「米百俵コンサート」、いよいよ明日開催です!
沢山の方のご賛同、ご協力のおかげをもちまして、ついにここまで漕ぎ着けました。
ここに至るまでの、不思議なご縁と結びつき。
それは、当日お見えになった方だけに、お話ししましょう。(この辺、うまいでしょー?)
演奏の幕間には、当日連れてこられるお子様にも分かるように、「米百俵」の逸話についても、お話ししたいと思います。
なんといっても、これからの日本をつくっていく大事な宝、人財ですから。
今日は、山本有三が戯曲「米百俵」の中で、小林虎三郎に語らせた言葉をご紹介しておきます。
「百俵の米を家中(かちゅう)のものに分けてもせいぜい一日か二日で食いつぶしてしまう。
その日暮らしでは、長岡は立ち直らない。
こういう時こそ、何よりも教育に力をそそがねば、長岡は本当に息を吹き返すことはできないのだ。
そもそもこの困窮の本当の原因は、日本人同士、鉄砲の打ち合いをしたことだ。
薩摩だ、長州だ、長岡だなどと、つまらぬいがみ合いをして、民を塗炭の苦しみに落としいれたことだ。
それもこれも先の見える人物がいなかったからだ。
国が栄えるのも滅びるのもすべて「人」だ。「人物」だ。
これからの長岡のために学校はどうしても必要なのだ。」
いかがですか?
今の政治の状況と、重ね合わせて考えてみてください。
そして、学校の本当の役割についても、考えてみてください。
「米百俵コンサート」が、
そんなことを考える場になってくれれば、
いいなぁ、と思っています。