2010年08月29日

土徳のご縁から

土徳のご縁から江木町敬西寺さんで開かれた、「真夏の夜のJAZZライブ」というのに、行ってきました。

8月初めに、敬西寺さんで上映された「土徳」という映画に感銘を受けて、同名の記事を書かせて頂いたのがご縁となりました。

その記事をご覧になった敬西寺の奥様からご招待を頂き、痛く恐縮しながらも、有り難くお言葉に甘えることに致しました。

土徳のご縁から
森村恭一郎カルテットの皆さんの演奏は、もちろん素晴らしかったのですが、私は、森村さんのトークの方にびっくりしてしまいました。
(ソプラノサックスを吹いているのが、森村さんです。)

この森村さん、何と、あの白衣大観音の原型をデザインした、森村酉三氏のご子孫だというのです。

森村酉三氏については、「観音様の縁結び」という記事に書いたことがあるのですが、まさか、ここでご子孫にお会いするとは、夢にも思いませんでした。

びっくりしたのは、それだけではありません。

土徳のご縁から参加されていた方の中に、見覚えのある方がいました。

中央の女性は、一路堂で開かれた「井上房一郎忌記念展」に絵を出品されていた、東野和子さんです。

東野さんは、美術音痴の私に、絵のことを詳しく解説して下さいました。

その時、「私は、東野 英治郎(とうの えいじろう)の姪なんです。」と仰っていたので、記憶力ゼロの私でも憶えていたんです。

土徳のご縁からもっとびっくりしたのは、東野さんの隣にいる男性です。
この方は、音楽センターの壁画を手掛けた画家・石澤久夫氏です。

「念願の一路堂」で、お名前だけですが、ご紹介していました。

こうなると、さすが引っ込み思案の私でも、ミーハー心が刺激されて、思わずJAZZライブのチラシの裏に、サインをお願いしてしまいました。

土徳のご縁からそんな失礼にも快く応じて頂き、
「今度、録音機を持って家においで。」とまで言って頂きました。

このチラシは、我が家の家宝になることでしょう。

映画「土徳」のご縁が結んだ今回のJAZZコンサートでしたが、意外にも「高崎白衣大観音」「一路堂」「群馬音楽センター」に深くかかわる方々との、ご縁に発展しました。

これまで、誰がこの不思議なご縁を結びつけているのか、それこそ不思議でしたが、やっと気が付きました。
結びつけていたのは、「高崎」という町だったんですね。





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Posted by 迷道院高崎 at 10:07
Comments(4)◆高崎雑感
この記事へのコメント
土徳を実感された報告ですね。
前回のJAZZコンサートにも
このお二人はお出でのようでした。
でも、わたしは「凄い方達が来て
いらっしゃるんだなあ」で
終わっていました。
こう説明を受けるとそのご縁の
凄さが伝わってきます。
フットワークの良い迷道院さんの
次の動きが見えてくるような気が
します。
次のレポートが楽しみです。
Posted by いちじん  at 2010年08月29日 23:38
「土徳」大切なことですね。
不思議なご縁で結ばれていると感じられること、すごくわかります。
私も最近、ますます不思議なご縁を感じていますので・・・。
誰かがひと言アドバイスして下さったことから、次々と道が示されていきます。
新しい友人や出来事が繋がっていきます。

ところで、「石沢久夫幽玄派美術館」はまだ見ていませんが、そのすぐ近くに、以前ご縁があって3ヵ月ほど毎日通っていたことがあり、懐かしく思い出しました。
下仁田もいいところです^^。
Posted by 風子風子  at 2010年08月30日 05:57
>いちじんさん

今、思い出すと、「土徳」の映画の時もお見えだったような気がします。
私は一番後ろにいたので、後頭部しか見えなかったのですが・・・。

9月26日の「井上房一郎さんと芸術都市高崎」も、楽しみにしてるんです。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年08月30日 08:10
>風子さん

風子さんのブログを見ていると、私と同じようなご縁が繋がっているのが、よく分かります。
面白いですねー。

下仁田も、下仁田戦争という悲しい出来事ではありますが、高崎と深い関係があるところです。
「石沢久夫幽玄派美術館」も、一度行ってみたいと思っています。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年08月30日 08:17
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