2011年08月06日

恋野へ行ってました

奈良井宿からもう一足延ばして、妻籠宿を目指しました。
グンブロガーはるなのフルーツさんの記事にたびたび登場するので、興味をそそられていました。

恋野へ行ってました
妻籠宿へ着いたときはもう日が暮れかかり、お宿の行燈には明かりが灯っていました。

ひとっ風呂浴びてから、夕涼みがてら宿場を散策しに出かけました。

恋野へ行ってました





なぜか、日が暮れるまで遊んでいた子どもの頃を思い出します。

恋野へ行ってました
とっぷりと日が暮れると、街路灯のない宿場町は家々の軒灯の灯りだけになります。

すっかり明るすぎる夜に慣れてしまった私には、ワクワクするほど魅惑的な風景です。

恋野へ行ってました
翌朝早く散歩に出たら、宿のすぐ前に崖のようなのがあって、「鯉岩」という看板が立っていました。

恋野へ行ってました
           ↑
木曽の地らしく自然木の板に由来が書かれていましたが、ここの地名「恋野」の由来も書いてありました。
「恋野」・・・、いい響きですねー。

恋野へ行ってました文字通り、高いところに高札場があって、その前に朽ちかかったような水車小屋があります。

感心したのはこの水車、ちゃんと管理されていて、夜は水を止めて朝になると流すようにしているんです。

水は豊富に流れているのに、そうした管理をしているのは、水車の保全のためでしょうか、あるいは安眠のためでしょうか。
いずれにしても、この水車を大切に思ってるんだな、と感じました。

恋野へ行ってました宿内は、10時~16時まで車両通行止めです。

今にも、三度笠に楊枝を咥えた紋次郎が、道中合羽を翻しながら歩いてきそうな雰囲気です。

恋野へ行ってました


妻籠宿には、多くの歴史資料館があって驚かされます。

←ここは、代々庄屋や問屋を務めた家の旧宅を歴史資料館にしています。
恋野へ行ってました
すぐ隣の「脇本陣」歴史資料館で、家の屋号が「奥谷」ということです。

この家は島崎藤村の詩「初恋」のモデルになった女性が、嫁いだ先だそうです。

まだ上げ初めし前髪の・・・ってひとですね。

そういえば、同じく歴史資料館になっている「本陣」は、島崎藤村のお母さんの生家だとか。

「本陣」は、明治時代に取り壊された建物を、残された江戸時代の間取り図を基にして、平成七年(1995)に復元されています。
それら3つの歴史資料館を合わせて、「南木曽町博物館」と称しているそのことだけで、この町がどれほど郷土の歴史を大切にしているかがわかります。

恋野へ行ってました「本陣」の隣には、平成十三年(2001)に民家を改造して造った「妻籠宿ふれあい館」があります。

無料休憩所にもなっているここは、地元工芸品の実演販売や、朝市などの各種イベントに使われています。

空き店舗に頭を痛めている地方都市には、大いに参考になる事例だと思います。

恋野へ行ってましたこのところ気になっているトイレですが、妻籠のトイレもなかなかのものです。

むかし、金貸しはその家の便所を見て、貸すかどうかを決めると聞いたことがあります。
企業再建の神様と言われる人も、真っ先にトイレの改修から手を付けるとも聞きました。

単なる排泄物処理施設ではなく、魂が現れる神聖な場所なのでしょう。
家でも、企業でも、町でも、そして使う方も、よくよく心しなければならないと思います。

あー、もうずいぶん長い記事になってしまいました。
まだ書きたいことは沢山あるのですが、残りは次回に致します。





同じカテゴリー(◆出・たかさき)の記事画像
高野山へ行ってきました(2)
高野山へ行ってきました(1)
山形へ行ってきました(鶴岡編)
山形へ行ってきました(山形市 町なか続編)
山形へ行ってきました(山形市 町なか編)
山形へ行ってきました(霞城公園 続編)
同じカテゴリー(◆出・たかさき)の記事
 高野山へ行ってきました(2) (2016-04-10 07:05)
 高野山へ行ってきました(1) (2016-04-03 07:10)
 山形へ行ってきました(鶴岡編) (2015-12-20 06:56)
 山形へ行ってきました(山形市 町なか続編) (2015-12-13 07:08)
 山形へ行ってきました(山形市 町なか編) (2015-12-06 07:05)
 山形へ行ってきました(霞城公園 続編) (2015-11-29 07:26)

この記事へのコメント
恋野って、素敵な地名ですねー。

真の暗闇を求めてあちこち歩く趣味の人
がいるそうですが、確かに現代では闇も
ひとつの魅力ですね。

妻籠は10年以上前に、掛け足で通り過ぎた
ことがありますが、またゆっくり出かけて
みたくなりました^^。
Posted by 風子  at 2011年08月07日 22:36
>風子さん

恋野とか、妻籠とか、南木曽(なぎそ)とか、ひらがなで三文字の地名ってリズムもいいですよね。

私も、帰ってきたばかりなのにまた行きたくなってます(^_^)
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2011年08月08日 06:48
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
恋野へ行ってました
    コメント(2)