いままで、どちらかというと「民具・農具」の展示が主体だった高崎市歴史民俗資料館ですが、知らない内に高崎の歴史部屋ができていました。
一番うれしかったのは、「高崎城甍の間」と名付けた部屋ができたことです。

「和田城」という名前の酒樽が、さりげなく置いてあるところなんか、なかなか憎いです。
嬉しい中でも特に嬉しかったのは、高崎城のジオラマが展示されていたことです。
以前、写真で見たことはあったのですが、実物は初めて見ました。
このジオラマは、古城塁研究家の山崎一氏が、大正元年(1912)に制作したものです。
平成十年(1998)に発見された高崎城の詳しい絵図「櫻井家文書」のある現在では、もっと詳細で正確なジオラマが作れるはずです。
高崎城址に天守閣然として聳え立つ市庁舎の中にこそ、それがあって当然と思うのですが・・・。
いま、市庁舎には箕輪城址の小さなジオラマだけが片隅に置かれているのみというのは、何としたことなのでありましょう。
どなたか、「櫻井家文書」をもとに新しいジオラマを作って頂ける方の登場を、お待ちしております。
この木材は、いったい何でしょう?
高崎城厩(うまや)の桁材だそうです。

歴史民俗資料館の倉庫に眠っていたものを、職員の方が人力で2階のこの部屋まで担ぎ込んだんだそうです。ご苦労様でした。
高崎城本丸跡を発掘した時に出てきた、高崎城の鬼瓦も展示されています。
今は、ここでしか見られません。
「高崎城甍の間」には、こんなパンフレットも用意されています。
現代の高崎市街図の上に高崎城下町の図を重ねた、迷道院お奨めの逸品です。
自由にお持ち帰りできますので、ぜひとも皆様にお持ち頂きたいと思います。
高崎の町歩きが、さらに楽しくなること請け合いです。
その他、こんな歴史部屋が用意されています。
「音楽のある街高崎」コーナーには、本町時代の旧「あすなろ」の写真や、そこで実際に掛けていたレコード盤も展示されています。
「記憶の部屋」には、軍都だった高崎に関する数々の展示物がありますが、「林田式洗米器」って知ってますか?
その他の部屋にも、面白いものが沢山あります。
純メイド・イン・タカサキの洗濯器、「カモメホーム」とか。
歴史民俗資料館へは、長い黒髪の学芸員・大工原(だいくはら)美智子さんがいる日を選んで行くと、深くて面白いお話が聞けますよ。
・高崎市歴史民俗資料館:027-352-1261
そうそう、3月から始まる企画展の準備が、着々と進んでいました。
昔の高崎が、面白い視点から蘇ってくる企画のようですよ。
これも楽しみです。


「和田城」という名前の酒樽が、さりげなく置いてあるところなんか、なかなか憎いです。

以前、写真で見たことはあったのですが、実物は初めて見ました。
このジオラマは、古城塁研究家の山崎一氏が、大正元年(1912)に制作したものです。
平成十年(1998)に発見された高崎城の詳しい絵図「櫻井家文書」のある現在では、もっと詳細で正確なジオラマが作れるはずです。
高崎城址に天守閣然として聳え立つ市庁舎の中にこそ、それがあって当然と思うのですが・・・。
いま、市庁舎には箕輪城址の小さなジオラマだけが片隅に置かれているのみというのは、何としたことなのでありましょう。
どなたか、「櫻井家文書」をもとに新しいジオラマを作って頂ける方の登場を、お待ちしております。

高崎城厩(うまや)の桁材だそうです。

歴史民俗資料館の倉庫に眠っていたものを、職員の方が人力で2階のこの部屋まで担ぎ込んだんだそうです。ご苦労様でした。

今は、ここでしか見られません。

現代の高崎市街図の上に高崎城下町の図を重ねた、迷道院お奨めの逸品です。
自由にお持ち帰りできますので、ぜひとも皆様にお持ち頂きたいと思います。
高崎の町歩きが、さらに楽しくなること請け合いです。
その他、こんな歴史部屋が用意されています。
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「音楽のある街高崎」コーナーには、本町時代の旧「あすなろ」の写真や、そこで実際に掛けていたレコード盤も展示されています。
「記憶の部屋」には、軍都だった高崎に関する数々の展示物がありますが、「林田式洗米器」って知ってますか?
その他の部屋にも、面白いものが沢山あります。
純メイド・イン・タカサキの洗濯器、「カモメホーム」とか。
歴史民俗資料館へは、長い黒髪の学芸員・大工原(だいくはら)美智子さんがいる日を選んで行くと、深くて面白いお話が聞けますよ。
・高崎市歴史民俗資料館:027-352-1261
そうそう、3月から始まる企画展の準備が、着々と進んでいました。
昔の高崎が、面白い視点から蘇ってくる企画のようですよ。
これも楽しみです。
【高崎市歴史民俗資料館】