2009年11月20日

追跡!藤森稲荷(其の弐)

「藤森稲荷」という名前から、三国街道を越えた所にある「藤守湯」を連想しました。
字は違うのですが、「ふじもり」という音に何か関連性を感じます。

追跡!藤森稲荷(其の弐)「藤守湯」は以前、「高崎に残る「湯屋」めぐり」でも紹介した、現役の銭湯です。

しかし、この日は時間が早かったために、まだ開いていませんでした。
「藤森稲荷」のことをお聞きしたいと思い、周囲を回って声を掛けたり、チャイムを押したりしたのですが、どなたも出てきません。
挙句には、ワンちゃんに怪しまれて吠えまくられて、ついに諦めました。
収穫は、この家の名字が「藤守」さんではないと分かったことです。
いよいよ、「藤森稲荷」との関連を確信しました。

追跡!藤森稲荷(其の弐)そんなところへ通りかかったのが、このご婦人です。 →

怪しまれないためにも、ここは一声掛けておくべきです。
「すみません、お近くに長くお住まいの方ですか?」
「ええ、そうですよ。」
「藤守湯の名前の由来などご存知ですか?」
と、あまり期待もせずお聞きしてみたのですが、ビックリしました!
「あ、昔ね、藤森稲荷の所にあったんですよ、このお風呂屋さん。
それで、藤守湯って名前にしたらしいですよ。
道が広がるんでね、ここへ移ってきたんです。」


よくご存知の方でした。
藤森稲荷のことも、お聞きすると、
「あー、小塙の烏子(すないご)神社へ移したんですよ。
私もその時にね、近所の人と一緒に神社まで送りに行きましたよ。
そうねー、十何年か前かねぇ。」

というお話でした。
大収穫です!「藤森稲荷」の行方が分かりました!

「写真など、残ってませんかねぇ?」とお尋ねしたら、
同級生で、元区長さんだったという山岸さんを紹介して頂きました。
クリーニング屋さんの隣だということでしたが、探してみると大橋近辺には何故かクリーニング屋さんが多いんですね。
やっと探し当てたら、あいにく元区長さんはお留守でしたが、後日、あらためて訪問し、いろいろなお話を伺うことができました。

そのお話は、また次回!

【藤守湯】
追跡!藤森稲荷(其の弐)





同じカテゴリー(藤森稲荷)の記事画像
追跡!藤森稲荷(最終回)
追跡!藤森稲荷(其の四)
追跡!藤森稲荷(其の参)
追跡!藤森稲荷(其の壱)
同じカテゴリー(藤森稲荷)の記事
 追跡!藤森稲荷(最終回) (2009-11-27 05:57)
 追跡!藤森稲荷(其の四) (2009-11-25 07:26)
 追跡!藤森稲荷(其の参) (2009-11-22 07:52)
 追跡!藤森稲荷(其の壱) (2009-11-18 07:30)

Posted by 迷道院高崎 at 07:47
Comments(6)藤森稲荷
この記事へのコメント
この藤守湯・・・子供がスイミングの合宿の時にお世話になったお銭湯です!!!
日帰り温泉は数あれど、こういったお銭湯は貴重ですからねッ^^
良い経験したと思ってます!

それにしても、それなりに由来があるものですねッ^^
いろいろが解かれていきますねッ(*^^)v
Posted by ひまわり  at 2009年11月20日 15:41
初めまして捨蚕ステゴです。大橋生まれです。藤守湯に通い平井肉店にコロッケを買いに行った還暦人です。確かに大きな榎と社を記憶しています。その三を楽しみにしています。ところで山崎一さんは大橋にお住まいだったのですかね?
Posted by 捨蚕  at 2009年11月20日 19:54
>ひまわりさん

へーっ!そうでしたか!
藤守湯、先日は結構盛ってましたよ。
頑張っていて欲しいですよね。

銭湯のスタンプラリーなんてのも、面白いんじゃないかな?
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2009年11月20日 21:39
>捨蚕さん

コメントありがとうございました!
私と同年代なんですね。
大橋町のご出身ですかー。
藤森稲荷をご記憶とは、うらやましいです。

元大橋町区長の山岸八郎さんにも、山崎一さんのことをお聞きしたんですが、ご存知なかったようです。
機会があったら、どなたかに確認してみたいと思います。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2009年11月20日 21:47
いや~、すごい追跡劇です。

続きを期待しております。
   夢寅 拝
Posted by 夢寅  at 2009年11月21日 00:03
>夢寅さん

期待外れになっちゃったら、ごめんなさい(^^ゞ
がんばります!

ところで、先日「安中アルプス」へ行ってきましたよ。
春の桜の時期も、いいでしょうねー!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2009年11月21日 07:56
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
追跡!藤森稲荷(其の弐)
    コメント(6)