「歴史遺産を生かした地域づくり・まちづくり」ということなので、高崎経済大学公開講演会に行ってみました。
講師は、産業考古学会会長の伊東孝氏。
肩書がものすごいです。
・日本大学理工学部非常勤講師、上席研究員
・内閣府「稼働資産を含む産業遺産に関する有識者会議」委員
・史跡佐渡金銀山遺跡保存管理委員会委員
・錦帯橋世界文化遺産専門委員会委員
・埼玉県、富山県文化財保護審議委員
・日本ICOMOS「技術遺産」小委員会主査
・「勝鬨橋をあげる会」代表
一人で、こんなに沢山の仕事が持てるもんなんですね。
「隠居」という肩書しか持たない迷道院は、びっくりです。
お話しの中で、面白いなと思ったのは、こんな話です。
遺産を巡る用語の解説や、産業遺産というものの説明に相当の時間を掛けたので、迷道院の一番聞きたかった「地域づくり・まちづくり」の話は、残念ながらあまり突っ込んだお話は聞けませんでした。
結論のスライドだけ、ご紹介しておきます。
要は、遺産をただ残しておくだけではダメで、
◎ベストなのは現役で稼動していること
○それが無理なら、部分的に動かしたり、語り部を置くこと
・そして、「面白い!」とか「へー!」という発見があること
だそうです。
さらに、リピーターとしてまた来てもらうには、
◎そこへ行かなければ食べられないものや、できない体験を用意しておく必要がある。
ということです。
最後に質問タイムがありましたので、こんな質問をしてみました。
「高崎地域で、これはという産業遺産がありますか?」
すると、
「うーん、・・・それは経大の先生の方が・・・。」
というお答えでした。
振られた経大の先生は、
「新町の屑糸紡績とか、高崎城址とか、音楽センターとか・・・。」
伊東氏も、それに触発されたように、
「あー、白衣観音もそうだし、今日経大の先生に聞いたんですが、高崎には『流れ橋』(佐野橋のこと)があるというので驚きました。」
と仰っていました。
つまり、あまり無いってことなんでしょうね。
でも本当は、高崎にも「高崎亜炭鉱」というすごい産業遺産があるはずです。
世界遺産を目指す富岡製糸も、高崎の亜炭がなければ稼動できなかったと聞きます。
しかし、それを使って世界遺産ブームにあやかろうという気は、残念ながら高崎にはなさそうです。
この日、会場に高崎市役所の方がいらっしゃってたかどうか分かりませんが、群馬県立歴史博物館学芸員の手島仁先生は聴講にみえてました。
手島先生は、いま「前橋市歴史遺産活用委員会」のブレーンとして、いろいろなアイデアと歴史的な裏付けをされておられるようです。
その取り組みの中に、前橋の「れんがシルク遺産」を「富岡製糸場と絹産業遺産群」と連携させようとする計画もあります。
手島先生に、「前橋は先生が力を入れているから、高崎は負けちゃいそうですね。高崎もよろしくお願いしますよ。」と言ったら、「いやー、高崎は頑張ってるから大丈夫ですよ。」と、仰っていました。
だいじょうぶですか?高崎・・・。
講師は、産業考古学会会長の伊東孝氏。
肩書がものすごいです。
・日本大学理工学部非常勤講師、上席研究員
・内閣府「稼働資産を含む産業遺産に関する有識者会議」委員
・史跡佐渡金銀山遺跡保存管理委員会委員
・錦帯橋世界文化遺産専門委員会委員
・埼玉県、富山県文化財保護審議委員
・日本ICOMOS「技術遺産」小委員会主査
・「勝鬨橋をあげる会」代表
一人で、こんなに沢山の仕事が持てるもんなんですね。
「隠居」という肩書しか持たない迷道院は、びっくりです。
お話しの中で、面白いなと思ったのは、こんな話です。
「 | かつて【遺産】という言葉は、【栄えていたものが衰退した跡】という、どちらかというとマイナスのイメージを持たれていた。 |
しかし、【世界遺産】がユネスコによって採択されてから、ようやくプラスのイメージをもたれるようになってきた。 |
|
ユネスコで【世界遺産】が採択されたのは1972年だが、日本がそれを批准し加盟したのは20年後の1992年だった。それは、先進国となった日本が加盟するには多額の供託金が必要で、そこまでして加盟すべきかどうか決断するのに20年かかったから。」 |
遺産を巡る用語の解説や、産業遺産というものの説明に相当の時間を掛けたので、迷道院の一番聞きたかった「地域づくり・まちづくり」の話は、残念ながらあまり突っ込んだお話は聞けませんでした。
結論のスライドだけ、ご紹介しておきます。
要は、遺産をただ残しておくだけではダメで、
◎ベストなのは現役で稼動していること
○それが無理なら、部分的に動かしたり、語り部を置くこと
・そして、「面白い!」とか「へー!」という発見があること
だそうです。
さらに、リピーターとしてまた来てもらうには、
◎そこへ行かなければ食べられないものや、できない体験を用意しておく必要がある。
ということです。
最後に質問タイムがありましたので、こんな質問をしてみました。
「高崎地域で、これはという産業遺産がありますか?」
すると、
「うーん、・・・それは経大の先生の方が・・・。」
というお答えでした。
振られた経大の先生は、
「新町の屑糸紡績とか、高崎城址とか、音楽センターとか・・・。」
伊東氏も、それに触発されたように、
「あー、白衣観音もそうだし、今日経大の先生に聞いたんですが、高崎には『流れ橋』(佐野橋のこと)があるというので驚きました。」
と仰っていました。
つまり、あまり無いってことなんでしょうね。
でも本当は、高崎にも「高崎亜炭鉱」というすごい産業遺産があるはずです。
世界遺産を目指す富岡製糸も、高崎の亜炭がなければ稼動できなかったと聞きます。
しかし、それを使って世界遺産ブームにあやかろうという気は、残念ながら高崎にはなさそうです。
この日、会場に高崎市役所の方がいらっしゃってたかどうか分かりませんが、群馬県立歴史博物館学芸員の手島仁先生は聴講にみえてました。

その取り組みの中に、前橋の「れんがシルク遺産」を「富岡製糸場と絹産業遺産群」と連携させようとする計画もあります。
手島先生に、「前橋は先生が力を入れているから、高崎は負けちゃいそうですね。高崎もよろしくお願いしますよ。」と言ったら、「いやー、高崎は頑張ってるから大丈夫ですよ。」と、仰っていました。
だいじょうぶですか?高崎・・・。