2016年04月17日

駅から遠足 観音山(69)

熊本で大地震が。
八代には中学から続いているペンフレンドがいるんですが、電話で無事が確認できてほっとしています。
沢山の方々が不安な日々を過ごしていらっしゃることでしょう。
多くの御霊により護られますことを。

そんな中、久々の観音山です。
「ひびき橋」方面と「洞窟観音」方面との分岐点です。

3月20日の記事に使った写真なんですが、まだ冬枯れの景色ですね。

これは、1ヶ月後の4月14日に撮った写真です。

目に青葉、山ツツジの赤い色も鮮やかで、あっという間に春景色です。

今日は分岐点を真っ直ぐ、「洞窟観音」へ向かいます。

観音山名物のソメイヨシノはもう盛りを過ぎましたが、それに代わって山桜、山吹、山ツツジ、エゴノキの花が見頃になってきました。

花や新緑、小鳥のさえずり、下の「ケルナー広場」から聞こえてくる子どもたちの元気な声・・・、心地よい尾根道を700mほど楽しむと、「洞窟観音」への下り口に到着します。


石段の途中から、美しい景色が目に入ってきます。






その景色の中に、「洞窟観音」の創始者・山田徳蔵(霊琳)翁の胸像が建っています。


胸像の後ろには七重塔、その脇の石段を上ると・・・、






徳蔵翁の顕彰碑(三輪塔?)があります。

説明板には、翁の人となりをよく表す言葉が書かれています。

徳蔵翁については、6年前にちょっと書いたことがあります。

あまり知られてないかも知れませんが、高崎に飛行場を設置しようという運動のリーダーでもありました。
「観音道路」開鑿の世話人だったことは、このシリーズ第15話に書いたとおりです。



洞窟には浅間の溶岩がたくさん使われていますが、当時、信越線で毎日運んできたのだとか。
洞窟はすべてツルハシなど人力で掘られましたが、固い地盤にツルハシの先がすぐ丸まってしまうので、毎朝ツルハシの先を研いでから作業にかかったといいます。
ツルハシを研いだ作業所が、洞窟入口の左、現在の「奉納処」だそうです。

現在、洞窟の総延長は400mですが、徳蔵翁が亡くならなければこの倍の長さになっていたようです。
いま、洞窟の出口になっているところは、もともとは人夫の作業用出入り口だったそうです。

洞窟入口の上に嵌め込まれた石に、「観音洞」と刻まれている文字は、德明こと徳蔵翁の書です。











入るとすぐ、タイル画の天女が、羽衣を翻して優雅に迎えてくれます。

ここからいよいよ、三十三体の観音さまとご対面です。
中はちょっと暗いですが、入口に「施無畏」(せむい:観世音菩薩の別称。畏れの心が無くなるよう施すこと)とあります。
ここから先は、現地でご参拝ください。


そうそう、観音山のお店には、「洞窟観音」の入場割引券が置いてあります。
ぜひご利用ください。


【ハイキングコースからの洞窟観音下り口】






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この記事へのコメント
なにやら奇怪な!と思ったのですが、
洞窟の前面は浅間の溶岩だったのですか。
信越線で運んだものとはねぇ・・・知りませんでした。
一人で行って洞窟内を歩いたのですが、他に見学者がいなくて急ぎ足になってしまいました。
中はヒンヤリしていて真夏に行きたい感じでしたが、もっとゆっくり見なければ、肝心なことを見落としてしまいますね^^。
Posted by 風子風子  at 2016年05月03日 13:55
>風子さん

一人であの洞窟の中を歩くのは、急ぎ足になっちゃいますよね。
昔は洞窟の隅々まで入れたのですが、今は危険防止のためか、立入禁止になっているところがあって、昔を知る者にとってはちょっと残念です。

洞窟観音造成中は、「山徳へ石を持っていけば、全部買ってくれる。」という噂が立っていたようです。
たしかに、そんな感じがしますよね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2016年05月03日 18:02
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