過日、桐生の町歩きをしていて、通りすがりにふと目に入ったものがありました。
な、なんと!ボロボロになって軒下に下がっているのは、わが「上州弁手ぬぐい」じゃありませんか!
「天然染色研究所」という看板が掛かっています。
いやー、嬉しかったんです。
こんなになるまで下げてくれているなんて。
ためらうことなく、木製の引き戸を開けて寄り込んじゃいました。
「どうぞ、どうぞ。」と迎えてくれたのは、所長の田島勝博さん。
いかにも染色家らしい風貌をしてらっしゃいます。
しかし、お人柄は実に親しみやすい方でした。
「上州弁手ぬぐい」のことをお聞きすると、何でも娘さんが東京で買ってきてくれたんだと言います。
「あ、ぐんまちゃん家ですかね。」と言うと、
「いや、東京で群馬の食材を使った店をやってる人がいて、そこで・・・。」と言います。
これも嬉しかったですね。
東京で「上州弁手ぬぐい」を扱ってくれているといえば、自称・群馬の押売居酒屋の、「ナルカミ」さんですね。
田島さんのお話では、軒下に「上州弁手ぬぐい」を下げておくと、通る人がみんな立ち止まって見て行くんだそうです。
初めの内は店を閉める時に取り込んでいたんだけど、面倒になって出しっ放しにしてたらこんなんなっちゃったんだよね、と笑っていました。
それでも、通る人が見るんで出してるんだと言います。
「じゃ、そろそろ新調しませんか。」と俄かに押し売りと変じ、先日お届けしてきたばかりでした。
それから幾日も経たぬ1月30日、新聞を見てびっくりしました。
田島さんが載ってるじゃありませんか。
お会いした時も、染色に一方ならぬ情熱をお持ちの方とお見受けしました。
染色を通じて、ささやかながら桐生の町づくりに貢献したいとも仰っていました。
それから、実はこの「天然染色研究所」が使っている建物、桐生の名家・森家の石蔵(穀蔵)だったんです。
森家と言えば、歴史哲学者の羽仁五郎氏や、シイタケの人工栽培法を確立した森喜作氏を生んだ名家です。
田島さんがお手すきならば、森家の庭を案内して頂けるかも知れませんよ。
ぜひみなさん、一度行ってごらん下さいませ。
おすすめです!
な、なんと!ボロボロになって軒下に下がっているのは、わが「上州弁手ぬぐい」じゃありませんか!
「天然染色研究所」という看板が掛かっています。
いやー、嬉しかったんです。
こんなになるまで下げてくれているなんて。
ためらうことなく、木製の引き戸を開けて寄り込んじゃいました。
「どうぞ、どうぞ。」と迎えてくれたのは、所長の田島勝博さん。
いかにも染色家らしい風貌をしてらっしゃいます。
しかし、お人柄は実に親しみやすい方でした。
「上州弁手ぬぐい」のことをお聞きすると、何でも娘さんが東京で買ってきてくれたんだと言います。
「あ、ぐんまちゃん家ですかね。」と言うと、
「いや、東京で群馬の食材を使った店をやってる人がいて、そこで・・・。」と言います。
これも嬉しかったですね。
東京で「上州弁手ぬぐい」を扱ってくれているといえば、自称・群馬の押売居酒屋の、「ナルカミ」さんですね。
田島さんのお話では、軒下に「上州弁手ぬぐい」を下げておくと、通る人がみんな立ち止まって見て行くんだそうです。
初めの内は店を閉める時に取り込んでいたんだけど、面倒になって出しっ放しにしてたらこんなんなっちゃったんだよね、と笑っていました。
それでも、通る人が見るんで出してるんだと言います。
「じゃ、そろそろ新調しませんか。」と俄かに押し売りと変じ、先日お届けしてきたばかりでした。
それから幾日も経たぬ1月30日、新聞を見てびっくりしました。
田島さんが載ってるじゃありませんか。
お会いした時も、染色に一方ならぬ情熱をお持ちの方とお見受けしました。
染色を通じて、ささやかながら桐生の町づくりに貢献したいとも仰っていました。
それから、実はこの「天然染色研究所」が使っている建物、桐生の名家・森家の石蔵(穀蔵)だったんです。
森家と言えば、歴史哲学者の羽仁五郎氏や、シイタケの人工栽培法を確立した森喜作氏を生んだ名家です。
田島さんがお手すきならば、森家の庭を案内して頂けるかも知れませんよ。
ぜひみなさん、一度行ってごらん下さいませ。
おすすめです!
【天然染色研究所】