2009年01月18日

ゴロゴロ山

矢中町に、「ゴロゴロ山」と言うのがあると聞いていて、ずーっと気になっていた。

今日は朝から曇り空だが、風がないのに勇気づけられ、散歩がてら探してみることにした。

あるとすればこの辺だろうと見当をつけ、道を1本通り抜けたが見つからない。
1本南の道をもう一度通り抜けたが、見つからない。
そのまた、もう1本南の道は、車の通りの多い道で、そこは何度も通ったことがある。
まさか、この道沿いにあるはずは・・・、と思っていたら・・・あった!
なーんだ、ここかー。

人間というのは、「見ようと思わなければ、見ても見えない」ということがよく分かった。

ゴロゴロ山「山」とは言うものの、ちょっと高めの盛り土という感じである。

ただ、そこに生えている木は迫力がある。
北京五輪の100mで金メダルを獲った、ジャマイカのボルト選手のような格好をしている。
(えのき)とも(むく)とも言われるが、正解は何だろう?

ゴロゴロ山木の根元に、石のがある。
これは、昔、歯の病で死んだ巡礼の墓だと言われている。
言い伝えでは、が痛む時に、土を一升この山に持ってきて撒くと、痛みが治まるという。

言い伝えといえば、昔この辺では、よくキツネに化かされて、ふんどし一丁にされてしまうという話があったらしい。
その実は、倉賀野の宿場へ遊びに行って、博打女郎に金を使って無一文になり、身ぐるみ剥がされて家に帰るはめになった、村の男の言い訳だったようだ。
そんな言い訳が通った昔は、いいなぁー。

ゴロゴロ山ところで、「ゴロゴロ山」という名前の由来だが、昔、ここの木にが落ちたことがあったそうで、その時の音から「ゴロゴロ山」と呼んだのだそうだ。

確かに、この木の幹には大きな(うろ)がある。
その時の裂け目の跡であろう。
それにしても、こんなにひどい傷を負いながら、今日の大きさまでよくまぁ頑張って生き続けたものだ。


歯の痛みを取るという話は、もしかしたら、この傷跡虫歯の穴のように見えたからではないかと思った。

傷負いて 故に知りうる 人の傷 <迷道院>

ゴロゴロ山
「ゴロゴロ山」の石仏


(参考図書:「高崎漫歩」)





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この記事へのコメント
おお、家の近くですね。
といっても大きな通りの向こう側ですけど・・・。
そういえば最近、歯が疼いてきたから行ってみようかな。
いやいや、歯医者に行っておこう・・・。
Posted by 弥乃助弥乃助  at 2009年01月18日 17:15
>弥乃助さん

そうでしょう?お近くなんじゃないかと思いながら歩いてました。

やっぱり、歯医者さんですよねー・・・。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2009年01月18日 17:47
おっ!小生宅の近くでございますね。
こどもと歩いて散歩に行ってみようかな。
自慢げに話しちゃったりして。
(^_^;)
Posted by あらうんダ~02あらうんダ~02  at 2009年01月18日 20:56
> あらうんダ~02さん

あ、そうでしたね。
倉賀野バイパスの歩道橋を渡れば、すぐですね。

自慢しちゃいましょう!
お子さんの尊敬の眼差しが浮かんできます。
Posted by 迷道院高崎  at 2009年01月19日 14:45
民話の世界ですね・・・・・

娘が小学生のころ、郷土の民話とかでいろいろ聞かせてくれました。
木部城の姫様のこととか、そうそう今や榛名湖も高崎市ですから榛名湖にまつわる民話も・・・・・
高崎は民話の宝庫です。
どうも、新しモン好きの高崎人、こぼれ話にはあまり見向きもしません。
迷道院高崎 さんのおかげで散策の楽しみが増えました。
>ゴロゴロ山ですか・・・・・
今度訪ねたいと思います。
Posted by 昭和24歳昭和24歳  at 2009年01月19日 17:38
>昭和24歳さん

木部城のお姫様の話、そうでした、そうでした。
ブログ記事のデータベースに、入れときます!

民話とか、古老の言い伝えとかって、子どもの情操教育には絶対必要だと思いますよね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2009年01月20日 10:01
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