6月17日の上毛新聞「オピニオン21」での、柳家紫文師匠です。

「マナーが悪いのは意外にも中高年層なのです。」と言われて、頷いている中高年の方も多いんじゃないでしょうか。
でも、思い浮かぶのは他人様のマナーの悪さばかりで、自分のことじゃない・・・なーんてね。
気をつけなくっちゃ。
越川禮子さんのおかげで、「江戸しぐさ」なんてのが有名になりましたけど、あれって余計なトラブルを起こさないための、実学なんですね。
最近の、いわゆるマナー本とか、TVでやるマナー講座なんてのを見ると、どうもこじ付けっぽくて素直になれません。
たまに、往復はがきで出欠を求められることがありますが、面倒くさくて仕方ないんです。
返信先の「行」の字を線で消して、「様」って書くんでしょ?
始めから「様」ってしておいてもらうか、中途半端に「行」なんて書いてない方が有り難いんですけど。
他にも修正箇所が多過ぎると思うんです。
ご出席・ご欠席は「ご」を消して、どちらかを丸で囲んで、「させて頂きます」と追記しなくちゃいけない。
ご住所・ご芳名も同様。
しかも、だんだんエスカレートしてきて、最近は、ひとこと言葉を添えないと心がこもってないんだとか・・・。
本来、受け取った人にそんな気を使わせないようにするのが、出す側のマナーだと思うんですけどねー。
でも、そんなことを言う私は、「マナーを知らない。」とよく叱られます(^^ゞ
紫文師匠の「粋」マナー本です。→
その中から、ひとつ。
エレベーターに席次~!? さすがは日本人。
でも、いつ誰がこんなこと決めたんだろう?
「何々~? 2人の時は操作盤の前が下座?」たしかに、なるほど・・・。
ところが、それ以上の人数のときの並びが書いてあって唖然。
その人数によって乗る場所がきめ細かに決まっているらしい。
でもエレベーターって、ほかの人の迷惑にならないように、ささっと状況に応じて乗り降りするのが礼儀ってもんでしょ?
整然と、位置を気にしながら、エレベーターに・・・・・・乗らないよ、普通。
だいたいエレベーター自体、上へ行ったり下へ行ったり。
上(かみ)も下(しも)もあったもんじゃないでしょ。
お後がよろしいようで。

「マナーが悪いのは意外にも中高年層なのです。」と言われて、頷いている中高年の方も多いんじゃないでしょうか。
でも、思い浮かぶのは他人様のマナーの悪さばかりで、自分のことじゃない・・・なーんてね。
気をつけなくっちゃ。
越川禮子さんのおかげで、「江戸しぐさ」なんてのが有名になりましたけど、あれって余計なトラブルを起こさないための、実学なんですね。
最近の、いわゆるマナー本とか、TVでやるマナー講座なんてのを見ると、どうもこじ付けっぽくて素直になれません。
たまに、往復はがきで出欠を求められることがありますが、面倒くさくて仕方ないんです。
返信先の「行」の字を線で消して、「様」って書くんでしょ?
始めから「様」ってしておいてもらうか、中途半端に「行」なんて書いてない方が有り難いんですけど。
他にも修正箇所が多過ぎると思うんです。
ご出席・ご欠席は「ご」を消して、どちらかを丸で囲んで、「させて頂きます」と追記しなくちゃいけない。
ご住所・ご芳名も同様。
しかも、だんだんエスカレートしてきて、最近は、ひとこと言葉を添えないと心がこもってないんだとか・・・。
本来、受け取った人にそんな気を使わせないようにするのが、出す側のマナーだと思うんですけどねー。
でも、そんなことを言う私は、「マナーを知らない。」とよく叱られます(^^ゞ

その中から、ひとつ。
「上座下座・参」
とあるマナー本で、エレベーターの席次というのがあって驚いた。エレベーターに席次~!? さすがは日本人。
でも、いつ誰がこんなこと決めたんだろう?
「何々~? 2人の時は操作盤の前が下座?」たしかに、なるほど・・・。
ところが、それ以上の人数のときの並びが書いてあって唖然。
その人数によって乗る場所がきめ細かに決まっているらしい。
でもエレベーターって、ほかの人の迷惑にならないように、ささっと状況に応じて乗り降りするのが礼儀ってもんでしょ?
整然と、位置を気にしながら、エレベーターに・・・・・・乗らないよ、普通。
だいたいエレベーター自体、上へ行ったり下へ行ったり。
上(かみ)も下(しも)もあったもんじゃないでしょ。
お後がよろしいようで。