この日の上毛新聞TAKATAIに、「へー!」と思いました。
いつも吉永哲郎氏の文と清水英寿氏の人形で、興味をそそられている「高崎人物図鑑」なんですが、この日は真塩紋弥が登場していたからです。
真塩紋弥という人物は、出身地の高崎でもあまり知られてないのではないでしょうか。
私も、4年程前に下小鳥町にある「首塚」を訪ねて、初めて知った人物なのですが。
真塩紋弥と秣場騒動についてご興味のある方は、この過去記事をご覧ください。
◇三国街道 帰り道(6)
◇三国街道 帰り道(7)
実は、この真塩紋弥の記事に、とても嬉しいコメントがあったんです。
小説家のたなか踏基(とうき)さんからです。
さらに、
と、なんともまぁ、面映ゆい限りです。
その後も、折々に執筆の進展をメールでお知らせ頂いておりましたが、つい最近、いよいよ12月上旬に全国配本されるというご連絡をいただきました!
書名は、「櫻樹の塚-文明開化に引き裂かれた真塩紋弥-」。
出版社は、数少ない書評専門紙の、「図書新聞」社です。
カバー装丁は「新宿鮫」などの装丁で著名な宗利淳一氏、表紙の帯文は、我々世代には懐かしい美人女優・松山容子さんの寄稿だそうです。
たなか踏基さんは、著名な歴史上の人物よりも、歴史の闇に埋もれた市井の人物に光を当てて描くことを執筆方針としていると仰っています。
現在は埼玉県上尾市にお住まいですが、高崎市岩鼻町や藤岡市小野に住まわれていたこともあって、群馬県を題材にした著作をいくつも書かれています。
「鷺の笛 中小坂鉄山秘聞」を読ませて頂きましたが、実に広範で細密な現地取材をされており、知らなかった地元の歴史遺産のことや、小栗上野介はじめ幕末における陰の重要人物達の織りなす世界が描き出されていて、実に面白い作品でした。
新作「櫻樹の塚-文明開化に引き裂かれた真塩紋弥-」も、きっと今まで知られていなかった真塩紋弥の人物像と、彼を取り巻く人間模様が描かれていることと思います。
ちらっとお聞きしたところでは、小栗上野介に関わる人物や、高崎五万石騒動のことも登場するようです。
「隠居の思ひつ記」読者の皆さんには、ぜひともお勧めしたい一冊です。
12月初旬を、一日千秋の思いで待っている迷道院からのご案内でした。
いつも吉永哲郎氏の文と清水英寿氏の人形で、興味をそそられている「高崎人物図鑑」なんですが、この日は真塩紋弥が登場していたからです。
真塩紋弥という人物は、出身地の高崎でもあまり知られてないのではないでしょうか。
私も、4年程前に下小鳥町にある「首塚」を訪ねて、初めて知った人物なのですが。
真塩紋弥と秣場騒動についてご興味のある方は、この過去記事をご覧ください。
◇三国街道 帰り道(6)
◇三国街道 帰り道(7)
実は、この真塩紋弥の記事に、とても嬉しいコメントがあったんです。
小説家のたなか踏基(とうき)さんからです。
「 | 迷道院高崎様初めまして! |
埼玉県上尾市在住のもの書きの「たなか踏基」と申します。
この度真塩紋弥に関する歴史小説を執筆したく各地を目下取材中です。 たまたま貴兄ブログに興味を抱き書き込みました。 私は昔岩鼻の日本化薬高崎研究所勤務で群馬縁の者です。 下仁田町の中小坂鉄山題材の近著『鷺の笛 中小坂鉄山秘聞』(幻冬舎ルネ)があります。 ご興味でしたら各図書館にありますので御高覧賜れば幸いです。」 |
さらに、
「 | 目下取材中で構想を練っている段階です… |
近々旧群馬町の某氏や群馬大学の某教授にお目に係りに参ります。諸兄の知見や助言をお寄せ下さい。 | |
拙著『鷺の笛』図書館で見つけられた由 拙著で小栗上野介にも触れています。ぜひ読後感を賜れば幸いです。 更に加賀藩分藩で現富岡に存在した小藩の七日市藩を描いた『七日市藩和蘭薬記』にも目をとめて下さると幸いです。 |
|
検索で貴兄ブログにとても惹かれたものです。 | |
日本化薬の社宅に十数年居住した経験で以下の箇所にも大変共感できましたよ(笑) >岩鼻牢獄の下り >同代官所跡」 |
その後も、折々に執筆の進展をメールでお知らせ頂いておりましたが、つい最近、いよいよ12月上旬に全国配本されるというご連絡をいただきました!
書名は、「櫻樹の塚-文明開化に引き裂かれた真塩紋弥-」。
出版社は、数少ない書評専門紙の、「図書新聞」社です。
カバー装丁は「新宿鮫」などの装丁で著名な宗利淳一氏、表紙の帯文は、我々世代には懐かしい美人女優・松山容子さんの寄稿だそうです。
たなか踏基さんは、著名な歴史上の人物よりも、歴史の闇に埋もれた市井の人物に光を当てて描くことを執筆方針としていると仰っています。
現在は埼玉県上尾市にお住まいですが、高崎市岩鼻町や藤岡市小野に住まわれていたこともあって、群馬県を題材にした著作をいくつも書かれています。
「鷺の笛 中小坂鉄山秘聞」を読ませて頂きましたが、実に広範で細密な現地取材をされており、知らなかった地元の歴史遺産のことや、小栗上野介はじめ幕末における陰の重要人物達の織りなす世界が描き出されていて、実に面白い作品でした。
新作「櫻樹の塚-文明開化に引き裂かれた真塩紋弥-」も、きっと今まで知られていなかった真塩紋弥の人物像と、彼を取り巻く人間模様が描かれていることと思います。
ちらっとお聞きしたところでは、小栗上野介に関わる人物や、高崎五万石騒動のことも登場するようです。
「隠居の思ひつ記」読者の皆さんには、ぜひともお勧めしたい一冊です。
12月初旬を、一日千秋の思いで待っている迷道院からのご案内でした。