2010年04月18日

続・和風図書館

常磐町和風図書館「山田文庫」玄関左脇に、金網フェンスで遮られてはいますが、瀟洒な潜り門があります。

この中は日本庭園になっていて、その奥にこれまた瀟洒な日本家屋が建っています。

これは茶室として、明治十六年(1883)に長野県から移築したと伝えられています。
もとは江戸時代の建物なのでしょう。

普段は雨戸を建て回してあるのですが、ちょうどこの茶室を利用したいという方が打合せに見えていて、関恒雄館長(事務局長)が雨戸を開けて見学をさせて下さいました。

茶室の床面積は、約13坪。
その奥に見える漆喰壁の土蔵は二階建てで、延べ床面積約14坪。
その奥にもう一棟二階建ての土蔵があって、こちらは約7坪です。
右端に見えるのが母屋で、二階建ての土蔵造りに後で平屋を増築しています。(延べ床面積約55坪)

外廊下をぐるっと回った一番端に、雪隠があります。
芸術的な「あさがお」「きんかくし」
まさに、「トイレの神様」の神殿です。

中から庭園を眺めると、こんな風景になってます!

欄間の組子障子、どうです!

敢えて「硝子」という文字を使いたいガラスは、切子細工のように模様が入っています。

←部屋の中です。

茶の湯のと、水屋です。

私の写真技術(カメラのせいだと思いますが・・・)では、上手く伝えられないのが残念です。

ところで「山田文庫」の象徴といえば、何といっても立派な「煉瓦塀」です。
次回は、この「煉瓦塀」にまつわるお話をしたいと思います。

(参考図書:「山田文庫三十年の歩み」)


【山田文庫】





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この記事へのコメント
拙ブログにリンクしていただき、有難うございます^^。
しかし、、、素敵な建物ですねぇ~、細部も素晴らしいです。
実は私も松井田の五料茶屋本陣で同じような「雪隠」を撮ったのですが、ちょっと恥ずかしくて・・・掲載しませんでした^^ゞ。
模様入りのガラスなども、なんとも云えない趣がありますね。大切に保存されていることが、素晴らしいです。ますます訪れてみたくなりました。
Posted by 風子  at 2010年04月18日 08:42
こんな場所がすぐそこに
あったなんて
驚き桃の木です
見学は出来るのですか?
Posted by キューピーキューピー  at 2010年04月18日 17:24
古い日本建築は何かほっとしますね。
私など茶道とほど遠い人間ですが落ち着いた感じはわかります。
特にアサガオなどレトロな感じが最高ですね。
箕郷にも「下田邸」という古い茶室があります。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年04月18日 17:33
>風子さん

こっそりリンク、すみませんm(__)m

「雪隠」という奥ゆかしい名前なのに、ブログで公開しちゃいましたし(^^ゞ

でも、素敵な茶室でしょ?
最近、畳も入れ替えたりして、手入れしたみたいですよ。
ぜひ、ご来館を!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月18日 19:57
>キューピーさん

事前に電話でもしておけば、大丈夫だと思いますよ。
最近手入れをしたようなので、もしかすると恒常的に見学できるようになるのかも知れません。
そうなるといいですね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月18日 20:06
>柏木沢の農家おじさん様

下田邸!
一度見学したいと思いながら、まだ行ってないんです。
五万石騒動の時に、岩鼻県、前橋藩、高崎藩協議の席で、名弁舌をしたという下田氏の邸宅なんでしょうか?
行ってみたいです!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月18日 20:55
ご無沙汰しております コメントありがとうございました
何気なく通り過ぎてしまってる山田文庫ですが 趣がありますね
来月 15日 さくらアロマテラピーさんで キャンドルナイトをやらせていただきます もしご都合よろしければ 聴きにいらして下さい。
Posted by ミヤ  at 2010年04月18日 21:02
>ミヤさん

こちらこそ、ご無沙汰です。
さくらさんとこでの、コンサートは2回目でしたっけ?
お誘い、ありがとうございます!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月18日 21:42
日本庭園、日本家屋とくれば、ぜひぜひ機会を得て見せていただきたい、と思ってます。

隠士、いつも情報、有難うございます。

高崎にはこういう図書館があること、寡聞にして知りませんでした。
Posted by 夢寅  at 2010年04月19日 00:03
>夢寅さん

いやいや、高崎っ子の私でさえ、今回初めて中に入ったような次第で。

ぜひ一度、お出かけ下さい!
って、私の家みたいなこと言ってますね(^^ゞ
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月19日 07:09
山田文庫とは話が逸れますが、
私の属している五万石騒動研究会では子ども達のために「五万石騒動カルタ」を作成中です。
下田家での会議も登場します。
「に」 西明屋 下田の家で 譲歩案
というものです。
行く機会がありましたら私にも参加させてください。
Posted by いちじん  at 2010年04月19日 12:26
>いちじんさん

五万石騒動研究会に所属されていたんですか!
電子紙芝居の作成など、とても興味深く拝見しておりました。

もしかして、下田邸のご案内をして頂けるのでしょうか?
そうでしたら、ご相談したいことがありますので、差支えなければ当ブログの「オーナーへメッセージ」から、いちじんさんのメルアドを教えて頂けるとありがたいのですが。

よろしくお願い申し上げます。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月19日 18:49
迷道院様。本日21時よりNHKラジオにて「真打ち競演」という番組で柳家紫文師匠が出演されるみたいです。この情報間に合ったら聞いてみてください。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年04月19日 19:35
>柏木沢の農家おじさん様

ただいま新聞のラジオ番組表確認いたしました!
情報ありがとうございました!

これから、ブログで情報発信してみます!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月19日 20:08
下田邸が五万石騒動と絡むんですね。 
中山安兵衛が造園した庭を見たことがあります。安兵衛が馬庭念流と絡んで、念流は山名八幡と絡みます。
行きましょう、下田邸へ、みんなで、いちじんさんよろしく。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年04月20日 05:01
>捨蚕さん

面白いですねー!
いろんなことが繋がり合って、いろんなことが起きるんですね。
良いことが起きて欲しいと思っています。
お力をお貸しください!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月20日 08:09
皆さんが「下田邸」へ行かれるなら地元の私も僭越ながら参加せざるを得ないでしょう。「五万石騒動」も不勉強のためぜひ皆様にご教授願いたいです。
機会が整いましたらぜひご一報下さい。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年04月20日 18:10
>柏木沢の農家おじさん様

はい!
私の力だけでは、とてもとてもなんですが、おかげさまで素敵なご縁のつながりがあります。
皆さんとご一緒に下田邸見学ができるように、糸を手繰っていきたいと思っています。
進展がありましたら、みなさんにご連絡致します。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月20日 20:52
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