2012年03月28日

街角ミュージアム

街角ミュージアム商店街が一斉に休日となる水曜日。

人通りもまばらな町なかの一角に、立ち止まって何かに見入る人たちがいます。↓
街角ミュージアム



「懐かしい高崎 昔の絵ハガキ展」と書かれていて、大きく引き伸ばされた絵ハガキが、ウィンドウの内側にずらーっと並べられています。

この絵ハガキ、連雀町にある「さいち民芸店」のご主人が、コツコツと収集していたものなんです。
膨大な枚数の絵ハガキを、すべて見せて頂いたことがあるんですが、今回はその中から20数点を選んだということです。

展示している所は、旧アサヒ商会のビル1階の空き店舗です。
「さやもーる」連雀町通りの角地という一等地ながら、なかなかテナントが入らず、シャッターが下りたままでは町の印象が損なわれてしまうと、商店街の方々が頭をひねったようです。

昨年の10月には、ここで「高崎まちなか寄席」なども開いておりますが、永続性をという考えで今回の「昔の絵ハガキ展」を企画したとのことです。
この話を聞いた時、すごくいい企画だと思いましたし、心底嬉しかったです。

街角ミュージアム「お金を掛けない、手づくりの展示で恥ずかしい。」と仰りますが、どうしてどうして立派なもんです。

人力車までディスプレイに使っていますし、「高崎のラストサムライ」が写っている絵ハガキもありまして、これなどはぜひご覧頂きたい一枚です。

一応、展示期間は4月14日(土)くらいまでを予定しているようですが、注目度が高ければ、第二弾、第三弾と続けていくそうですので、沢山の方のお越しをお願い申し上げます。
また、「さいち民芸店」さんはすぐ真ん前ですので、寄り込んでみてください。
面白い話が、沢山聞けると思いますよ。

この「街角ミュージアム」が発展して、町歩きの人たちの「お休み処」として使われるようになったらいいな、と思います。
そして、高崎のあちこちに、このような「街角ミュージアム」ができることを、心から願っている迷道院高崎です。


【街角ミュージアム】





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Posted by 迷道院高崎 at 17:33
Comments(2)高崎町なか
この記事へのコメント
迷道院高崎様

ご紹介いただき有難うございます。

お陰様で、年配の方々を中心に、結構立ち止まって覗いていただけるので、展示して良かったと思っております。

旧あさひ商会の店舗も、過っては高崎の中心地であり、現在でもそれなりに人通りは多い場所ではありますが、面積が広すぎるせいか、なかなかテナントが決まらないようです。
「懐かしい高崎昔の絵はがき」は4月14日までで、あとは、4月22日過ぎから、昭和28年まで走っていた「路面電車」の写真展を、これも手作りでお見せしたい、と予定しております。キチンと決定いたしましたら、お知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。
Posted by さいち民芸店  at 2012年03月29日 20:23
>さいち民芸店様

いやー、いい企画です!
嬉しくてたまりません。

高崎に住む人にも、高崎を訪れる人にも、
楽しめる企画だと思います。
記事中でも述べましたが、高崎のあちこち
にこのようなスペースができて、町歩きを
楽しめるようになったら素晴らしいと思います。

第二弾の路面電車編も、楽しみにしております。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2012年03月29日 21:28
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