入口を入った途端、幻想的なディスプレイに驚かされる「遠野市立博物館」です。
昔の遠野の祭りの様子が、大きなパネルになっていました。
←こんなのも、ありました。
目線は、どうしても下の方にいってしまいます。
「雨風祭り」という、二百十日の被害を少なくするためのお祭りに使う藁人形だそうです。
それにしても・・・デカイ。
河童情報の大募集をしていました。→
本気らしいです。
現に、情報が寄せられています。↓
こんな努力が実ってか、遠野市は世界妖怪協会から「怪遺産」に認定されています。
沢山ある展示物の中で一番気に入ったのが、昔の様子を再現したビデオパネルです。
ジオラマと人間の実写を組み合わせた、臨場感あるものになっています。
また、画面内の職業名をタッチすると、登場人物が説明をするような仕組みになっていて、とても面白かったです。
2010年4月にリニューアルされた遠野市立博物館は、町の外れではありますが、遠野駅から600mしか離れていません。
市立図書館と同じ建物になっていて、すぐ隣には宿泊施設の「あえりあ遠野」もあり、町なかの観光エリアだって500mという近さです。
翻って我が高崎の歴史民俗資料館は、駅から6kmも離れています。
高崎市歴史民俗資料館には、貴重な資料が保管・展示され、職員の方々は実に献身的に高崎の歴史を紹介しておられます。
しかし、観光旅行者にここまで来て頂くことは、ほとんど期待できないでしょう。
考えてみれば、高崎の町なかには非公開になっている蔵造りの建物が、まだまだ沢山残っています。
それらを、高崎の歴史を紹介する場として活用できないものでしょうか。
町なかに蔵造りの高崎歴史民俗資料館。
想像しただけでも素敵ではありませんか。
蔵の所有者の方々に、ぜひお願いしたいのです。
歴史民俗資料館として、蔵を使わせていただけませんか。
行政の方々に、ぜひお願いしたいのです。
一歩を踏み出していただけませんか。
歴史民俗資料館として、蔵を使わせていただけませんか。
行政の方々に、ぜひお願いしたいのです。
一歩を踏み出していただけませんか。