12月6日付の上毛新聞に
←こんな記事が載りまして、ちょいと物議を醸しているようです。
大澤知事の言う「貴重で高価な下仁田ネギは、なかなか手に入らなかった」ので、想像で絵札を描いたのだろうということには同意しながらも、「私たち(太田市)の方の長ネギだ」という発言は如何なものかとする「下仁田ジオパーク 応援団」のご意見あり。
また、「いくら当時、市場に下仁田ネギが出回っていなかったとはいえ、作画を担当した画家が、現物を見ずに絵を描きますか?」というご意見も。
問題の絵札に描かれた下仁田ネギのルーツを取材した、温泉ライター・小暮淳さんのブログです。
これが、小暮淳さんの書いた「ちいきしんぶん」の記事です。
そして実は、迷道院の「一日千秋 「櫻樹の塚」」でご紹介した作家・たなか踏基さんも、ひょんなことから下仁田ネギのルーツかも知れない国を訪れていたんです。
英国人技師らにより国内初の洋式高炉が建設された下仁田に、英国ウェールズの特産品である「リーキ」にそっくりなネギがあるんですよ!
これを偶然と言えるでしょうか。
←これが、ウェールズの特産品「リーキ」です。
そして、これ↓がウェールズの旗です。
Wikipediaによると、「リーキ」は「国内では長野県池田町や茨城県取手市などで、わずかに特産品づくりとしての試験的な生産が試みられて」いるだけとあります。
小暮淳さんの記事にも、「信州から来た商人が種を持ち込んだのではないか」とありますから、これはどうやら、つながっていそうです。
さらに、「リーキ」がウェールズの国花になっているというので調べてみたら、こんな面白いページを見つけました。
◇「ガイドブックに載っていない英国ウェールズ案内」
いやー、なんとも興味深い「下仁田ネギ」でありました。