箕郷町柏木沢の「市立箕郷第二保育園」近くの角地に、「新屋敷(あらやしき)の百庚申」があります。
無造作に置いてあるだけのように見えますが・・・。
近くを流れる「群馬用水」や道路拡幅の工事によって、ここに集められたのだそうです。
「百庚申」前の細道を行くと、「群馬用水」の水路に出ます。
ずーっと向こうに、水路を挟んで左手にお寺の甍、右手には森が見えます。
行ってみると、なかなか立派な山門です。
脚下に、四角と丸と三角が埋め込んであります。
何でも、江戸時代の禅僧・仙厓義梵(せんがい・ぎぼん)の禅画にそういうのがあるそうで、たぶんそれなのでしょう。

NHKの「日曜美術館」で、仙厓のことを取り上げていましたので、一部抜粋してみました。
人間、歳とともに角が取れて丸くなると言われますが、自然とそうなるもんでもなさそうで。
ということでこのお寺、禅宗なのかなと思ったら天台宗でした。
本堂の左手前には、「南瀧不動尊」というのが祀られていました。
「南瀧」というのがあったんですね。
そういえば、「群馬用水」の右手に見えた森は「八幡宮」で、
「向瀧八幡宮」というらしいです。
「南瀧」と「向瀧」は、同じ滝なんでしょうか。
「箕郷町誌」を見てみると、「不動寺」の所在地が「柏木沢向滝」となっていましたので、違うみたいです。
神仏混淆時代の名残なんでしょう。
「南瀧」があったという所を見てみたくなって、「不動寺」のすぐ脇を流れる「初瀬川」へ行くと、川辺にたくさんの石碑や庚申塔が建っていました。
新屋敷の百庚申もここへ移せば、もっとゆったりできたろうになぁ。
そしてここにも、「蚕影碑」が建っていました。
ここから東南600mほどの所が、「南瀧」があったという、「初瀬川」と「唐沢川」の合流点です。
河川工事で「南瀧」はなくなったということですが、その面影は感じられます。
いやー、今回、「新屋敷の百庚申」を見て、こりゃどうしたもんかと思ったのですが、どうしてどうして、近くに面白いものがたくさんあって助かりました。
流石ですな、箕郷町。
無造作に置いてあるだけのように見えますが・・・。
近くを流れる「群馬用水」や道路拡幅の工事によって、ここに集められたのだそうです。
「百庚申」前の細道を行くと、「群馬用水」の水路に出ます。
ずーっと向こうに、水路を挟んで左手にお寺の甍、右手には森が見えます。
行ってみると、なかなか立派な山門です。
脚下に、四角と丸と三角が埋め込んであります。
何でも、江戸時代の禅僧・仙厓義梵(せんがい・ぎぼん)の禅画にそういうのがあるそうで、たぶんそれなのでしょう。

NHKの「日曜美術館」で、仙厓のことを取り上げていましたので、一部抜粋してみました。
人間、歳とともに角が取れて丸くなると言われますが、自然とそうなるもんでもなさそうで。
ということでこのお寺、禅宗なのかなと思ったら天台宗でした。
本堂の左手前には、「南瀧不動尊」というのが祀られていました。
「南瀧」というのがあったんですね。
そういえば、「群馬用水」の右手に見えた森は「八幡宮」で、
「向瀧八幡宮」というらしいです。
「南瀧」と「向瀧」は、同じ滝なんでしょうか。
「箕郷町誌」を見てみると、「不動寺」の所在地が「柏木沢向滝」となっていましたので、違うみたいです。
神仏混淆時代の名残なんでしょう。
「南瀧」があったという所を見てみたくなって、「不動寺」のすぐ脇を流れる「初瀬川」へ行くと、川辺にたくさんの石碑や庚申塔が建っていました。
新屋敷の百庚申もここへ移せば、もっとゆったりできたろうになぁ。
そしてここにも、「蚕影碑」が建っていました。
ここから東南600mほどの所が、「南瀧」があったという、「初瀬川」と「唐沢川」の合流点です。
河川工事で「南瀧」はなくなったということですが、その面影は感じられます。
いやー、今回、「新屋敷の百庚申」を見て、こりゃどうしたもんかと思ったのですが、どうしてどうして、近くに面白いものがたくさんあって助かりました。
流石ですな、箕郷町。
【新屋敷の百庚申】
【不動寺・向瀧八幡宮】
【南瀧があった場所】