2010年03月01日

号外!「紫文の視点」と「ひたじ飯」

ちょっと日が経ってしまいましたが、上毛新聞のオピニオン21に、2回目の柳家紫文師匠の視点が載っていました。
号外!「紫文の視点」と「ひたじ飯」

大間々「ながめ余興場」、確かに素晴らしいですね。
このような建物を残してきた、大間々という町の文化度の高さに敬意を表します。
それにつけても、と、それらを残してこなかった我が高崎を、ついつい残念に思ってしまうのですが・・・。

紫文師匠は、「サライ」3月号で「市中見廻り食日記」と題して、江戸の粋なお店の紹介もしています。

そろそろ、高崎のご紹介もお願いしたいところなのですが・・・。
観光課の方、観光協会の方、観光業界の方、情報誌関係の方、ご検討よろしくお願い申し上げますです。

同じ日の「三山春秋」に、もうひとつ興味深い話が載っていました。
号外!「紫文の視点」と「ひたじ飯」作家・坂口安吾の母親の味「おけさ飯」が、高崎に住む村山京子さんの家に「ひたじ飯」という名前で伝わっているというのです。

どんなご飯なのか、ネットで「ひたじ飯」を検索しましたが、何もヒットしません。
「おけさ飯」ではいくつかヒットしますが、写真までは載っていません。
「三山春秋」の文中には、村山さんが昨秋投稿した記事があると書かれているので、そこには写真があるかも知れません。

号外!「紫文の視点」と「ひたじ飯」早速、上毛新聞社に問い合わせてみると、9月3日付けの新聞だということが分かりましたので、図書館へ行って記事を見つけたのですが、残念ながら写真は載っていませんでした。

そこでふと思ったのが、「ひたじ」とは、もしかして「したじ」ではないかということです。
お醤油のことを「おしたじ」とか「したじ」とか言いますので、ご飯にかける「すまし汁」が、お醤油の汁ではないかと思ったのです。
そこで、「したじ飯」で検索してみたら、ヒットしました!

みなみ7017さんのブログ、「今日の食い意地inにいがた」に写真が載っていますので、ご覧ください。

「したじ飯」というネーミング、いいですね。
「面、珍、短」のセオリー通りのネーミングです。

ところでみなさんは、高崎名物の食べ物って、何を思い浮かべますか?
「ひたじ飯」と「たてっけえし」、高崎名物にしてみませんか?
駅構内のうどん屋さん、駅前のうどん屋さん、観音山の茶店屋さん、ご検討よろしくお願い申し上げますです。




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Posted by 迷道院高崎 at 23:22
Comments(12)◆高崎雑感
この記事へのコメント
大間々の「ながめ余興場」画像を見ました。
いいですね~。芝居小屋って、懐かしい感じで・・・。タイムトラベルできそうですね。
桜の咲くころに行ったら素敵ですね。

「したじ飯」も見ました。素人はおいしい出し汁が作れないんです。
う~ん、食べてみたい・・・^^。
Posted by 風子  at 2010年03月02日 15:30
こんにちわ、1月下旬に並榎にあるお城のような家についてコメントした短足おじさんです。

いつも興味深いブログ、楽しく拝見しております。
所でこのブログの本題から外れますが、来週末に家族で墓参の為高崎の行く事にしました。

並榎に行くのは3月13日(土)午後の予定、
墓地は並榎神明社の近くです。
若しその頃名古屋ナンバーのクルマを見かけましたら是非声をかけてください。

尚当日の予定は早朝出発、まず川崎市の知人宅を訪問、それから関越道で高崎へ。
高崎では赤坂町の恵徳寺を訪問、それから並榎で墓参、その後前橋に行きまして群馬県立文書館へ(閉館時刻間際になりそう)、
こんな予定です。

不躾で大変失礼なのですが、一つご教示いただきたいことが有ります、並榎神明社辺りで駐車場はあるでしょうか。前回行ったのが7年前でその時はタクシーでしたので駐車場事情が分かりません。
駐車場がなければ、坂ノ下のボーリング場辺り又は常仙寺辺りかなあと考えています。
(でもボーリング場未だ有りますかねえ・・)
宜しくお願いいたします。
Posted by 短足おじさん  at 2010年03月02日 16:02
>風子さん

私も小屋の中に入ったのは1度だけですが、とにかくいい雰囲気でした。

桜の時期、すぐ下の高津戸渓谷の遊歩道も素敵ですよ。
ちょっと足をのばすと、鍾乳洞のある「小平の里」や、映画「眠る男」のロケ地になった「野口水車保存館」も、なかなかいいです。

あ、私も行きたくなっちゃった(^^)
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年03月02日 18:32
>短足おじさん様

早いものですねー。
もう3月になっちゃいましたものね。

並榎の神明社辺りの駐車場ですが、たぶんあっても月極駐車場だと思います。
昼間なら神明社の境内にも駐車できると思いますし、ボーリング場(パークレーン、まだ健在です!)の駐車場でも大丈夫ですよ。

パークレーンから君が代橋に向かって、右側を見ながら歩いて行けば、清水先生のお城はすぐ分かります。

お気を付けておいで下さい!
偶然お会いできたら、すごいことですね!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年03月02日 18:45
高崎にも演芸場欲しいですね・・・・・
その昔高崎にも「ヘルスセンター」が観音山にありましたけど(笑)。
Posted by 昭和24歳昭和24歳  at 2010年03月02日 20:08
こんばんわ、さっそくの連絡有難うございます。
あの辺りの地理は大体記憶にあるので分かると思います。

所で「したじ飯(ひたじ飯)」、今日の夕食に早速食べてみました。
いやあ、美味しいですね。
カミサンもこれはいけると喜んでいます。
ただし出汁が問題で、いい出汁が無いと美味しく出来ないようです。
我が家は幸い美味しい出汁があるのでそれを使ってみましたが、そこが問題かもしれません。
Posted by 短足おじさん  at 2010年03月02日 21:16
>昭和24歳さん

欲しいですよねー。
どこかそれに相応しいところが無いかと考えているんですが・・・。

落語のルーツは、お坊さんの説教話だと言いますから、お寺さんでもいいのかなぁ?
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年03月02日 22:56
>短足おじさん様

実行派ですねー!
もうおた飯ですか。あ、お試しですか。

美味しい出し汁をお持ちとは、羨ましい。
そういえば、愛知には「ひつまぶし」という名物がありましたね。
美味しい出し汁は、お手の物だった訳ですか。

「ひたじ飯」も、新潟から高崎へ、そして愛知へ伝わって、もしかするとイタリアのいくこさんにも伝わったりして、いやー、国際的な食べ物になりそうですね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年03月02日 23:05
迷道院様

13日(土)無事墓参を済ませました。
色々ご教示いただき有難うございました。
かなり欲張ったスケジュールだったので、翌14日に行く予定だった「かみつけの里博物館」は見る事が出来ず、復元前方後円墳を見ただけになってしまいましたが大変有意義な墓参でした。
重ねて御礼申し上げます。
Posted by 短足おじさん  at 2010年03月17日 17:02
>短足おじさん様

お礼のお言葉を頂き、恐縮です。
ご無事に墓参を済まされたとのこと、良かったですね。

愛知からは、何といっても遠いですから、お忙しかったでしょう。
予定されていた前橋文書館では、収穫がありましたか?

また、ごゆっくりお出かけください。
イタリアのいくこさんにも、よろしくお伝えください。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年03月17日 20:08
迷道院様

前橋の群馬県立文書館は閉館間際に飛び込んだのですが、皆さんに親切にしていただいて助かりました。
(時間が無いのは分かっていたので事前に出来る手続きは済ませてあったので)

結果1594年に先祖が書いた古文書のコピーが手に入りました。これから冷汗をかきながら読まねばなりません(泣)
(長文の書状(秘伝書のような物)で写真10枚になりました)

また興味深い事も・・ 先祖の一族と思われる人物が1601年(関が原の戦い直後)に家康の次男秀康に従って越前国(現福井県)に行ったらしい事を示す古文書も見つかりました。
この秀康は後に改姓し越前松平氏として江戸時代を通じて福井藩主でした。

こんな所です。面白いけれど後が大変・・・です。
Posted by 短足おじさん  at 2010年03月18日 09:49
>短足おじさん様

ほーっ、それは凄い史料が見つかったものですね!
ご一族の歴史の扉が、また一つ開いた訳ですね。

古文書を読み解くのは、さぞかし大変なことと思いますが、楽しみですね。
遠い高崎から、ご成就を祈念しております!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年03月18日 19:41
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号外!「紫文の視点」と「ひたじ飯」
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