「権田の七つ石」の内、「鳴石」「イボ石」「腹切り石」「ゆるぎ石」は現物を見ることができ、「ゴンゾウ石」はここにあったという場所を見ることができました。
残るは、あと2つですが。
公民館の塚越さんに頂いた資料には、こう書かれています。
「剣磨石」は所在不明、「立石」は見ることができないと書いてあります。
ところが塚越さんによると、その二つの石を見たことがあるという人がいるというのです。
「鳴石」集落にお住いの戸塚さんという方だというので、さっそく訪ねてみました。
戸塚さんのお話では、自宅のすぐ下を流れる「至り沢」に、てっぺんに穴が開いている大きな石があるといいます。
「滝ノ沢」でなく、「至り沢」ですか。
戸塚さん自身も、「それが剣磨石かどうかは分からないが」とは仰るのですが。
近くだというので行ってみようと思いましたが、けっこう深い沢で、電気柵が張り巡らされていたので諦めました。
後日、地図を持って再訪し、この辺だという場所を教えて頂きました。
残る一つ、「立石」ですが、戸塚さんのお話からすると、相当な山の中らしいです。
何度もその辺の山へ猪狩りに行っていた戸塚さんも、木々の葉が茂っている時は気付かなかったと言います。
ここも、地図上でこの辺だという場所を教えてもらいました。
若い時なら、すぐにでも探しに行くところですが、今はちょっと自信がありません。
このブログを見た人で、見つけたよという人は、ぜひご一報を。
ただ、猪が出没するらしいので、くれぐれも気をつけて頂きますように。
さて、これで曲がりなりにも「権田の七つ石」を調べることができたのですが、もうひとつ、「七つ石」になくて「五名石」に入っている、「夫婦石」(めおといし)というのがあるんです。
でも・・・、
ということで、もう無くなっちゃったようです。
そこで、権田ではないのですが、別の「夫婦石」をご紹介しましょう。
場所は、「落合の双体道祖神」のすぐ上です。
ふ~ん、なるほどね。
2016年5月からスタートした「史跡看板散歩」シリーズは、今回を以て完結といたします。
長い間お付き合い頂いた読者の皆様方に、厚く御礼申し上げます。
このあと、どんなシリーズにするか只今思案中であります。
始まりましたら、またよろしくお願い申し上げます。
残るは、あと2つですが。
公民館の塚越さんに頂いた資料には、こう書かれています。
剣磨石 (ケンズリ イシ) |
剣磨石は権田字滝ノ沢にあります。 昔、竜が昇天する時に、竜の尾剣で石を揉み穿った穴があるといいます。 ※現在その所在は不明です。 |
立石 (タテイシ) |
立石は権田字立石原にあります。柱状の大きな石が立っていることから起こりました。 この石から立石原という地名になりました。 ※よく目立つ石であったため、榛名古道の道しるべの一つになっていたと考えられます。 現在は周囲の樹木が大きくなってしまったため、遠くから見ることができません。 |
「剣磨石」は所在不明、「立石」は見ることができないと書いてあります。
ところが塚越さんによると、その二つの石を見たことがあるという人がいるというのです。
「鳴石」集落にお住いの戸塚さんという方だというので、さっそく訪ねてみました。
戸塚さんのお話では、自宅のすぐ下を流れる「至り沢」に、てっぺんに穴が開いている大きな石があるといいます。
「滝ノ沢」でなく、「至り沢」ですか。
戸塚さん自身も、「それが剣磨石かどうかは分からないが」とは仰るのですが。
近くだというので行ってみようと思いましたが、けっこう深い沢で、電気柵が張り巡らされていたので諦めました。
後日、地図を持って再訪し、この辺だという場所を教えて頂きました。
残る一つ、「立石」ですが、戸塚さんのお話からすると、相当な山の中らしいです。
何度もその辺の山へ猪狩りに行っていた戸塚さんも、木々の葉が茂っている時は気付かなかったと言います。
ここも、地図上でこの辺だという場所を教えてもらいました。
若い時なら、すぐにでも探しに行くところですが、今はちょっと自信がありません。
このブログを見た人で、見つけたよという人は、ぜひご一報を。
ただ、猪が出没するらしいので、くれぐれも気をつけて頂きますように。
さて、これで曲がりなりにも「権田の七つ石」を調べることができたのですが、もうひとつ、「七つ石」になくて「五名石」に入っている、「夫婦石」(めおといし)というのがあるんです。
でも・・・、
「 | 夫婦石は権田字至り沢にあります。大きな石が重なり合っていることから、この名前で呼ばれました。 ※至沢川の河川工事で失われてしまいました。」 |
そこで、権田ではないのですが、別の「夫婦石」をご紹介しましょう。
場所は、「落合の双体道祖神」のすぐ上です。
ふ~ん、なるほどね。
2016年5月からスタートした「史跡看板散歩」シリーズは、今回を以て完結といたします。
長い間お付き合い頂いた読者の皆様方に、厚く御礼申し上げます。
このあと、どんなシリーズにするか只今思案中であります。
始まりましたら、またよろしくお願い申し上げます。