2018年11月18日

史跡看板散歩-116 赤坂町十一面観世音

赤坂町恵徳寺「十一面観音堂」



幟にも染め抜いてありますが、観音堂左手前の石碑にも「上野国三十三番札所」と刻まれています。


「上野国観音札所」は全部で三十四ヵ所あって、高崎市には五ヵ所あります。
・二十番 倉渕町三ノ倉観音堂
・二十一番  榛名町榛名神社
・二十二番 中室田町岩井堂
・三十三番 赤坂町恵徳寺
・三十四番 石原町清水寺

石碑には、
 「めぐりきて
     その名をきけば 赤坂の
         心の月は いまぞはれゆく」

というご詠歌が刻まれています。

毎年八月十日が、大縁日です。


この日は、恵徳寺の奥様が、素敵な笑顔で手首にこよりを結んでくれます。


この日に参詣すると、四萬八千日参詣したのと同じ功徳があるそうです。
東京上野浅草寺四萬六千日より二千日多いと言うんですが、そもそも、その四萬六千日って何だってぇ話です。

一説には、一升枡に米を入れるとそれが四萬六千粒あるんだそうで(誰か数えたのか?)「一升」「一生」に引っかけて四萬六千日なんだとか。
ただ、46,000日を365日で割ると126年になりますので、一生分にたっぷりお釣りがきます。
そこへ二千日多かったところで、さほど違いはなさそうですが・・・。

ご開帳の日でもあるので、三体の観音様のお姿を見ることが出来ます。


左から、千手観音聖観音十一面観音だと思います。

看板にもあるように、この十一面観音は明治四十一年(1908)中山道高崎宿西出入り口のお堂から移されました。
「長松寺」のすぐ坂下にあった、観音堂です。


このシリーズ最初の「番所跡」にも、ちょこっと出てきます。

大縁日は夜祭なので、暗くなってからが本番です。





一生分の功徳を頂きました。


【赤坂町十一面観音堂】