前回に続き、「日本一しょうゆ」です。
いえいえ、前回の女将さん目当てじゃありません。
ここは、大間々です。
正式な社名は「(株)岡直三郎商店」、本社は東京都町田市、大間々は群馬工場、高崎の「岡醤油醸造」は関連会社ということになっています。
群馬工場は、天明七年(1787)に近江商人・岡忠兵衛が、「河内屋」の屋号で醤油醸造を始めた、同社発祥の地です。
高崎の「岡醤油醸造」はその支店として、明治三十年(1897)、四代目・岡宗一郎氏が開きました。
大間々店内の趣も、高崎店と同じく昔ながらの造りで、いい雰囲気を醸し出しています。
柱の陰に、女性がちょこっと写っているでしょ?
本当は、正面から撮らせて頂きたかったのですが、横顔になってしまいました。
お醤油屋さんの女性が美しいのは、普段から発酵食品に触れているせいなのでしょうか。
美しいのは外見だけではありません。
接客の仕方も、実に優しくて気持ちいいんです。
突然伺って、工場を見せて頂けないかと不躾なお願いをしたにも拘らず、嫌な顔も困った顔もせずに承諾して下さいました。
それどころか、「ちょうど今、従業員の会議が始まってしまって、説明担当がご案内できなくて申し訳ありません。」と仰る姿に、こちらの方が恐縮してしまいました。
板パレットの上に、何が載っているのか覗き込んでいると、「あ、搾り粕です。」と笑っていました。
鼻を近づけると、香ばしいお醤油のいい香りがしました。
動物の飼料になるのだそうです。
この餌を食べた動物は、みんな器量よしになることでしょう。
人間は、こちらを食べましょう。→
平成二十年に新発売の「醤油あいす」です。
帰り際、「充分なご説明ができず、申し訳ありませんでした。ぜひまたおいで下さい。お待ちしております。」
と、丁寧に見送って頂きました。
昔懐かしい建物だけでなく、昔懐かしい客あしらいの良さにも出逢えた、素敵なタイムトリップでした。
大間々町、いい町です!
そうそう、柳家紫文師匠お勧めの「ながめ余興場」もすぐ近くです。
いってんべー、いってんべー!
いえいえ、前回の女将さん目当てじゃありません。
ここは、大間々です。
正式な社名は「(株)岡直三郎商店」、本社は東京都町田市、大間々は群馬工場、高崎の「岡醤油醸造」は関連会社ということになっています。
群馬工場は、天明七年(1787)に近江商人・岡忠兵衛が、「河内屋」の屋号で醤油醸造を始めた、同社発祥の地です。
高崎の「岡醤油醸造」はその支店として、明治三十年(1897)、四代目・岡宗一郎氏が開きました。
大間々店内の趣も、高崎店と同じく昔ながらの造りで、いい雰囲気を醸し出しています。
柱の陰に、女性がちょこっと写っているでしょ?
本当は、正面から撮らせて頂きたかったのですが、横顔になってしまいました。
お醤油屋さんの女性が美しいのは、普段から発酵食品に触れているせいなのでしょうか。
美しいのは外見だけではありません。
接客の仕方も、実に優しくて気持ちいいんです。
突然伺って、工場を見せて頂けないかと不躾なお願いをしたにも拘らず、嫌な顔も困った顔もせずに承諾して下さいました。
それどころか、「ちょうど今、従業員の会議が始まってしまって、説明担当がご案内できなくて申し訳ありません。」と仰る姿に、こちらの方が恐縮してしまいました。
土蔵・大屋根・煉瓦煙突、ノスタルジー気分満喫です。
年季の入った大樽が、ずらーっと並んでいます。
中には、仕込まれたお醤油の原液が眠っています。
暖かくなると目を覚まして、ブツブツと話を始めるのだそうです。
中には、仕込まれたお醤油の原液が眠っています。
暖かくなると目を覚まして、ブツブツと話を始めるのだそうです。
板パレットの上に、何が載っているのか覗き込んでいると、「あ、搾り粕です。」と笑っていました。
鼻を近づけると、香ばしいお醤油のいい香りがしました。
動物の飼料になるのだそうです。
この餌を食べた動物は、みんな器量よしになることでしょう。
人間は、こちらを食べましょう。→
平成二十年に新発売の「醤油あいす」です。
帰り際、「充分なご説明ができず、申し訳ありませんでした。ぜひまたおいで下さい。お待ちしております。」
と、丁寧に見送って頂きました。
昔懐かしい建物だけでなく、昔懐かしい客あしらいの良さにも出逢えた、素敵なタイムトリップでした。
大間々町、いい町です!
そうそう、柳家紫文師匠お勧めの「ながめ余興場」もすぐ近くです。
いってんべー、いってんべー!
【「岡直三郎商店」群馬工場】