2023年02月18日

高崎唱歌散歩-23番 ♪北一面を見渡せば・・・

北一面を見渡せば
遙かに聳ゆる榛名山
山と高きをたたくらぶる
高崎中学茲にあり

「室田道」を歩きながら北一面を見渡したんですね。


明治三十五年(1902)に「台町」になる前は「台原」と呼ばれていたくらいですから、今のように建物もなく、遙か榛名山までスカッと見渡せたのでしょう。


「山と高きをたたくらぶる」「たたくらぶる」って何でしょう?
辞書を引いても出てきません。
たぶん「たたえくらぶる」じゃないですかね。
高崎中学の気高さは、榛名山「讃え比べられる」ほどである、という意味なのでしょう。
高崎市民の誇り高き学校だったんですね。

その「高崎中学」=「群馬県立高崎中学校」が開校されたのは明治三十一年(1898)です。
昭和十三年(1938)には上和田から乗附に移転をし、昭和二十三年(1948)「県立高崎高等学校」になりました。
詳しくは過去記事「史跡看板散歩-4 高崎中学校跡」をご覧ください。

では、今回はこの辺で。


  


Posted by 迷道院高崎at 06:00
Comments(0)高崎唱歌