2014年05月14日

「高崎2.0」傍聴記

高崎青年会議所主催の「高崎2.0~これからの高崎はみんなで創る!~」を傍聴してきました。

「高崎2.0」とは、高崎の行政と市民の関係をヴァージョンアップさせようという提案です。

従来は、市民は行政に対して要望するだけ、行政は行政主体の市民サービスを提供するだけという関係。
それを、市民と行政が融合して、政策の立案もサービスの実行も、お互いに補完し合って進めるという関係にヴァージョンアップしようじゃありませんかという提案なんです。

この日は、市民側から3人の方が、政策提案をしました。

吉田麻利さんは、駅近くの空き家を利用して、孤独な育児で悩んでいるママたちのコミュニケーションの場を作ろう、という提案でした。
すぐにでも実行できそうなとても良い提案だと思いました。

狩込聡史さんの提案は、大型店舗と個人店舗を一つの「ショッピングテーマパーク」としてデザインしよう、というものでした。
狩込さんは、個人店舗はそこでしか手に入らない何かを売り物にする、「面白いお店」にすることがポイントだといいます。

佐々木順平さんは、農と街をもっと近づけるために、「フードストリート」を造るべきだと提案します。
食事をしようと思った時に、あの通りへ行けば何か美味しいものが食べられる、という場所が今の高崎には必要だということです。

3人ともとても面白い発想で、発表時間の10分は少な過ぎました。
あらためて、もっと詳しく聞ける場を設けて頂きたいと思います。

提案の発表後、高崎市長を交えての意見交換がありました。

市長も、3人の発表に対して「実にいい提案をしてもらった。」と評価していましたし、自らの意見も飾り気ない口調で述べていて、好感が持てました。

ただ、ちょっと気になったのは、市長が何度も口にした「良い考えがあったら、提案して欲しい。」という言葉です。
これは個人的な印象なのですが、「提案はして下さい。でも、やるかどうか、どうやるかはあくまで行政が決めるんですよ。」という言葉が聞こえてくるような気がしました。
青年会議所が目論む「高崎2.0」の実現には、まだまだ時間がかかりそうです。

開催に先立って行ったアンケートの結果を、次のサイトで見ることが出来ます。
 ◇高崎市民アンケート 「ぼくらの高崎」

さて、6月20日(金)には、「事例に学ぶ街づくり」として、流山市金沢市のマーケティング戦略を学ぶイベントが開催されます。
その事例から、「住みたい街たかさき」「訪れたい街たかさき」の方策を探るということです。



今年の高崎青年会議所、なかなかいい活動をしています。
どうぞ、多くの市民の方においで頂きますよう、迷道院からもよろしくお願い申し上げます。

【「事例に学ぶ街づくり」会場】





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この記事へのコメント
お疲れ様です。
個人的な考えですが、高崎バルや田町屋台村を企画している青年会議所さんの方法は、企画は考えるが、やりっ放し 放置状態と思えます。
高崎バルを協賛した飲食店の閉店が多すぎます。
Posted by ぎっちゃんぎっちゃん  at 2014年05月14日 22:21
>ぎっちゃんさん

あぁ、そうですかー。
難しいところですね。
そういう意味でも、行政や町の人を巻き込んだで、継続的に活動することが大切なんでしょうね。

町全体が栄えないと個人商店も栄えませんし、ユニークな個人商店が現れないと町自体が詰まらなくなりますし、共存共栄の精神も必要ですよね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2014年05月15日 08:39
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