Q. | 映画を撮ろうと思ったきっかけは? |
A. | 私は非暴力や平和学を学んできた。コスタリカのような、軍国主義とは違う道があることを、米国人に知ってもらいたいと映画を作った。米国では軍隊がない社会を現実と受け止めることが難しかったようで、『学べることはない』という意見が多かった。 |
Q. | 軍隊を持たない選択は、小さな国だからできるという指摘があるが。 |
A. | それは違う。小さい国でも外交力や国際法で国は守れると考えるべきだ。大国は貿易相手国が多く、国際社会でも影響力があるから、もっとできるはずだ。 |
Q. | 日本の憲法九条をどう評価するか。 |
A. | 九条はコスタリカの非武装憲法より世界に広く知られている。世界平和を実現するため、積極的に発信してほしい。コスタリカのように初等教育から戦争放棄や人権を素晴らしいこととして学ぶなど、もっとやれることがある。 |
Q. | 日本には自衛隊の存在を憲法に明記すべきだとの意見があるが。 |
A. | 政治指導者が憲法をごく一部でも書き換えようとする際は、その先にもっと抜本的な変化を起こそうとしていると考えるべきだ。大切なのは憲法が成立したときの理念などの原点に戻ること。成文憲法の素晴らしさは、いつでもそこに戻れる点だ。 |
想像してごらん 天国なんて無いんだと ほら、簡単でしょう? 地面の下に地獄なんて無いし 僕たちの上には ただ空があるだけ さあ想像してごらん みんなが ただ今を生きているって... |
想像してごらん 国なんて無いんだと そんなに難しくないでしょう? 殺す理由も死ぬ理由も無く そして宗教も無い さあ想像してごらん みんなが ただ平和に生きているって... |
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね でも僕一人じゃないはず いつかあなたもみんな仲間になって きっと世界はひとつになるんだ |
想像してごらん 何も所有しないって あなたなら出来ると思うよ 欲張ったり飢えることも無い 人はみんな兄弟なんだって 想像してごらん みんなが 世界を分かち合うんだって... |
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね でも僕一人じゃないはず いつかあなたもみんな仲間になって そして世界はきっとひとつになるんだ |
1945年 | 10月 4日 | マッカーサー 近衛文麿に憲法改正を示唆。 |
10月11日 | マッカーサー 幣原首相に「憲法の自由主義化」を示唆 | |
1945年 | 10月25日 | 政府 憲法問題調査委員会設置 |
11月?日 | 民間憲法研究會結成 | |
12月26日 | 民間憲法研究會「憲法草案要綱」を発表 GHQ 高く評価(日本政府案にも期待) |
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1946年 | 2月 1日 | 毎日新聞 日本政府案(天皇統治権、君主主義不変)のスクープ記事掲載 (GHQ 日本政府による憲法改正を断念) |
2月 3日 | マッカーサー 民政局に憲法改正案(GHQ草案)の作成指示 | |
2月 8日 | 政府 「憲法改正要綱」と「説明書」をGHQに提出 | |
2月13日 | GHQ 「憲法改正要綱」の受取りを拒否、GHQ草案を手交 | |
2月22日 | 政府 GHQ草案受入れを決定 | |
3月 6日 | マッカーサー 修正政府案を承認 | |
5月22日 | 吉田内閣成立 | |
6月 8日 | 枢密院本会議 憲法改正草案を可決 | |
8月24日 | 衆議院本会議 「帝国憲法改正案」を修正可決 | |
10月 6日 | 貴族院本会議 「帝国憲法改正案」を修正可決 | |
10月29日 | 枢密院本会議 「修正帝国憲法改正案」を可決 天皇 憲法改正を裁可 |
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11月 3日 | 日本国憲法公布 | |
1947年 | 5月 3日 | 日本国憲法施行 |