「合気道山徳道場」を開いた荒井俊幸氏が開設したもう一つのものが、「山徳まんが記念館」です。
山田徳蔵翁の住まいは、純和風の建物と洋館とが隣接していましたが、昭和六十三年(1988)に洋館部分を改築して「まんが記念館」にしました。
なぜ「まんが」なのかということですが、徳蔵翁のコレクションの中に、明治から昭和にかけて活躍した日本画家で漫画家の、北澤楽天の作品が多く含まれていたからだそうです。
楽天と徳蔵翁は親交浅からぬ間柄だったようで、楽天の描いた「五福神」は店のシンボルでした。
「五福」は「呉服」に掛けているそうですが、その「五福神」がみな居眠りをしています。
右上に書かれた言葉、たぶん、「こくり こくり 眠り福」と読むんでしょうね。
福の神が居眠りをするほど店が繫昌しますように、ということでしょうか。
徳蔵翁が営んでいた「山徳呉服店」は、田町から中央銀座へ抜ける道、昔は「烟草横町」と呼ばれた通りにありました。

店の写真、ちょっと分かりにくいかも知れませんが、ショーウィンドウと入口の上部に、「五福神」の絵が嵌め込まれています。
これは、当時としてはとても珍しい、ステンドグラスです。
このステンドグラスは、今「まんが記念館」の玄関に移設されています。
光栄なことに、そこに並んでわが「上州弁手ぬぐい」と「上州弁番付表」を展示して頂いております!
有難いことです。
今、年間企画展として所ゆきよしさんの「歴代総理似顔絵展」開催中です。

石に描いた、歴代総理の似顔絵も展示されていますが、これは所さんの作品ではないと思います。
「まんが記念館」の下には防空壕が掘られていて、ここも見学することができます。

防空壕の壁面にも、興味深い写真が掲示されています。
という訳で、とてもすべてを紹介しきれない、「洞窟観音」と「徳明園」です。
あとは、ぜひ皆さんの目でゆっくりご覧になってください。
山田徳蔵翁の住まいは、純和風の建物と洋館とが隣接していましたが、昭和六十三年(1988)に洋館部分を改築して「まんが記念館」にしました。
なぜ「まんが」なのかということですが、徳蔵翁のコレクションの中に、明治から昭和にかけて活躍した日本画家で漫画家の、北澤楽天の作品が多く含まれていたからだそうです。
楽天と徳蔵翁は親交浅からぬ間柄だったようで、楽天の描いた「五福神」は店のシンボルでした。
「五福」は「呉服」に掛けているそうですが、その「五福神」がみな居眠りをしています。
右上に書かれた言葉、たぶん、「こくり こくり 眠り福」と読むんでしょうね。
福の神が居眠りをするほど店が繫昌しますように、ということでしょうか。


店の写真、ちょっと分かりにくいかも知れませんが、ショーウィンドウと入口の上部に、「五福神」の絵が嵌め込まれています。
これは、当時としてはとても珍しい、ステンドグラスです。
このステンドグラスは、今「まんが記念館」の玄関に移設されています。
光栄なことに、そこに並んでわが「上州弁手ぬぐい」と「上州弁番付表」を展示して頂いております!
有難いことです。


石に描いた、歴代総理の似顔絵も展示されていますが、これは所さんの作品ではないと思います。


防空壕の壁面にも、興味深い写真が掲示されています。
という訳で、とてもすべてを紹介しきれない、「洞窟観音」と「徳明園」です。
あとは、ぜひ皆さんの目でゆっくりご覧になってください。
【山徳呉服店があった場所】