今日は5月5日、こどもの日。
この先、子どもたちが戦場に立つようなことが起こりませんように。
昭和四年(1929)ジャーナリストの長谷川如是閑(はせがわ・にょぜかん)が、デンマークの軍人・フリツツ・ホルムが書いたものを紹介するという形で発表。
この先、子どもたちが戦場に立つようなことが起こりませんように。
昭和四年(1929)ジャーナリストの長谷川如是閑(はせがわ・にょぜかん)が、デンマークの軍人・フリツツ・ホルムが書いたものを紹介するという形で発表。
「戦争を絶滅させること受合ひの法律案」
「 | 戦争行為の開始後又は宣戦布告の効力の生じたる後、十時間以内に次の処置をとるべきこと。 | ||
即ち左の各項に該当する者を最下級の兵卒として召集し、出来るだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従はしむべし。 |
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一、 | 国家の××(元首)。但し△△(君主)たると大統領たるとを問はず。尤も男子たること。 | ||
二、 | 国家の××(元首)の男性の親族にして十六歳に達せる者。 | ||
三、 | 総理大臣、及び各国務大臣、并に次官。 | ||
四、 | 国民によつて選出されたる立法部の男性の代議士。但し戦争に反対の投票を為したる者は之を除く。 | ||
五、 | キリスト教又は他の寺院の僧正、管長、其他の高僧にして公然戦争に反対せざりし者。 |
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上記の有資格者は、戦争継続中、兵卒として召集さるべきものにして、本人の年齢、健康状態等を斟酌すべからず。但し健康状態に就ては召集後軍医官の検査を受けしむべし。 | |||
上記の有資格者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦又は使役婦として召集し、最も砲火に接近したる野戦病院に勤務せしむべし。」 |
(参考:「みんなの知識 ちょっと便利帳」)