音楽センターを目的に来るのは、久しぶりのような気がします。
今日は、おもちゃの兵隊さんのようないでたちをした人が、たくさん集まっていました。
マーチングフェスティバルの日だったんですね。
私の目的は、こちら。
「ここに泉あり」の上映会です。
マーチングフェスティバルの盛大な盛り上がりを横目に、じみーな案内ビラが貼られていました。
収容人数二千人の観客席に、百人ほどの方が入ってました。
何度かこの映画を見たはずなのですが、初めて見るようなとても新鮮な感動を覚えました。
モノクロで所々傷が入り、音もブツブツと雑音が混じりますが、それすら子どもの頃に見た映画の懐かしさを、思い出させてくれます。
今はもう見られない高崎の町なかの風景、懐かしい高崎駅の駅舎、アパートのようになっていた連隊の中の風景、楽団が訪れる山村の風景、貧しさの風景、どれもこれもが記憶の中から蘇ってきます。
それにしても、岸恵子さんは美しい。
大滝秀治さんの映画デビューが、この「ここに泉あり」だったと、亡くなってから知りました。
ヴァイオリン弾きの役で出ていたんですね。
この映画を音楽センターで見ることに、意味があるように思います。
もっと頻繁に上映して、高崎市民はもちろん、高崎を訪れた人もひょいと見られるようにしたら、良いのではないでしょうか。
せめて「高崎音楽祭」期間中の、土日だけでも。
今日の次なる目的は、ここ。
「高崎まちなか寄席」です。
元ヤマハ音楽教室が使っていた、小泉ビル。
この後も、こんなことを考えて
いるようです。→
幟と暖簾は下がっていますが、なんか盛り上がりに欠けるなぁと思っていたら、スタッフの方もそれを感じたようです。
すぐに、寄席のお囃子のCDを用意して、流し始めました。
その、気の利き方と行動の速さがいいですねー、気に入りました!
3階に設けられた会場は、お年寄りにはちょっと階段がきつかったようで、もう少し低い階の方が良かったでしょうね。
高座も、その名のとおり高かったですねぇ―。
噺家さんがトンネルでも潜るように高座に上がって、首が金屏風の上に出ちゃってましたからね。
ま、おかげで客の方からは、よく見えてよかったんですが。
古今亭今輔さんの創作落語、よかったです!
演題も「群馬伝説」。
そうそう、今輔さんのブログで「上州弁手ぬぐい」を紹介して頂いております。
今日、お礼を申し上げることができました。
師匠の古今亭寿輔さん、なんとも飄々としたいい味の噺家さんです。
私、こういう芸風、好きですねぇ。
噺の締めで、こんなことをおっしゃっていました。
ここのところ、高崎の町なかが変わってきたように感じています。
というか、変えようという雰囲気、風を感じられるようになってきました。
「ここに泉あり」に終戦直後のバイタリティを感じ、「高崎扇亭」に高崎の若いエネルギーを感じました。
今日は、泉に水を汲みに来てよかった。
今日は、おもちゃの兵隊さんのようないでたちをした人が、たくさん集まっていました。
マーチングフェスティバルの日だったんですね。
私の目的は、こちら。
「ここに泉あり」の上映会です。
マーチングフェスティバルの盛大な盛り上がりを横目に、じみーな案内ビラが貼られていました。
収容人数二千人の観客席に、百人ほどの方が入ってました。
何度かこの映画を見たはずなのですが、初めて見るようなとても新鮮な感動を覚えました。
モノクロで所々傷が入り、音もブツブツと雑音が混じりますが、それすら子どもの頃に見た映画の懐かしさを、思い出させてくれます。
今はもう見られない高崎の町なかの風景、懐かしい高崎駅の駅舎、アパートのようになっていた連隊の中の風景、楽団が訪れる山村の風景、貧しさの風景、どれもこれもが記憶の中から蘇ってきます。
それにしても、岸恵子さんは美しい。
大滝秀治さんの映画デビューが、この「ここに泉あり」だったと、亡くなってから知りました。
ヴァイオリン弾きの役で出ていたんですね。
この映画を音楽センターで見ることに、意味があるように思います。
もっと頻繁に上映して、高崎市民はもちろん、高崎を訪れた人もひょいと見られるようにしたら、良いのではないでしょうか。
せめて「高崎音楽祭」期間中の、土日だけでも。
今日の次なる目的は、ここ。
「高崎まちなか寄席」です。
元ヤマハ音楽教室が使っていた、小泉ビル。
この後も、こんなことを考えて
いるようです。→
幟と暖簾は下がっていますが、なんか盛り上がりに欠けるなぁと思っていたら、スタッフの方もそれを感じたようです。
すぐに、寄席のお囃子のCDを用意して、流し始めました。
その、気の利き方と行動の速さがいいですねー、気に入りました!
3階に設けられた会場は、お年寄りにはちょっと階段がきつかったようで、もう少し低い階の方が良かったでしょうね。
高座も、その名のとおり高かったですねぇ―。
噺家さんがトンネルでも潜るように高座に上がって、首が金屏風の上に出ちゃってましたからね。
ま、おかげで客の方からは、よく見えてよかったんですが。
古今亭今輔さんの創作落語、よかったです!
演題も「群馬伝説」。
そうそう、今輔さんのブログで「上州弁手ぬぐい」を紹介して頂いております。
今日、お礼を申し上げることができました。
師匠の古今亭寿輔さん、なんとも飄々としたいい味の噺家さんです。
私、こういう芸風、好きですねぇ。
噺の締めで、こんなことをおっしゃっていました。
「 | 古典落語ってのはね、素晴らしいんですよ。 |
だけどね、噺家の「噺」ってのは、「口偏に新しい」って書くんですよ。 | |
古いものをただそのまんまやってたんじゃ、ダメなんですよ。若い人に分かってもらって、面白いと思ってもらわなきゃダメ。 | |
そのためには、古いものに新しいものを入れていくんです。 | |
新しいことをやるのは苦しいんです。苦しくってもやらなきゃダメなんです。 | |
「高崎まちなか寄席」も、これからもっと沢山の噺家を呼んで、定席の寄席ができるようにしてって下さい。 | |
それは、お客様の力、特に若い方の力ですよ。」 |
ここのところ、高崎の町なかが変わってきたように感じています。
というか、変えようという雰囲気、風を感じられるようになってきました。
「ここに泉あり」に終戦直後のバイタリティを感じ、「高崎扇亭」に高崎の若いエネルギーを感じました。
今日は、泉に水を汲みに来てよかった。