2016年05月29日

史跡看板散歩-3 岡醬油醸造

「中村染工場」から引き返して、赤坂町の十字路を右へ曲がると・・・。

壁に、こんな絵の描いてある家があります。

塗料の剝がれかかった看板には、「みやざわ」という文字が読めます。








「宮澤工芸」という看板屋さんです。

ガラス戸に、こんなのが貼ってあります。

相撲取りの名前が書いてないのですが、「スロースターター」とあるので、この絵を描いた平成二十四年(2012)から大関になった稀勢の里でしょうか。

「宮澤工芸」の主・宮澤君夫さんは、群馬テレビ「技に迫る」にも出演した看板絵師で、銭湯の風呂場の看板とか、映画の看板とかを描く有名な方だそうです。
残念なことに、昨年亡くなられてしまったそうですが。

「宮澤工芸」のある建物は、雰囲気のある長屋づくりです。

旧中山道の趣を残す建物ですが、いつまで残っているでしょうか。

その長屋の先に、「岡醬油醸造」の倉庫があります。

その倉庫の壁面に描かれた文字こそ、宮澤君夫さんの作品です。
「技に迫る」では、この看板を描いているシーンが放映されたそうなんですが、残念ながら迷道院は見ていません。
いつか再放送してくれるといいんですが。

史跡看板は、「岡醬油醸造」の店舗正面に建っています。




説明文の最後に、「レンガ造りの煙突は、昭和初期に修復された記録がありますが・・・」と書かれていますが、実は「岡醬油醸造」の煙突は、昭和六年(1931)の「西埼玉地震」で倒・半壊しているんです。


この煙突、「ちい散歩」地井武男さんも、亡くなる一年前に見に来てくれてます。


地井さんが訪問してくれたのは、迷道院が初めて「岡醬油醸造」さんを訪ねた年の翌年、平成二十三年(2011)でした。
そしてその翌年、平成二十四年(2012)に突然帰らぬ人となってしまうなんて、いま思っても気持ちが落ち込みます。

あ、何だかしんみりしちゃいました。
気を取り直して・・・。

レンガ煙突の「岡醬油醸造」のすぐそばに、「山田文庫」のレンガ塀もあります。

このレンガ塀もまた、面白い歴史を持っています。
   ◇和風図書館と茂木銀行

散歩っていいですよー!
さあみなさん、史跡看板散歩に出かけましょう!

【岡醬油醸造】


【山田文庫】






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この記事へのコメント
看板絵師も、少なくなりましたね。
今では、カッテングシートの看板が殆どで
手書きは、貴重ですね、前橋の藤倉看板店が手書きの看板が製作出来るようですが、
それに、岡醬油醸造が岡直三郎商店の支店とは
初めて知りました。
高崎市は、趣を残す建物が沢山ありますね。
Posted by wasada49  at 2016年05月30日 03:07
>wasada49さん

前橋に映画看板を描く方がいるというのは、聞いたことがありますね。
まだお元気なんでしょうか。
埼玉の春日部は、商店のシャッターに描いた絵で観光客に人気があります。
町の宝物をどう活かすか殺すか、やはり人ですね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2016年05月30日 07:37
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史跡看板散歩-3 岡醬油醸造
    コメント(2)