2012年09月23日

上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)

上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)2日目は、高崎駅西口で受付です。

今日も先にスタンプを押してくれて、コースマップを渡されました。
こんなんでいいのかな?という気持ちがイタズラ心に変わり、紫文師匠に教わったギャグを使ってみました。

   迷道院 「山羊の出発でいいんですね?」
   受 付 「は?山羊の出発・・・?」
   迷道院 「めーめーに出発で。」
   受 付 「あ、はい。そうです!」
真面目な方でした。すみませんm(__)m

上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)

コースのルートは確かに中山道なんですが、私としては一本東の旧々中山道を歩いて欲しいところです。
何となく風情が残っているし、一里塚もあった道だし・・・、でもなぁ、その看板も立ってないしなぁ。

今日のコースは19km、昨日以上の耐久レースに恐れをなして、愛車・赤チャリ号に跨って参加した迷道院です。
コースのポイントに、赤坂の木戸藤塚一里塚が入ってないのを残念に思いつつ、高崎宿はサッと抜けて、板鼻宿へと入ります。

上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)

上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)早速、板鼻堰双体道祖神がお出迎え。
詳しくは、グンブロガー風子さんのブログで。
 ◇「板鼻の“道の神さま” ♪」
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)「やはたみち」と書いてあるんだそうですが、読めません。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)雰囲気のある建物。
街路灯の看板には「板鼻宿」と書いてあります。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)海なしの上州「名物ところてん」
北斎富岳「神奈川沖浪裏」の看板も不思議ですが、そんなのはどうでもよいと思わせるほど、いい雰囲気のお店です。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)店のあちこちに貼られていた歴史資料は、今日のためにご主人が1週間かけて作ったそうです。
限定50食「旅人価格150円」のところてんは、たちまち完売。
運よく最後の一杯にありつけました。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)給水ポイントの本陣跡・板鼻公民館
あいにく、和宮資料館は見られませんでしたが、スタッフの女性が私の首に巻いた「上州弁手ぬぐい」を見て、「あ、これ知ってます!」と嬉しい反応。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)八坂神社境内の双体道祖神を見ながら、おにぎり(手前のピンボケ)を食べました。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)その北側には、「板鼻堰」が滔々と流れています。
それに沿った道が「鎌倉街道」だと言われています。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)すごく精緻なタッチの素晴らしい絵が、すごく無造作に貼られていたので、すごく気になりました。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)「鷹巣神社」と読めるのですが、風子さんの記事にある「鷹巣神社」とは違うようです。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)「鷹巣橋」の下に、「水害復舊記念碑」というコンクリート管を発見。
珍しいですよね。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)「鷹巣橋」を渡りきる頃、左前方に見えた神社の屋根が気になって、コースアウト。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)その鳥居の左側にこんなのが。
明治天皇がこの石に座って休まれたと刻まれてますが、そんなことをさせた人は無事で済んだんでしょうか?
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)安中宿に入り、ひょいと路地の奥を覗くと、道祖神が。
昔の道はこの路地だったんでしょうか、それとも道の整備で道祖神を移したんでしょうか。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)そばまで行くと、民家の裏庭にもっと気になるものが建っていました。
何だか、いわくがありそうです。
近くで聞き込みをしたい衝動に襲われますが、今日は先を急ぐので断念。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)あぁ、ここに木戸があったんですね。
高崎にも欲しいなぁ、こういう表示。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)ほーら、ここにも。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)古いものを大切にするという思いが、伝わってきます。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)ぷふっ!
目と心が休まります。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)「ぶっちゃいく」という名の居酒屋さん。
私の知らない上州弁かと思いましたが、どうやら「ぶさいく(不細工)」のことらしいです。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)とか何とか言ってる間に、磯部に着きました。
もう、ここがゴールかのように、皆さんまったりと浸かってました。
高崎も、銭湯とタイアップしたらよかったんじゃないでしょうか。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)「栄泉堂」さんで、磯部煎餅を焼くのをじっと見ていたら、ご主人が焼きたてを1枚恵んでくれました。
一日に、1700枚のお煎餅を焼くんだそうです。暑い時期は大変でしょうね。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)ゴールの磯部駅前で、私のために待っていてくれたかのような「恐妻碑」
  「恐妻とは 愛妻のいわれなり」
でも、この気持ちを分かってもらうのは難しい・・・。
上州中山道全七宿めぐり 参加報告(2)ちょうど陸蒸気が出発するところでした。

駅で、「折りたたみ自転車は、乗せられますか?」と聞くと、
「カバーに入れれば、乗せられます。」ということでした。
全国各地で、「サイクルトレイン」というのが走ってるんだけどなぁ。

カバーを持ってない私は、再び愛車・赤チャリ号に跨って高崎を目指します。
サドルの固さと、碓氷川サイクリングロードを吹き抜ける、夕風の心地よさを体感しながら、2時間掛けて戻ってきました。





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Posted by 迷道院高崎 at 10:09
Comments(8)中山道
この記事へのコメント
迷道院高崎様

よくぞ御無事で御帰宅を果たされご立派

カバーに入れれば、「手ぬぐい一枚掛ければ」乗せられます。
Posted by wasada49  at 2012年09月23日 20:28
>wasada49さん

え?手ぬぐい一枚掛ければですか?
「ハンカチ一枚敷けば合意の上」というのは聞いたことがありますが・・・。
そうですかー、手ぬぐい一枚掛ければねー。
じゃ、ごみ袋に入れれば間違いないですね(^_^)
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2012年09月23日 21:03
迷道院さん、拙ブログにリンクしていただき、
ありがとうございます。

読ませていただくうちに、自分が取材してない場所や
掲載しわすれていることに気付き、やはりヨソモノさんの
目で見ていただくと違うものだなぁと感じました。
近くに住んでいても見落としていることがありますね。
鷹巣神社は迷道院さんがご覧になった場所が参道入口でしたが、
道路ができて分断されてしまったようです。
Posted by 風子風子  at 2012年09月24日 03:00
>風子さん

いつも勝手に無断リンクで、ごめんなさいm(__)m

私の見た「鷹巣神社」は、参道入り口だったんですね。
それをちゃんと残しておくというのが、板鼻ですね。

街道筋をサッと通過しただけでしたが、それでも興味の
あるものが沢山あって、面白かったです。
今度は、もっとゆっくり中山道を歩いてみたくなりました。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2012年09月24日 08:29
こけしのオブジェは八幡の先の市境に立っている「交通安全」と同じように見えますね。


信州方面から望む鷹ノ巣橋の景色が好きでよく見てました。碓氷川とお城の山との構図が何とも美しく見とれていました。
Posted by ふれあい街歩き  at 2012年09月24日 20:21
>ふれあい街歩きさん

ほー、同じようなこけしのオブジェがありましたか(^_^)
何か面白いことをしてやろうという気持ちが町全体に
溢れていれば、きっと魅力ある町になるんでしょうね。

景色、風景というのは、その人の人格形成の一因に
なるような気がします。
美しいと思う風景は人それぞれでしょうが、私は山や
川や田園に囲まれている群馬の風景が、大好きです。

今朝の上毛新聞に、「本県の魅力度、全国最下位」と
あったのが、信じられません。
知らないだけなんですよね、群馬を。
ま、知らしめる努力も足らないんでしょうが<`ヘ´>
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2012年09月24日 22:40
こうして報告を読ませていただくと
隣の市でも知らないことが
あまりにも多いので驚いています。
歩いて辿ることの大切さを
感じました。
山道ばかり歩いていないで
街道歩きもしなくては・・・
Posted by いちじん  at 2012年09月25日 13:41
>いちじんさん

私も、高崎ばかり歩いているので、他の町のことは知らないことばかりです。

山のことも知らないので、いちじんさんのブログを読んでは、いつも感心してますよ。
山へご一緒することは無理なので、今度、一緒に中山道でも歩きましょう。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2012年09月25日 23:05
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