

ここも暴れ沢だったのでしょうか、道の反対側には電話BOXと並んで、観音様?お地蔵様?が建っています。

やれやれ、ここまでの道は歩道もなく、身の危険を感じるほどで、散歩道としてはお勧めできません。
できれば、往時の鎌倉街道のように、丘陵沿いに安心して歩ける道を造って欲しいものです。
現代の鎌倉街道は、この交差点を右に曲がります。

上信電鉄の踏切を渡り、道なりに進むと、雰囲気のある崖下の道に出ます。
ハナダイコンの中で、野ぼとけさん達がかくれんぼをしていました。


立派な地蔵堂は平成四年(1992)に新築されたようですが、中のお地蔵様はずいぶん前からここにいるのでしょう。
お疲れと見えて、座ってらっしゃいます。

山本宿とも呼ばれる鎌倉街道の宿場で、旅籠や寺があったそうです。
春霞に煙る風景を眺めていると、当時の宿場が見えたような気がしました。
山本宿方面へ行ってみたいところですが、明るい内にあの危険な県道を歩いて、車を止めたところまで戻らなくてはなりません。
「山の上の辻」から地蔵堂裏の道を通って、山名八幡宮を目指すことに致しました。
この続きは、また次回。
【山の上の辻】