いつも、安中・板鼻の歴史を紹介して下さる、グンブロガー・風子さん。
その風子さんの記事にあった「板鼻昔物語」に対抗(?)して、
今日は高崎の「本町今昔物語」のご紹介です。
この本は、平成16年(1998)に行われた、
「本町今昔フェスティバル」の一環として発行されました。
監修・執筆は、高崎経済大学の高階勇輔名誉教授と、郷土史家・森田秀策氏です。
「本町今昔フェスティバル」の仕掛け人は、本町の老舗茶舗・「水村園」の小見勝栄社長です。
その呼び掛けに応えた本町住民の、文字通りの手づくりイベントでした。
「本町今昔物語」のあとがきで、小見社長はこう述べています。
実は、小見社長から頂戴するまで、この本の存在を知りませんでした。
フェスティバルの時の限定販売ということもあるのですが、
「図書館にもないですよね。」と言うと、
「図書館には、渡してあると思うけどなぁ。」と仰います。
あとで、図書館の蔵書を検索してみると確かに2冊ありましたが、郷土資料室の書庫に禁帯として仕舞い込まれています。
どうりで、見たことがなかった訳です。
ビデオの時もそうでしたが、図書もまた郷土の資料は、人知れず倉庫に眠り続けているようです。
大金を投じて新築する新図書館では、このようなことがないように祈るばかりです。
そんな貴重な「本町今昔物語」。
次回から、その中身を少しづつご紹介していきたいと思います。
その風子さんの記事にあった「板鼻昔物語」に対抗(?)して、
今日は高崎の「本町今昔物語」のご紹介です。
この本は、平成16年(1998)に行われた、
「本町今昔フェスティバル」の一環として発行されました。
監修・執筆は、高崎経済大学の高階勇輔名誉教授と、郷土史家・森田秀策氏です。
「本町今昔フェスティバル」の仕掛け人は、本町の老舗茶舗・「水村園」の小見勝栄社長です。
その呼び掛けに応えた本町住民の、文字通りの手づくりイベントでした。
「本町今昔物語」のあとがきで、小見社長はこう述べています。
「 | 私達が今「本町今昔フェスティバル」の一環として本書の刊行を決意したのは、バブルの弾けた構造的不況や、展望を開けない閉塞状況の社会にあって、私達の先人達がどのように生き、どのように町づくりに取り組んだのか、その歴史を学ぶことがきわめて大切なことだと気が付いたからだ。 |
(略) |
高崎の最も古い町、交通の拠点であった本町も、空地、空店舗も多く、往時を偲ぶ歴史的建築物も、時間に任せれば崩落の宿命である。 今私達はこうした現実を直視し、未来の展望を切り開くための行動を開始すべき時と考えます。」 |
実は、小見社長から頂戴するまで、この本の存在を知りませんでした。
フェスティバルの時の限定販売ということもあるのですが、
「図書館にもないですよね。」と言うと、
「図書館には、渡してあると思うけどなぁ。」と仰います。
あとで、図書館の蔵書を検索してみると確かに2冊ありましたが、郷土資料室の書庫に禁帯として仕舞い込まれています。
どうりで、見たことがなかった訳です。
ビデオの時もそうでしたが、図書もまた郷土の資料は、人知れず倉庫に眠り続けているようです。
大金を投じて新築する新図書館では、このようなことがないように祈るばかりです。
そんな貴重な「本町今昔物語」。
次回から、その中身を少しづつご紹介していきたいと思います。