2013年09月19日

佐野橋がぁ~~~~!

今回の台風18号は、全国各地に大きな被害をもたらしました。
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りしております。

佐野橋がぁ~~~~!高崎では、私の大好きな「佐野橋」が流されちゃいました!

水が橋をめくっちゃったようで、まるで「こきりこ節」で使う「ささら」みたいになっちゃってます。

佐野橋がぁ~~~~!つい先日、「高崎社会大学」「高崎のトリビア」というお話をさせて頂いた時、「烏川三石」にからめて「素敵な橋ですよー。」とご紹介したばかりでした。

「行ってみます。」と仰っていた方もいらっしゃったのに・・・。

佐野橋がぁ~~~~!崩れ落ちた橋は、あたかも初めからそう造ったような姿で、川の中にいます。

昔は大水が出たらわざと流して、後で拾って元に戻すんだという話を聞いたことはありますが・・・。

「佐野橋」の流される瞬間がYouTubeに投稿されてると、高井俊一郎さんがFaceBookで教えてくれました。


そういえば、9月28日に催される「なつかシネマ in 高崎電気館」で上映される、「高崎での話」という映画は、洪水で「佐野橋」が流されるシーンから始まることを思い出しました。

「佐野橋」の惨状を見て、同じ木橋の「中乗橋」が心配になり見に行ってみました。

佐野橋がぁ~~~~!「中乗橋」は、大丈夫でした。

でも、際どかったのだろうなということは、流木防止柵や橋げたに引っかかっている流木や草によって推し量ることができます。

「佐野橋」も、あと少し高さがあったなら、あるいは流失を免れたのかも知れません。
復旧に際してはその辺を考慮して欲しいところですが・・・。

各地に被害をもたらした今回の台風18号ですが、ちょっぴりいいこともしていきました。

佐野橋がぁ~~~~!←今年の8月に撮った「聖石」ですが、木や草に埋もれてその姿は全く見ることができません。

今、台風18号が河原の木や草をなぎ倒し、「聖石」の頭が見えるようになりました。↓

佐野橋がぁ~~~~!どうせなら、これを機にもっと「聖石」をほじくり出して、高崎の名勝を復旧させてはどうでしょうか。

10月1日の高崎経済大学の公開講演会は、「歴史遺産を生かした地域づくり・まちづくり」だそうです。

聞きに行かなくちゃ。





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Posted by 迷道院高崎 at 07:39
Comments(14)◆高崎雑感
この記事へのコメント
はじめまして。
橋が流されてしまった事はショックですが、
こんな素敵な橋が身近にあった事にも
驚きです。
木造の橋、うっとりしてます(^^;;
Posted by ごじもと  at 2013年09月19日 08:47
>ごじもとさん

コメント、ありがとうございます!
木造の橋って、いいですよねー。
災害には弱いかも知れませんが、何とかして残していきたいものです。

佐野橋は地域の人の生活道路なので、復旧は早く成されると思います。
そうしたらぜひお出かけになってみて下さい。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2013年09月19日 20:39
上毛新聞の記事で知りました。大変風情のある橋なので残念です。

何度も被災するので、復旧される橋は「沈下橋」とか選択肢に入るのでしょうか。
Posted by ふれあい街歩き  at 2013年09月19日 22:05
以前、藤塚の一里塚を見に行ったとき中乗橋も見たかったのですが、時間がなくて見られませんでした。
あの橋が流されたのかと勘違いしていましたが、佐野橋は別の橋なのですね。
いずれにしても、姿が見られないほどの流失ではなかったものの、残念なことです。
なんとか早く復元できることを願っております。
Posted by 風子風子  at 2013年09月20日 10:14
>ふれあい街歩きさん

現地へ行って、橋を見た時はショックでした。
でも、ぐちゃぐちゃになってどこかへ流れて行っちゃったんでなく、きれいに橋桁から外れていたので、そういう構造にしてあるのかな、と思いました。

景観を取るか、堅固さを取るかということになるのでしょうが、どちらも満足させたいですね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2013年09月20日 19:06
>風子さん

ほんとに、早く復旧させたいですね。
木橋はあそこに相応しい景観ですから、コンクリートにはしたくないですけど・・・。

もう少し橋を高くすればなんて思いますが、そう簡単にはいかないんでしょうね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2013年09月20日 19:13
迷道院高崎様


>きれいに橋桁から外れていたので、そういう構造にしてあるのかな

柔よく剛を制すではありませんが、いわゆる「流れ橋」にして大水に対処しているのかも知れませんね。


>景観を取るか、堅固さを取るかということ

自然に抗うのではなく、たおやかに身を任せる発想が解決の糸口になると思います。
Posted by ふれあい街歩き  at 2013年09月20日 19:45
>ふれあい街歩きさん

そうですね。
私もそう思います。
人間としても、そうありたいものだと思っておりますが、ついつい頑固が先に出て(^^ゞ
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2013年09月20日 22:05
迷道院高崎 様

視野の狭い私には、灯台下暗しで群馬県に
木橋とは、それにしても先人の知恵を学ばなければ、

「禁をきびしくすることは、
 川の水をただ堰き止めるようなもので、
   水は必ず堰を突きやぶるでしょうし、
     却って事を悪くするばかりで」
     (ちいさこべ、山本周五郎)より
Posted by wasada49  at 2013年09月21日 21:28
>wasada49さん

高崎には、昭和60年頃まで「八千代橋」という県下最長(全長500m)の木橋がありました。
この橋も、よく大水で流されてましたが。

自然の力にどこまで抵抗するかは、よくよく考えないといけないのかも知れませんね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2013年09月21日 21:55
全く余談ですが、「タカタイ」(9月20日)の堤克政氏の連載「ざんぎり時代の高崎」内で「和田の三石」に触れられておりました。「烏川の三石」だけではなく他にも高崎には「三石」が存在していたのですね。
Posted by ふれあい街歩き  at 2013年09月22日 00:24
>ふれあい街歩きさん

そうなんですよ。
どちらかというと「烏川三石」の方がマイナーだと思います。

私の過去記事で「和田三石」も取り上げていますので、よろしかったらご覧ください。

・下和田の方石(かくいし)
  http://inkyo.gunmablog.net/e28840.html

・和田の立石(たていし)
  http://inkyo.gunmablog.net/e29034.html

・上和田の円石(まるいし)
  http://inkyo.gunmablog.net/e29054.html
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2013年09月22日 08:36
迷道院隠士、ご無沙汰です。

今日、隠士のこの記事にリンクさせていただきました。
トラバができなくなったのかな~~?
あっちこっち探したのですが、どうも う~~んよくわからん~~~。

佐野橋、中乗橋、木橋とはいいですね。
佐野橋は残念でした。

このところ八幡 豊岡 少林山方面をお散歩しています。隠士の記事、貴重な資料です。

迷道院探偵の探訪記、楽しみにしております。

まずはご挨拶まで。
Posted by 夢寅  at 2013年12月24日 22:38
>夢寅さん

スパム防止ということで、グンブロのトラックバック機能は廃止されたようです。

夢寅さんのお散歩レポ、いつも楽しく拝見してますよ。
私のブログが、お散歩のお役に立っているのであれば嬉しいです。
私は写真が下手なので、夢寅さんの写真術でカバーしておいてくださいね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2013年12月25日 16:04
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佐野橋がぁ~~~~!
    コメント(14)