2010年04月11日

日本一しょうゆ

3月29日のことです。
「大日如来」のあった場所を取材後、前を通りかかって急に寄ってみたくなったのがこのお店です。

「日本一しょうゆ直売」の幟がはためく、「岡醤油醸造」さんです。

旧中山道赤坂を下りきった、常磐町にあります。

子どもの頃通学していた中央小学校の近くなので、何度も前を通っていたはずなのですが、中へ入ったことは一度もありませんでした。

年季の入った引き戸を開けて、初めて中に入ってみました。

紺の前掛けをしたご高齢の店主か、少し腰の曲がった女将が出てくるものと、勝手に思い込んでいました。

ところが、ところが!

「いらっしゃいませ!」と明るい声で奥から出てきたのは、眩しいほど若くて美人の女性でした。

「あ、ど、どうも・・・、素敵なお店ですね。ちょっと見させてください。」

いろいろ、お話ししたはずなんですが、思い出せません。
とにかく、写真を撮らせて頂いて・・・。


見ているだけで懐かしい気分になる店内です。

オリジナルグッズコーナーに、昔の写真が飾ってありました。

「あ、雪が降ってきました!」という声に外を見ると、ヒラヒラと白いものが舞っています。
いつの間に買ったのか、「唐辛子しょうゆ」と、ここの醤油を使った「田舎あられ」の入った袋を手に提げ、脇には頂いた「日めくりカレンダー」を挟んで外に出ました。

外観の写真を撮っていると、先程の女性が出てきてくれました。
「この文字を書いたのは、近くの看板屋さんなんですよ。簡単に下書きして、筆だけで書いちゃうんです。温泉地の看板も書いてる方なんです。」

「は~。」と間抜けな返事をして、写真を撮ろうとすると、風にはためく幟を抑えて下さいました。
雪混じりの風は冷たかったですが、心はぽっと温まる「岡醤油醸造」の建物と、素敵な女性に出会えた日なのでした。

ただ、帰ってきて気が付いたら、何の取材もしていません。
詳しくは、「岡醤油醸造」さんのHPでどうぞ・・・。

【岡醤油醸造 高崎店】





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この記事へのコメント
迷道院様、今朝ここを覗いて見たらびっくり!
もう新しい記事。拝見させてもらいました。
迷道院様、あれですねー、ほら、初めて訪れる知らない町でまず気になるのが造り酒屋とお醤油やさんの煉瓦煙突。なぜかノスタルジックな旅情を誘われるんですよねー。
今回の美人の女将さんと共に写る店先の裸電球。いい感じですね。
しかし知らない内に辛子醤油やらあられやら買われて迷道院様、催眠術にでもかかってしまったんですか(笑)しかし美人の女将さんですねー。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年04月11日 07:55
本町一丁目から山田文庫、美峰酒造から君が代橋までの散歩は良いですよ。
下町散歩ですね。 
吉兵衛堀てどう流れていたんですかね。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年04月11日 09:19
>柏木沢の農家おじさん様

あ、催眠術だったのかー。

裸電球、いい味出してるでしょー。
近江商人の倹約のシンボルが、店内を必要以上に明るくしない裸電球なんだそうです。
これからは、LED電球に変わるんでしょうかね。

蔵や煉瓦の残る街、年配者だけでなく若者にも人気のようです。
残して行くには、どうするのがいいのかな、と思っています。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月11日 19:13
>捨蚕さん

旧中山道の面影を残す、いい道筋ですよね。
子どもの頃は、ここを通って八千代橋を渡り、千人隠れまでよく行きました。

吉兵衛堀ですか。
2009年10月09日の記事に、長松寺裏を流れる堀の図を載せてみましたが・・・。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月11日 19:29
なんていい雰囲気なんでしょう!
旧家の匂いまで伝わってくるような感じです。
醸造をしているところの蔵や煙突、見るとなぜかワクワクします。
地図を頼りに、ぜったい行かなきゃ!・・・^^。
Posted by 風子  at 2010年04月11日 21:05
>風子さん

ぜひ、ぜひ!
安中の有田屋に高崎の岡醤油って感じです。

この辺り、捨蚕さんの仰るように、雰囲気のある建物がまだまだ残ってるんですよ。

そうそう、2009年02月24日の記事に書いた、お城みたいなお宅もすぐ近くですよ。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月11日 21:13
こんばんわ、3月の墓参の折には色々情報を頂き有難うございました。
所で捨蚕さんがお書きになっている吉兵衛堀ですが、高崎市下水道局が常盤ポンプ場建設事業を平成18年~25年まで行う予定で、目的が吉兵衛堀周辺の浸水被害対策だそうです。
吉兵衛堀の区域は並榎町・歌川町だそうですのでその辺りを探せば分かるのではないでしょうか。
尚並榎で吉兵衛という名前ですと明治6年下並榎村戸長を務めたのが吉平(吉兵衛)と言う人で、代々吉兵衛を名乗っていたと思います。
何か関係があるかもしれません。
Posted by 短足おじさん  at 2010年04月11日 22:03
長期間の三国街道往復シリーズ、楽しませていただきました。

またこの記事、いいですね~。
醤油もベイシアのPB商品のシリーズばかりではなく、地元の手作り醤油使いたいものです。
前橋にも手作り醤油、あったかな?

話はちょっと飛ぶのですが、週刊少年サンデー、マガジンの前の時代。
昔の月刊少年雑誌-光文社の『少年』、少年画報社の『少年画報』、などには豪華10大付録なんてのが付いていました。
なにせゼロ戦まで紙の切り抜きで(プラモデルではない!)ノリとハサミで作っちゃう。かつまた別冊のマンガが5冊くらい付いちゃう豪華付録!

次の迷い道も楽しみですが、このシリーズの豪華10大付録も遠慮なく付けちゃって下さると嬉しいですけど~。
  夢寅 拝
Posted by 夢寅  at 2010年04月12日 00:16
>短足おじさん様

お墓参り、つつがなくお済のようで、よろしゅうございました。

吉兵衛堀の情報、ありがとうございました。
下並榎村戸長の吉兵衛さんは、限りなく関係ありそうですね。
もしかすると、捨蚕さん、ご存知なんじゃないでしょうか?

有力な手掛かりを頂いたので、ますます興味が湧いてきました。
ありがとうございました!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月12日 07:04
>夢寅さん

前橋は住吉町の交番辺りに、ヤマニさんとかいうお醤油屋さんがありませんでしたっけ?

「少年」は私も愛読書でした。
極貧時代にも拘らず、親は毎月必ず買ってくれました。
次月号の付録の予告には、ワクワクさせられましたよね。

迷い道の付録は予告なしで、思ひつきという感じですが、よろしくお願い致します!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月12日 07:16
短足おじさん・お久しぶりです。 

吉兵衛さんのこと、調べてみます。 

ところで、常仙寺のクリスチャン地蔵の記事のご意見を願います。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年04月12日 08:09
>短足おじさん様

只今、帰宅しましてコメント拝見いたしました。
捨蚕さんへのコメントは私から転送しておきました。

貴重な情報、本当にありがとうございました。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月12日 22:28
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日本一しょうゆ
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