
上州テレビ「高崎わたしばなし」が面白い!でご紹介しましたね。
今宵12日は、「どどいつナイト」の第一回。

都々逸の祖は、江戸末期に活躍した都々逸坊扇歌(どどいつぼう・せんか)という寄席芸人だそうです。
都々逸は七・七・七・五で唄われるけど、このリズムは俗謡の基本形だから、都々逸だと思われてないものも七・七・七・五になってるのが多いということです。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は 百合の花」
「めでためでたの 若松さまよ 枝も栄えて 葉も繁る」
「どこの誰だか 知らないけれど 誰でもみんな 知っている」
高崎では有名な
「お江戸見たけりゃ 高崎田町 紺の暖簾が ひらひらと」
も、七・七・七・五。
じゃ、みなさんも都々逸をつくってみましょうよ、ということで、みんなでお題を出すことに。
「高崎」 「大雪」 「いわし」 「オリンピック(五輪)」 「連雀町」 「からっ風」 「かみなり」 「風邪」 「桃」 「お墓」
と、十のお題が出そろいました。

きっと頭の中は、七・七・七・五でフル回転。
紫文師匠は、手持ち無沙汰。
さ、発表ですよ!
トップ引きは、
「信号待ちで ミニスカ発見
吹けよ吹くんだ からっ風」
紫文師匠の絶賛に、「あぁ、これでいいのか。」と安心したメンバーが、俄然後に続きます。
「降ったよ大雪 高崎真っ白
車動かず 腹減った」
「雪をかきかき 汗をかきかき
目指す先には 朝ビール」
「あんな大雪 一生一度
輪になり語る 保育園」
「トリノ五輪が 4年前だと
思い込んでた さっきまで」
「高崎連雀 中山通り
今宵幕開け どどいつ部」
「ちょっと風邪気味 微熱があるの
ほんとは隣の 君のせい」
「ボードのように 滑って廻る
姑怒って パーフェクト」
「山の大雪 帰れぬ家路
泊った会社の 床で寝る」
「風邪を引いたら 寝てればいいに
起きて働く 貧乏人」
みんな、大いに笑って打ち解けました。
次回のお題と日にちを決めて、大成功の内にお開きに。
このまま別れがたいメンバーは、そろって田町の屋台村「恋文横丁」へ繰出します。
頭の中では、まだ七・七・七・五が駆けずり回っているようでしたが、話題はいつか町づくりにも。
いろんな立場の、いろんな年代、いろんな地域の人と話ができました。
これって、言ってみれば「高崎茶話会どどいつ部」じゃない?
次回が楽しみになりました。
みなさんも、どうぞ気軽にご参加くださいな。
【次回予定】
・日時:3月12日(水) 19時~
・場所:coco.izumi
・参加費:1,500円
・次回のお題
「卒業式」 「ひなまつり」 「耳」 「花粉症」 「消費税」
「春」 「何だった」 「薄着」 「引越し」
◇Facebook「高崎どどいつ部」
【coco.izumi】