見どころ満載の金沢市で、ここだけは行ってみたいと思っていたのが「ひがし茶屋街」です。
文政三年(1820)に加賀藩の許可を得て開かれたといいますが、石畳の両側に並ぶ建物の3分の2は、その頃から明治初期までに建てられたものだそうです。
ここは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていますが、さぞかし昔に指定されたのかと思いきや、平成十三年(2001)と、つい最近のことです。
それ以前は、地元でもどこにあるか知っている人の少ない、マイナーな地域だったそうです。
その地域の建物が、ここまで大切に保存されてきたのは、今も営業を続けている「お茶屋」さんが8軒もあるということと、地域住民の方々の民度の高さではないでしょうか。
単なる観光施設としてではなく、生活の場として、古いものを大切に残していることが、右のパーマ屋さんの建物を見れば分かります。
地元でもマイナーだったという地域が、今や金沢を代表する観光地の一つとなって、大勢の観光客が訪れています。
特に、外国人の観光客の多さには驚きます。
日本の輸出経済が縮小傾向にある中で、もしかすると「観光」が日本を救う成長分野なのではないでしょうか。
「ひがし茶屋街」の佇まいが妙にすっきりして見えるのは、電線が地中化されているためです。
建物も、新建材を用いず、化学塗料も用いず、無垢の木肌や「べんがら塗り」が味わいを醸し出しています。
今、土木工事から農林業や介護・医療に雇用の中心を移そうとしていますが、いきなりの移行は困難なことでしょう。
「観光」を成長分野と考えれば、そのための土木工事は少なからずあるのではないでしょうか。
「ひがし茶屋街」に足を踏み入れると、どこからともなく三味線の音が聞こえてきます。
観光地によくありがちな、無粋なスピーカーからのBGMではありません。
今も「お茶屋」さんでは、14人の芸妓さんが働いているそうですが、その方たちが稽古している生の三味の音です。
高崎の柳川町でも、かつては普通に聞こえていた懐かしい音色です。
「ひがし茶屋街」では、観光客に散策用の和服をレンタルしているお店があります。
ちょうど、その和服を着て散策している二人のお嬢さんと出会いました。
現代女性も和服を着ると自然におしとやかになるようですが、そんな女性を見るとなぜかホッとした気持ちになります。
外国から来られる方たちも、そんな日本の風情を見たくて、はるばるやって来るのではないでしょうか。
あまり高崎の町なかに出ないので、よくわからないのですが、外国人観光客の方はどの位おいでになるんでしょう?
高崎屈指の観光地である観音山へ行っても、ほとんど外国人観光客には出会いませんが・・・。
さて、観光都市高崎としては、どんな町づくりがいいのでしょう?
文政三年(1820)に加賀藩の許可を得て開かれたといいますが、石畳の両側に並ぶ建物の3分の2は、その頃から明治初期までに建てられたものだそうです。
ここは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていますが、さぞかし昔に指定されたのかと思いきや、平成十三年(2001)と、つい最近のことです。
それ以前は、地元でもどこにあるか知っている人の少ない、マイナーな地域だったそうです。
その地域の建物が、ここまで大切に保存されてきたのは、今も営業を続けている「お茶屋」さんが8軒もあるということと、地域住民の方々の民度の高さではないでしょうか。
単なる観光施設としてではなく、生活の場として、古いものを大切に残していることが、右のパーマ屋さんの建物を見れば分かります。
地元でもマイナーだったという地域が、今や金沢を代表する観光地の一つとなって、大勢の観光客が訪れています。
特に、外国人の観光客の多さには驚きます。
日本の輸出経済が縮小傾向にある中で、もしかすると「観光」が日本を救う成長分野なのではないでしょうか。
「ひがし茶屋街」の佇まいが妙にすっきりして見えるのは、電線が地中化されているためです。
建物も、新建材を用いず、化学塗料も用いず、無垢の木肌や「べんがら塗り」が味わいを醸し出しています。
今、土木工事から農林業や介護・医療に雇用の中心を移そうとしていますが、いきなりの移行は困難なことでしょう。
「観光」を成長分野と考えれば、そのための土木工事は少なからずあるのではないでしょうか。
「ひがし茶屋街」に足を踏み入れると、どこからともなく三味線の音が聞こえてきます。
観光地によくありがちな、無粋なスピーカーからのBGMではありません。
今も「お茶屋」さんでは、14人の芸妓さんが働いているそうですが、その方たちが稽古している生の三味の音です。
高崎の柳川町でも、かつては普通に聞こえていた懐かしい音色です。
「ひがし茶屋街」では、観光客に散策用の和服をレンタルしているお店があります。
ちょうど、その和服を着て散策している二人のお嬢さんと出会いました。
現代女性も和服を着ると自然におしとやかになるようですが、そんな女性を見るとなぜかホッとした気持ちになります。
外国から来られる方たちも、そんな日本の風情を見たくて、はるばるやって来るのではないでしょうか。
あまり高崎の町なかに出ないので、よくわからないのですが、外国人観光客の方はどの位おいでになるんでしょう?
高崎屈指の観光地である観音山へ行っても、ほとんど外国人観光客には出会いませんが・・・。
さて、観光都市高崎としては、どんな町づくりがいいのでしょう?