「紫文です~。」
電話の向こうから、我らが柳家紫文師匠の聞きなれた声です。
「あー、こんにちはー!どうしました?」
「今ねー、北海道の伊達に居るんですけど、
すごいもの見つけちゃいましたよー!」
「えー?何ですかー?」
「あのねー、町並みがねー・・・」
北海道伊達市の新しく整備された町並みが、ちょっとした工夫で昔風の装いに統一されていて、すごい!
というので、わざわざ電話してきてくれたんです。
嬉しいですよね。
その街並みを見て、普段このブログでグジャグジャ言ってる私を、思い出して頂いたんですから。
そして、沢山の写真をメールで送って頂きました。
では早速、その写真をご覧いただきましょう。
有珠山の麓にある人口3万7千人ほどの伊達市は、噴火や過疎化で、一時期は財政破綻の危機にありました。
危機を救ったのは、官民一体となって取り組んだ「町づくりプロジェクト」でした。
それが実を結び、今や定年後に移住したい街の上位にランキングされるようにまでなりました。
「北海道伊達市モデル この街は、なぜ元気なのか?」の著者・桐山秀樹氏によると、伊達市をこれほどまでに活気ある街にしたポイントは次の5つだそうです。
伊達市のこの改革は、地域活性化の数少ない成功例として、「伊達市モデル」と呼ばれています。
桐山氏は、こうも言います。
「街の活性化」とは、新たな地場産業や名物を売り出すことではない。
その街に暮らす人々が本当の「生きがい」を持って、街づくりに協力し、住民全体で協力し合う。
それこそが真の活性化である。
手本は、あるんですね。
ただ、手本とするかどうか、行動するかどうか、そこが分かれ道のようです。
◇「伊達市のまちづくり」(北海道伊達市のHPより)
電話の向こうから、我らが柳家紫文師匠の聞きなれた声です。
「あー、こんにちはー!どうしました?」
「今ねー、北海道の伊達に居るんですけど、
すごいもの見つけちゃいましたよー!」
「えー?何ですかー?」
「あのねー、町並みがねー・・・」
北海道伊達市の新しく整備された町並みが、ちょっとした工夫で昔風の装いに統一されていて、すごい!
というので、わざわざ電話してきてくれたんです。
嬉しいですよね。
その街並みを見て、普段このブログでグジャグジャ言ってる私を、思い出して頂いたんですから。
そして、沢山の写真をメールで送って頂きました。
では早速、その写真をご覧いただきましょう。
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素敵な街並みです 建物、街灯、歩道上の配電盤(?)も デザインが統一されてます 電線は地中化されてます | 市役所のゲートからして、これですから! | |
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市役所前の 「北洋銀行」 | その隣が 「北海道銀行」 | 「伊達農協」 |
見事なまでの統一感です |
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「だて歴史の杜」 「道の駅」だそうです | 「びっくりドンキー」にびっくりです! 昔の建物を利用して使ってるんだそうです |
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心も通う和み小路「十勝乃長屋」 紫文師匠曰く、「屋台をつなげて長屋にしたもの。すごく良いです。」 |
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写真は帯広の屋台村だそうです 師匠が、屋台の主催者から頂いたという写真です ![]() ![]() | ![]() |
有珠山の麓にある人口3万7千人ほどの伊達市は、噴火や過疎化で、一時期は財政破綻の危機にありました。
危機を救ったのは、官民一体となって取り組んだ「町づくりプロジェクト」でした。
それが実を結び、今や定年後に移住したい街の上位にランキングされるようにまでなりました。
「北海道伊達市モデル この街は、なぜ元気なのか?」の著者・桐山秀樹氏によると、伊達市をこれほどまでに活気ある街にしたポイントは次の5つだそうです。
1. | トップリーダー(市長)が覚悟を持って方向性をはっきりと示した。 「国の補助金にはもう頼れない」ということで、自立自助の覚悟を持った。移住者を増やす政策を優先課題とし、民間企業を巻き込んで挑戦している。 |
2. | 大義名分となる理論武装をした。 学者らを交えて「小都市とは生活サービス業」だと位置付け、顧客(市民)が満足すれば、新顧客(移住者)も増えると考えた。 |
3. | 使命感を持った旗振り役・応援団がいた。 地元の金融機関や商工会議所のリーダー達が、次世代のリーダーを育てようとしている。 |
4. | 業務の仕上げをする実務家(市役所の職員)がそろっていた。 プロジェクトを完遂させるためには、部門(業者)間の調整や、こまごまとした業務を仕上げられる実務家が欠かせない。伊達にはその人材がいた。 |
5. | 目的達成意欲が強く、チームワークがいい。 多くの都市で改革をしようとすると、最後は仲違いが起きて失敗するケースがほとんどである。この街の人達は、官も民も目的達成意欲が強く、一体となる風土がある。 |
伊達市のこの改革は、地域活性化の数少ない成功例として、「伊達市モデル」と呼ばれています。
桐山氏は、こうも言います。
「街の活性化」とは、新たな地場産業や名物を売り出すことではない。
その街に暮らす人々が本当の「生きがい」を持って、街づくりに協力し、住民全体で協力し合う。
それこそが真の活性化である。
手本は、あるんですね。
ただ、手本とするかどうか、行動するかどうか、そこが分かれ道のようです。
◇「伊達市のまちづくり」(北海道伊達市のHPより)
(参考図書:「北海道伊達市モデル この街は、なぜ元気なのか?」)