2015年02月18日

長野堰から高崎の歴史を知る展示会

昨年の12月に上毛新聞「視点」を見て、「へー、こういう活動をしている人がいるんだ。」と、切り抜いておきました。


そしたら、以心伝心とでもいいますか、今年の1月半ば過ぎに、この中嶋宏さんからこんなメールを頂戴しました。
平成27年4月3日~7日
高崎シティーギヤラリー 第二展示室
『ありがとう 長野堰用水路・高崎の歴史を語る絵図史展』
を開催予定の者です。
高崎の絹遺跡を拝見してお話を伺うことができればとメールさせていただきました。
また、お会いできればとも願っております。
宜しくお願いします。」

私の書いた「高崎の絹遺跡」の記事に、目を留めて頂いたようです。

私も、中嶋さんの活動が気になっていたところでしたので、展示会の準備をしているという事務所を訪ねてみました。

行ってみて驚いたのは、事務所いっぱいに吊り下げられている数々の資料です。

古今の地図上に、長野堰流域に分布する遺跡や史跡がプロットされ、取水口から支流末端までの水路が書き込まれています。

また、1/10000の地図上に等高線に沿って切り抜いた板を重ねて、立体的な高崎の姿を作っていました。

これを見ると、高崎市内に井野川の水が引けなかった理由、長野堰の取水口が遥か本郷である理由が、一目瞭然で理解できます。
なるほどなー、と思いました。

城東小学校の所にある、「円筒分水」の模型までありました。

これがまた、ちゃんと水が流れて、その仕組みがよく分かるようになってるんです。

取水口からの水が榛名白川の下を潜るサイホンの仕掛けまで、実によくできてます。

「円筒分水」といえば、昨年の8月に放送された「ナニコレ珍百景」中嶋さんが応募され、みごと珍百景に登録されています!

その時の撮影風景の写真が、パネルになっていました。

そんな訳で、「長野堰を語りつぐ会」の皆さん、こだわりを以て一所懸命準備をされておりました。
今まで、長野堰についてこれほど多面的に、しかも高崎全体の歴史や暮らしと結び付けて研究した例は、なかったのではないでしょうか。

私も、ほんの少しだけお手伝いをさせて頂くことになりそうです。
4月の「ありがとう長野堰用水路・高崎の歴史を語る絵図史展」、皆様のお越しをお待ちしております。








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この記事へのコメント
こんばんは~
長野堰は私も興味があります。
通勤途中に長野堰があるのですが、
日によって流れていない日がありますね。

それも1週間くらいとか。これは
なぜなんでしょう?
私の見る長野堰は北高崎駅から住吉町交差点
の途中にあります。
Posted by JACK  at 2015年02月18日 23:56
>JACKさん

ほー、水の流れていない日がありますか。
一年に一回くらいなら、水を止めて溜まった泥を掻き出す「かいぼり」なんてのがあるようですが、頻繁にあるとすると別の理由なんでしょうかね。
今度会の人に会ったら聞いてみましょう。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2015年02月19日 09:51
ご無沙汰しております。これはすごい企画ですね。私は下小塙出身なので長野堰はとても身近な存在でした。流れが急で深いので唯一「近づいてはいけない」河川として親に教えられました。子供の頃は巨大な用水路という感じでしたが、今見るとそうでもないですね。

ともあれとても興味深い企画を教えていただき感謝します。榛名白川下の暗渠の仕組みとか関心があります。戦後行われた榛名白川の烏川合流部の河道変更工事の事も知る事が出来るでしょうか?

とにかく絶対に見に行きます。

http://blogs.yahoo.co.jp/sac_murakumo
Posted by SAC  at 2015年02月20日 07:51
>SACさん

ぜひ、ぜひ!

会のメンバーには、長野堰をプール代わりにしてたという人もいます。
面白い展示会になりそうですよ。
お出でをお待ちしております!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2015年02月20日 10:32
以前TV番組で、長野県佐久あたりの円筒分水を観たことがあります。
ご紹介の「ナニコレ」も観ました^^。
水を公平に分配するために考案され全国にあるようですが、この円筒分水のおかげで、各地で発生した水争いは終息したそうですね。
これまた先人の深い知恵には脱帽です。
ぜひ実物を見たいものです。展示会にも行ってみたいです。
Posted by 風子風子  at 2015年03月01日 10:26
>風子さん

「ナニコレ」ご覧になってましたか。
私は、今回初めて知りました。
投稿した中嶋さんは、何かにつけ前向きに取り組む方で、またお仲間の方もみな中嶋さんを盛り立てて、実にいいグループです。
ぜひ、展示会にはお出で下さい。

「円筒分水」は、「五万石騒動義人堂」のすぐそばですので、それもぜひ見ていってください。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2015年03月01日 12:10
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