2016年05月01日

駅から遠足 観音山(71)

「合気道山徳道場」を開いた荒井俊幸氏が開設したもう一つのものが、「山徳まんが記念館」です。


山田徳蔵翁の住まいは、純和風の建物と洋館とが隣接していましたが、昭和六十三年(1988)に洋館部分を改築して「まんが記念館」にしました。
なぜ「まんが」なのかということですが、徳蔵翁のコレクションの中に、明治から昭和にかけて活躍した日本画家で漫画家の、北澤楽天の作品が多く含まれていたからだそうです。

楽天徳蔵翁は親交浅からぬ間柄だったようで、楽天の描いた「五福神」は店のシンボルでした。


「五福」「呉服」に掛けているそうですが、その「五福神」がみな居眠りをしています。
右上に書かれた言葉、たぶん、「こくり こくり 眠り福」と読むんでしょうね。
福の神が居眠りをするほど店が繫昌しますように、ということでしょうか。

徳蔵翁が営んでいた「山徳呉服店」は、田町から中央銀座へ抜ける道、昔は「烟草横町」と呼ばれた通りにありました。


店の写真、ちょっと分かりにくいかも知れませんが、ショーウィンドウと入口の上部に、「五福神」の絵が嵌め込まれています。
これは、当時としてはとても珍しい、ステンドグラスです。

このステンドグラスは、今「まんが記念館」の玄関に移設されています。


光栄なことに、そこに並んでわが「上州弁手ぬぐい」「上州弁番付表」を展示して頂いております!
有難いことです。

今、年間企画展として所ゆきよしさんの「歴代総理似顔絵展」開催中です。










石に描いた、歴代総理の似顔絵も展示されていますが、これはさんの作品ではないと思います。

「まんが記念館」の下には防空壕が掘られていて、ここも見学することができます。






防空壕の壁面にも、興味深い写真が掲示されています。

という訳で、とてもすべてを紹介しきれない、「洞窟観音」「徳明園」です。
あとは、ぜひ皆さんの目でゆっくりご覧になってください。


【山徳呉服店があった場所】







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この記事へのコメント
「まんが記念館」は一度見ましたが、ステンドグラスの由来がわかってスッキリしました。
防空壕は知らなかったなぁ・・・、またゆっくり出かけないといけませんネ^^。
Posted by 風子風子  at 2016年05月03日 14:12
>風子さん

私は、「山徳呉服店」もそのステンドグラスも見ていていいはずなのですが、全く記憶にありません。
今思うと、実に残念です。

防空壕は、比較的最近一般開放されたんですよね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2016年05月03日 18:09
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    コメント(2)