2014年01月12日

歴民にできた高崎の歴史部屋

いままで、どちらかというと「民具・農具」の展示が主体だった高崎市歴史民俗資料館ですが、知らない内に高崎の歴史部屋ができていました。

一番うれしかったのは、「高崎城甍の間」と名付けた部屋ができたことです。






「和田城」という名前の酒樽が、さりげなく置いてあるところなんか、なかなか憎いです。

嬉しい中でも特に嬉しかったのは、高崎城のジオラマが展示されていたことです。

以前、写真で見たことはあったのですが、実物は初めて見ました。

このジオラマは、古城塁研究家の山崎一氏が、大正元年(1912)に制作したものです。
平成十年(1998)に発見された高崎城の詳しい絵図「櫻井家文書」のある現在では、もっと詳細で正確なジオラマが作れるはずです。

高崎城址に天守閣然として聳え立つ市庁舎の中にこそ、それがあって当然と思うのですが・・・。
いま、市庁舎には箕輪城址の小さなジオラマだけが片隅に置かれているのみというのは、何としたことなのでありましょう。
どなたか、「櫻井家文書」をもとに新しいジオラマを作って頂ける方の登場を、お待ちしております。

この木材は、いったい何でしょう?

高崎城厩(うまや)の桁材だそうです。




歴史民俗資料館の倉庫に眠っていたものを、職員の方が人力で2階のこの部屋まで担ぎ込んだんだそうです。ご苦労様でした。

高崎城本丸跡を発掘した時に出てきた、高崎城の鬼瓦も展示されています。

今は、ここでしか見られません。

「高崎城甍の間」には、こんなパンフレットも用意されています。

現代の高崎市街図の上に高崎城下町の図を重ねた、迷道院お奨めの逸品です。

自由にお持ち帰りできますので、ぜひとも皆様にお持ち頂きたいと思います。
高崎の町歩きが、さらに楽しくなること請け合いです。

その他、こんな歴史部屋が用意されています。

「音楽のある街高崎」コーナーには、本町時代の旧「あすなろ」の写真や、そこで実際に掛けていたレコード盤も展示されています。
「記憶の部屋」には、軍都だった高崎に関する数々の展示物がありますが、「林田式洗米器」って知ってますか?
その他の部屋にも、面白いものが沢山あります。
純メイド・イン・タカサキの洗濯器、「カモメホーム」とか。

歴史民俗資料館へは、長い黒髪の学芸員・大工原(だいくはら)美智子さんがいる日を選んで行くと、深くて面白いお話が聞けますよ。
 ・高崎市歴史民俗資料館:027-352-1261

そうそう、3月から始まる企画展の準備が、着々と進んでいました。
昔の高崎が、面白い視点から蘇ってくる企画のようですよ。
これも楽しみです。


【高崎市歴史民俗資料館】









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この記事へのコメント
やっぱし、高崎は、

いっさきと、文化程度が、うーんと、違うんね、
こんど、見に行くベーと、思うんだけんど、
長い黒髪の人が、いついるかわんねーかねー?

上州弁の資料が、少しあるんだけんど、
居場所を、メールで教えてくんれば、
送り―てと、思うだけんど、どうだんべー先生
Posted by wasada49  at 2014年01月12日 15:19
>wasada49さん

学芸員の方は、調査や講演などで外に出ることが多いです。
歴史民俗資料館に電話してからお出かけになることをお勧めします。

上州弁の資料は、歴史民俗資料館にでしょうか、私にでしょうか?
メールで、どんな資料かを教えて頂けると、有り難いのですが。

よろしくお願い致します。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2014年01月12日 20:10
榛名の歴史民俗資料館は知っていますが、高崎市歴史民俗資料館には、残念ながらまだ行っていません。
高崎城のジオラマも、櫻井家文書も興味深いものですが、櫻井家の「高崎城絵図並びに文書」の公開はされていないのでしょうか・・・。
まだ未公開でしたら、ぜひ公開していただきたいですね^^。
Posted by 風子風子  at 2014年01月13日 09:38
>風子さん

あるんですよー、本になってるんです。
「高崎城絵図」という題で、高崎市立図書館に蔵書されていて、貸し出し可です。
安中図書館にもありますが、禁帯になっていますね。

高崎の歴史民俗資料館にも、ぜひお出かけください。
昔の群南村役場の木造建物をそのまま使っていて、いい雰囲気ですよ。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2014年01月13日 20:38
わざわざ調べていただき、ありがとうございます。
図書館で見させていただきます^^。
Posted by 風子風子  at 2014年01月14日 13:26
>風子さん

どういたしまして。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2014年01月14日 19:50
「カモメホーム」
球形で中にお湯を入れて
回転させる洗濯器でした。
母の実家で使っていました。
Posted by いちじん  at 2014年01月14日 23:26
>いちじんさん

さすが、いちじん家!
「カモメホーム」をお持ちでしたか。
私は、子どもの頃近所の歯医者さんで見ました。

当時、ソ連が世界で初めて打ち上げた人工衛星、スプートニクに形が似てたので、よく憶えてます。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2014年01月15日 18:20
もしかして、ボットカシテ

「カモメホーム」ハ、流体洗濯機デハ

流体洗濯機は、赤堀歴史民俗資料館に有ります。

ご参考になれば、幸いです。
Posted by wasada49  at 2014年01月15日 20:16
>wasada49さん

はい、その通りです。
赤堀にもありましたか。
情報、ありがとうございます。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2014年01月15日 20:28
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