電線地中化によって、町なかはすっきりしています。
歩道に置かれた配電ボックスは、そのままでは無粋な代物ですが、そこに描かれた江戸時代の粕壁宿の町名とイラストで、粋なオブジェに変身しています。
あの金沢や名古屋、松代という大観光都市が旧町名の復活運動に取り組む中、わが高崎は江戸時代の町名が現役で普通に使われているという、全国でも珍しい町です。
これを、大切な観光資源として捉え、活かさない手はないと思います。
土蔵造りの素敵な建物が、ぽつんぽつんと散見されるのも高崎とよく似ています。
ここは、問屋場だった田村家だそうで、お店の前に大きな道しるべが建っています。
赤い鋳物の郵便ポストが、良く似合います。
永嶋庄兵衛商店は創業400年の米問屋だそうです。
この蔵は、これから何かに利用しようというのでしょうか。
改装中のように見えますが。
はんこ屋さんの二階の戸袋が素敵でしたので、一枚。
職人の腕自慢が伝わってくる、叩き出しの銅板が緑青を吹いて、実にいい味を出しています。
脇道のなんでもない壁に、こんな映画看板がこそっと掛けられてるのも、いいですねぇ。
そういえば、わが高崎は「映画の町」でもありましたっけ。
春日部駅東口から150mほどの一等地の角に、春日部の情報発信館「ぷらっと かすかべ」があります。
ここには、春日部のおみやげ品、特産品がずらっと並んでいます。
うまいなぁ!と思ったのは、ここではそれらの魅力を紹介はしていますが、販売はしていないということです。
「お気に召したものがありましたら、お店の方へ行ってお買い求めください。」という訳です。
もちろん「ぷらっと かすかべ」には、「シャッターアート」の案内図や史跡巡り・町歩きのパンフレットが用意され、レンタサイクルも用意されています。
これなら、誰しも町なかを巡り、お店に入ることになるでしょう。
パンフレットをポンと渡すだけの観光案内所ではないのです。
店内には、「シャッターアート」巡りをしたくなるような写真が展示されています。
たまたまシャッターが開いている時間帯に訪れてしまった人は、おそらくもう一度来て、自分の目で見てみたくなるでしょう。うまいやり方です。
「ぷらっと かすかべ」から直線距離で500m位のところに、可愛い少女が座っているベンチがあります。
春日部市の教育センターです。
「シャッターアート」を探しながら迂回して来ても、800mほどです。
教育センターの建物の中に、「春日部市郷土資料館」があります。
コンパクトなスペースながら、古代から現代までの春日部の歴史や文化を、分かりやすく展示しています。
圧巻は、実に精巧に作られた粕壁宿のジオラマです。
置いてある粕壁宿の資料と併せて見ると、よくその歴史が分かります。
高崎の歴史民俗資料館も、スペースの広さ、資料の豊富さでは決して引けを取ることはありませんが、なんせ、駅から直線距離でも5kmというのは、あまりにも遠すぎます。
私が思うには、市庁舎21階の展望ロビーにコンパクトな郷土資料コーナーを設けるのが、観光客にとっては一番よいと思うのですが、如何なものでしょう。
「郷土資料館」脇の高架の壁に、こんなファンタジックな壁画がありました。
そういえば、春日部市は竹下内閣の時の「ふるさと創生資金」で、「彫刻のある街づくり~アート・アメニティ構想~」というのを進めたそうです。
教育センター前の、ベンチに座る少女のブロンズ像もそのひとつですが、駅周辺には22ヶ所に彫刻が置かれています。
30ヶ所の「シャッターアート」と相まって、いろいろな町あるきの楽しみ方ができる、面白い町だと思いました。
また行ってみたくなる、高崎もそんな町にしたいですね。
歩道に置かれた配電ボックスは、そのままでは無粋な代物ですが、そこに描かれた江戸時代の粕壁宿の町名とイラストで、粋なオブジェに変身しています。
あの金沢や名古屋、松代という大観光都市が旧町名の復活運動に取り組む中、わが高崎は江戸時代の町名が現役で普通に使われているという、全国でも珍しい町です。
これを、大切な観光資源として捉え、活かさない手はないと思います。
土蔵造りの素敵な建物が、ぽつんぽつんと散見されるのも高崎とよく似ています。
ここは、問屋場だった田村家だそうで、お店の前に大きな道しるべが建っています。
赤い鋳物の郵便ポストが、良く似合います。
永嶋庄兵衛商店は創業400年の米問屋だそうです。
この蔵は、これから何かに利用しようというのでしょうか。
改装中のように見えますが。
はんこ屋さんの二階の戸袋が素敵でしたので、一枚。
職人の腕自慢が伝わってくる、叩き出しの銅板が緑青を吹いて、実にいい味を出しています。
脇道のなんでもない壁に、こんな映画看板がこそっと掛けられてるのも、いいですねぇ。
そういえば、わが高崎は「映画の町」でもありましたっけ。
春日部駅東口から150mほどの一等地の角に、春日部の情報発信館「ぷらっと かすかべ」があります。
ここには、春日部のおみやげ品、特産品がずらっと並んでいます。
うまいなぁ!と思ったのは、ここではそれらの魅力を紹介はしていますが、販売はしていないということです。
「お気に召したものがありましたら、お店の方へ行ってお買い求めください。」という訳です。
もちろん「ぷらっと かすかべ」には、「シャッターアート」の案内図や史跡巡り・町歩きのパンフレットが用意され、レンタサイクルも用意されています。
これなら、誰しも町なかを巡り、お店に入ることになるでしょう。
パンフレットをポンと渡すだけの観光案内所ではないのです。
店内には、「シャッターアート」巡りをしたくなるような写真が展示されています。
たまたまシャッターが開いている時間帯に訪れてしまった人は、おそらくもう一度来て、自分の目で見てみたくなるでしょう。うまいやり方です。
「ぷらっと かすかべ」から直線距離で500m位のところに、可愛い少女が座っているベンチがあります。
春日部市の教育センターです。
「シャッターアート」を探しながら迂回して来ても、800mほどです。
教育センターの建物の中に、「春日部市郷土資料館」があります。
コンパクトなスペースながら、古代から現代までの春日部の歴史や文化を、分かりやすく展示しています。
圧巻は、実に精巧に作られた粕壁宿のジオラマです。
置いてある粕壁宿の資料と併せて見ると、よくその歴史が分かります。
高崎の歴史民俗資料館も、スペースの広さ、資料の豊富さでは決して引けを取ることはありませんが、なんせ、駅から直線距離でも5kmというのは、あまりにも遠すぎます。
私が思うには、市庁舎21階の展望ロビーにコンパクトな郷土資料コーナーを設けるのが、観光客にとっては一番よいと思うのですが、如何なものでしょう。
「郷土資料館」脇の高架の壁に、こんなファンタジックな壁画がありました。
そういえば、春日部市は竹下内閣の時の「ふるさと創生資金」で、「彫刻のある街づくり~アート・アメニティ構想~」というのを進めたそうです。
教育センター前の、ベンチに座る少女のブロンズ像もそのひとつですが、駅周辺には22ヶ所に彫刻が置かれています。
30ヶ所の「シャッターアート」と相まって、いろいろな町あるきの楽しみ方ができる、面白い町だと思いました。
また行ってみたくなる、高崎もそんな町にしたいですね。
※ | 「なっからやらいね」は、「かなりやるね」「結構やるじゃん」という意味の上州弁です。 |