2018年09月23日

史跡看板散歩-110 舟石と住吉神社

頌徳三碑から南へ2.3km、見逃しそうな所に「舟石」と史跡看板が乗っかってます。


車を止めて石垣の上に登ってみると、けっこう大きな石で、たしかに舟の形をしてます。



ま、後ろの山から転げ落っこってきたに違いないと思うのですが、石の大きさといい、形といい、昔の人の想像力を刺激するには充分なものがあります。
羊太夫伝説が、古くから人々の心に根付いている土地ならではのことでしょう。

「舟石」から40mほど先にあるのが、「住吉神社」です。


史跡看板は、境内裏側のバス停のとこに建ってます。



看板には、「羊太夫の時代までには鎮座していた」とありますが、「吉井町誌」にはこんな風に書かれてます。
当神社は創建年代不詳なるも、伝えによれば奈良期のころ羊の大夫謀反の期、官軍しばしば利を失い、ために朝敵討滅を当社に祈誓せしに、効験により八束城落城し羊氏滅びたり、よって官軍の将これを建立すという。」

あれ?
羊太夫は、この神社に祈誓しなかったんでしょうか・・・。

また看板には、「神社の東を流れる大沢川を渡った所に、不動様の奥の院があった」と書かれています。

その大沢川に向かって下りる細い道があります。


看板が欠け落ちてしまってますが、「東谷渓谷」という名前がついているようです。


石が苔むして滑りやすい道を、柵につかまりながら下りていくと、予想外にすごい渓谷が現れます。


向こう岸に向かって突き出た橋の先に、お不動様が祀られていました。


崖のくぼみには、お地蔵さまも祀られています。


小さいながら、なかなかの渓谷美、恐れ入りました。



お礼を言おうと拝殿を見ると、賽銭箱が朽ちてしまったのか、紙箱にむき出しのお賽銭が入ってました。


この大らかさ、いいなぁ。


【舟石と住吉神社】






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この記事へのコメント
史跡めぐりがいよいよ快調ですね。

吉井町東谷にあるこの史跡横の道は間も無く山にさえぎられて行き止まりになります。その行き止まりから道なき道を見当つけながら、日野と吉井を隔てる尾根に何度か登りました。5年ほど前の事です。八束山にものぼりました。山の手入れは不十分でかなり荒れています。

ただ通過しただけのところですが、こんな史跡があったのですね。探しですだけで大変なご苦労がおわりだろうと推察します。
Posted by toboketaG  at 2018年09月27日 21:06
>toboketaGさん

住吉神社にいると、時々道の先からやってくる車がありましたので、どこかへ抜けられるのかと思ってましたが、行き止まりになるんですね。

それにしてもtoboketaGさん、冒険家ですね。
そんな道もない山にも挑戦するんですから。
私の史跡巡りの苦労なんぞ、子どもの遊びです。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2018年09月28日 07:23
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史跡看板散歩-110 舟石と住吉神社
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