、良くないですか?
「みんなちがって、みんないい」・・・金子みすゞの世界です。

↓ 「詩を見る」をポチっと押して、ご覧ください。↓



  


Posted by 迷道院高崎at 19:56
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2009年03月28日

畳の縁が踏めない

子どもの頃に染みついた習性は、なかなか抜けることがない。

いまだに、の上を歩く時は、(へり)を踏まないように体が動く。
たぶん小さい頃に、親か誰かに言われたことがその一瞬、蘇るのだろう。

同じように、引き戸を閉める時は、隙間なくピシッと閉めないと気持ちが悪い。
子どもの頃、よそのおじさんにこう言われたからだ。

「○○坊、戸はきちんと閉めな。『馬鹿の三寸、間抜けの五寸、大馬鹿野郎の開けっ放し』って言うんだぜ。」

貧乏性も、いつの間にか習い性となってしまった。
無駄遣いをすると、気持ちが悪いのである。
定額給付金については、「どうします?」で書いたとおりだが、今日から実施された高速料金値下げの話も、どうにも気持ち悪くて仕方がない。

世界中で地球温暖化防止に取り組んでいる中、なぜ自動車で遊びに行くことを奨励するのだろう?
業績悪化で苦しんでいる運送業の人たちを対象にするなら、まだわかる。
ハイブリッドカーのような、省エネ車を対象にするなら、それもわかる。

高速料金値下げの条件はETCを付けていることだという。
だが、ETCの取付や運用にまつわる諸々の金が、天下り団体の懐に入るというではないか。
それらの金は、ほとんど全て無駄遣いされてしまうのだろう。

ETC購入助成金や、高速料金値下げ分は、すべて税金で補うことになる。
何のことはない、車に乗る人も乗らない人も、みんな税金の無駄遣いに加担させられている訳である。
「この国の形を変える」ということには、いっさい貢献しない。

畳の縁を踏めない私には、どうしても、どうしても・・・、
定額給付金を無駄遣いする気にはなれないのである。
要らなくなるかもしれないETCを買い、土日を選んでガソリンを撒き散らしてまで、政府の「無駄遣い奨励策」に加担する気にはなれないのである。

子どもの頃、高崎の町にも進駐軍のジープが走っていた。
子どもたちがジープの後を追うと、白人と黒人の兵士が、ポケットから小銭を出して投げ与える。
子どもたちは、争って拾っている。
兵士たちは、笑い声をあげながらそれを見ている。
5歳であったが、貧乏であったが、なぜか、拾う気にはなれなかった。

そんなことを思い出させる、定額給付金と高速料金値下げ騒ぎである。  


Posted by 迷道院高崎at 18:57
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2009年03月26日

捨てたもんじゃない!

「ぐんま派遣村」のお手伝いに行ってきました。
出がけに恐妻が言いました。
「派遣切りされた人と間違えられそうね。」
・・・そんな、いでたちだったようです。

派遣村の様子は事務局の正式発表に譲ることとして、私がお手伝いで感じたことをお話ししたいと思います。

私は2人のボランティアの方と一緒に、県庁前交差点で、ビラ配りをすることになりました。

交差点の角に立っていると、道行く人は、私たちを避けるようにして歩いていきます。
ビラを受け取る方もいれば、手を振って要らないという意思表示をする方もいます。

一計を案じ、本部へ戻ってポスターを使って即席の看板をつくり、募金箱も用意しました。
立つ場所も、信号機の手前に変更しました。

赤信号で、私たちの前に車が止まります。
多くの人は、私たちと目を合わさないようにしています。
そうですよね・・・。わかります、その気持ち。

中には、じっと看板に書いていることを読もうとしている人もいます。
そんな人は、ビラを差し出すと受け取ってくれます。

そんな繰り返しをしている内、一台の車の窓が開いて、男性ドライバーが千円札をヒラヒラさせています。
嬉しかったです!!

その後も、遥か後方の車から、妙齢の女性が手を振って呼んでいます。
「がんばってね!」と、500円を寄付してくれました。
嬉しいじゃないですか!!

グリーンドーム行きの競輪場シャトルバスのドアがいきなり開きました。
運転手さんが「がんばってよ!俺も同類項だから。」と、50円玉を入れてくれました。

後部座席に社長さんと思しき人を乗せた、黒塗りの乗用車が止まりました。
窓が開いて、中から「少ないけど・・・」と十万円ぐらいの札束を、

・・・くれるかなと思ったら、そのまま行ってしまいました。

でも、世の中、捨てたもんじゃありません!
その後も、「ごくろうさま!がんばってね!」と声をかけてくれたり、
後ろから、黙ってチャリーンとお金を入れてくれる人も出てきました。

昨日の雨が、山では雪になったようです。
バベルの塔のような県庁のビル風は、冷たく吹き荒んでいましたが、何だか少しは温かい心を感じられたように思います。
世の中、捨てたもんじゃありません!
  


Posted by 迷道院高崎at 17:47
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