2020年04月02日

隠居の控帳 ドイツと日本のコロナ対応

自分の言葉で語りかけるドイツの首相。
(演説のテキスト文は、こちらからどうぞ。)

左右・正面のプロンプターの文字を読み上げる日本の首相。

ドイツのコロナ致死率が低く抑えられている理由。

我々一人一人ができること。
もう一度、メルケル首相の呼びかけを噛みしめてみよう。
さて、今日私にとって最も緊急性の高いものについて申し上げます。私たちがウイルスの速すぎる拡散を阻止する効果的な手段を投入しなければ、あらゆる国の施策が無駄になってしまうでしょう。
その手段とは私たち自身です。私たちの誰もが同じようにウイルスにかかる可能性があるように、今誰もが皆協力する必要があります。

まず第一の協力は、今日何が重要なのかについて真剣に考えることです。
パニックに陥らず、しかし、自分にはあまり関係がないなどと一瞬たりとも考えないことです。
不要な人など誰もいません。私たち全員の力が必要なのです。

私たちがどれだけ脆弱であるか、どれだけ他の人の思いやりのある行動に依存しているか、それをエピデミックは私たちに教えます。
また、それはつまり、どれだけ私たちが力を合わせて行動することで自分たち自身を守り、お互いに力づけることができるかということでもあります。

一人一人の行動が大切なのです。私たちは、ウイルスの拡散をただ受け入れるしかない運命であるわけではありません。
私たちには対抗策があります。つまり、思いやりでお互いに距離を取ることです。
ウィルス学者の助言は明確です。
握手はもうしない、頻繁によく手を洗う、最低でも1.5メートル人との距離を取る、特にお年寄りは感染の危険性が高いのでほとんど接触しないのがベスト、ということです。

こうした要求がどれだけ難しいことか私は承知しています。緊急事態の時こそお互いに近くにいたいと思うものです。
私たちは好意を身体的な近さやスキンシップとして理解しています。
けれども、残念ながら現在はその逆が正しいのです。
これはみんなが本当に理解しなければなりません。
今は、距離だけが思いやりの表現なのです。」



  


Posted by迷道院高崎at 07:38
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