2010年02月19日

三国街道 帰り道(5)

迷道院高崎としては極々珍しい、食べ物ネタです。

棟高「観音寺」近くの、「おうで饅頭本舗 観音寺屋」さんです。

でも、「おうで」って・・・、何でしょう?
「おうで」さんという名のおばあちゃんが、作ってる?
それとも、「大きな手」のご主人が、作ってる?

・・・考えても分からないから、買ってみました。

これが、「おうで饅頭」です。  →

右のが「ねぎっぱ饅頭」(100円)、ほの甘い皮にネギが練り込んであるんですって。
中には、くるみ味噌が入っています。

左のは「山菜みそ饅頭」(100円)、皮に山菜が練り込んであって、中は甘辛味噌です。

食べ物ネタに慣れていないので、上手く表現できないのですが、
「お饅頭の、ふるさと小包便やー!」って感じでしょうか。
早い話「美味い!」です!

で、「おうで饅頭」ですが。
女将さんに聞いてみました。
そしたら、「茹(ゆ)で饅頭」のことだそうです。

お饅頭は普通「蒸(ふ)かす」と言いますが、同じ意味で「茹(ゆ)でる」とも言い、それを上州弁では「うでる」と言います。
それに「お」を付けて、「おうで」だったんですね。
ストンと、胃の腑に落ちました。

私は、お使い物を買う時以外は、あまりこういうお店に入りません。
生来の貧乏性で、買い食いというのに慣れていないのです。
そんな私が、ふらっと引き寄せられてしまった「おうで饅頭」
ネーミングというのは、すごい力があるもんですね。

ところで常々、キャッチフレーズネーミングのポイントは、「面・珍・短」だと思っているんです。
面白い、珍しい、短い、ってことですね。

で、私が盛んに高崎名物にしたいと思っているのが、「たてっけえし」です。
「おきりこみ」を一晩おいて、翌日「たてかえした」(温め直した)ものです。
汁がトロトロになって、美味しいんですよね。

駅前のうどん屋さん!メニューに加えてみませんか?
店先に「高崎名物 たてっけえし」と染め抜いた幟と、「たべりー」と書いた看板を立ててごらんなさいまし。
観光客が、ふらっと引き寄せられてくること間違いありませんから。
間違いないと・・・思います。
・・・間違い、ないんじゃないかな?
そんなような気が・・・。
はい・・・すみません m(_ _)m

【おうで饅頭本舗・観音寺屋】





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Posted by 迷道院高崎 at 05:41
Comments(14)三国街道
この記事へのコメント
そう言う意味でしたか。気になっていたことが、一つ解決しました。 観音寺の桜が咲くのが楽しみですね。
ところで、パソコンへの写真の取り込みができません、是非ともご教授を願いますたくおもう次第です。
Posted by 捨蚕  at 2010年02月19日 08:31
迷道院様 三国街道帰り道お疲れさまです。
観音寺の豆腐の石碑は私も見逃していました。
参考になります。
昔はここいら柏木沢は毎年7月15日近辺に養蚕の休みに入り「農休み」と称して饅頭を蒸かして食べたものでした。
その饅頭が「うでまんじゅう」と言ってました。そうですねー私が勢多農に通ってた時くらいまでその風習がありました。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年02月19日 17:46
>捨蚕さん

あ、やっぱり気になってましたか?
お役に立てて良かったです。

写真の取り込みも、私でお役に立てればご説明させて頂きますよ。
ご都合のよい日を、オーナーへのメッセージでご連絡ください。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年02月19日 23:58
>柏木沢の農家おじさん様

観音寺で引っ掛かって、なかなか帰れません(^^)

「うでまんじゅう」って、そういう風習の食べ物だったんですね?
よく、皮に炭酸を入れた「蒸かし饅頭」とか「田舎饅頭」とかってのがありますけど、もともとは同じように郷土菓子なんですね。
何だか、柏木沢の「うでまんじゅう」も食べてみたくなりました(^^)
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年02月20日 00:06
群馬に移住して驚いたことの一つが「言葉」でした。
聞き慣れない言葉が多くて・・・。
今回の解説で少し理解が進みました^^。
また、何かありましたら教えてくださいね。
Posted by 風子風子  at 2010年02月20日 15:15
>風子さん

高崎の人は、結構自分では標準語だと思ってる人が多いんですよ。
私もそうでした(^^)

会社で、「ぼっとして」が通じなくて驚いたことがあります。
「もしかして」という意味なんですが、「ぼーっとして」という意味に取られちゃったんですね。

「ぼーっとして」は、上州弁では「ぼっくらこいて」と言います(^^)
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年02月21日 00:23
「ぼっくらこいて」ですか!(爆笑)
知らなかったです^^。
Posted by 風子風子  at 2010年02月21日 15:56
>風子さん

これすら、ちょっと柄の悪い標準語くらいに思ってましたから(^^ゞ
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年02月22日 06:19
上州弁について補足させてください。

むてっこーじするんじゃねー 無茶しないで
いまいくじだい?   今、何時ですか?
ひょうぐる   (水などが)噴出いている事
そうじゃあんめー  そうでは無いですよね
~だいねー   ~ですよね
おっこくる    (物などを)押し出す

その他いろいろありますが最近の若者は生粋の上州弁を話せません。嘆かわしいです。
ネイティブスピーカーは私の年代までですね。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年02月22日 18:54
>柏木沢の農家おじさん様

上州弁のネイティブスピーカーは、確かに貴重な無形文化財かも知れませんね(^^)

むてっこーじは、私も知りませんでしたよ。
ひょうぐるも、高崎辺りでは使ってないと思います。
水というか、おしっこ(押しっこじゃない方)の時に使いませんか?

上州、上州と言っても広ーござんす、ってことですかね?
風子さん、見てるかな?
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年02月22日 22:43
ふーむ。なるほど。上州弁といっても割とコアなんですねー。高崎と柏木沢。わずか10Kmで違うとは。興味深いです。
幼少の頃、藤五デパートの屋上であそんでて思わず「それはむてっこーじだんべー」と言って横のおばさんになぜか笑われたのも今、納得しました。ご指摘の通りおしっこなどこの辺では「ひようぐる」といいます。それから、ふざける事を高崎では「しゃいなし」といいませんか?
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年02月23日 05:48
「しゃいなし」言います、言います!
どちらかというと、「くだらないこと」「しょうもないこと」という意味で使ってるように思います。

「またー!しゃいなしばっかりして!」なんて、よく言われました(^^)

同じ群馬県人に笑われたのが、「頁をはぐる」です。
「それは、めくるだろ?」と言われました。
「めくるは、スカートの場合に使うんじゃねぇん?」と反論はしたのですが・・・。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年02月23日 07:52
「はぐる」言いますねー。特に年輩の人。たとえばうちのお袋など。
それから、今は私など勤人の兼業農家ですので現金収入も少しありますのでスーパーで買い物して夕食はご飯ですが、昔は米を節約するため夕飯は決まって夏はうどん冬は「おっきりこみ」でした。寒い空っ風の夜、せどの(裏の)竹藪の風音を聞きながら家族で食べるおっきりこみは私のノスタルジックな心象風景です。勿論「たてっけえし」も大変美味です。
余談ですが迷道院様、もし、お持ちでしたら、今月の14日の上毛新聞のひろば欄をご覧ください。小生の拙文が載ってます。唐木順三氏のエッセイについてかきました。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年02月23日 18:13
>柏木沢の農家おじさん様

言いますよねー「はぐる」って。
でも、年輩者だけですか・・・。

14日の上毛新聞、引っ張り出しました。
そうですかー!
この投稿、気に留まっていた一文でしたよ。
「途中体験の有用性」、確かにそうですね。

車で目的地に早く着くことも効用のひとつですが、徒歩や自転車でこそ目に留まる効用もあります。
ブログネタの取材は、まさにその連続です。

柏木沢の農家おじさん様の深い見識に、改めて感服いたしました。
これからも、よろしくお付き合いください。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年02月23日 22:35
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