2011年05月08日

鎌倉街道探訪記(27)

鎌倉街道探訪記(27)山名八幡宮の石段の下に、2つのお稲荷さんがあります。

名前がいいです。
「妻戀稲荷」というんですね。

「戀」という旧字もいいです。
「糸し糸し(愛し愛し)と言う心」と書くんだと、むかし聞いたことがあります。

鎌倉街道探訪記(27)「妻戀稲荷」の近くに、金の御幣が巻かれた石があります。

うーん、これって、あれですよね・・・。

その石は、目の前のムクノキの洞を狙っているんだという話があります。

鎌倉街道探訪記(27)

さすがに、そんなことは大っぴらに書けないので、こんな書き方になっていますが。

子を宿し、無事出産し、その子が健やかに育つということは、神代の昔から変わらぬ願いです。

鎌倉街道探訪記(27)
祭器庫の看板にも、ちゃんと「ふたまた大根」が描かれていました。

先人の、素朴でユーモアに満ちた信仰心に触れることができる、山名八幡宮です。


【山名八幡宮】





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Posted by 迷道院高崎 at 23:07
Comments(4)鎌倉街道
この記事へのコメント
山名八幡宮。 山名に母方の親戚があるので、小さい頃に、お祭りに連れて行ってもらった記憶があります。多分、秋の大祭だったと思います。

歴史のある、立派なお社ですよね。

考えてみれば、群馬県内の神社はあまりお参りしたこともなく、高崎市内の進雄神社も、名前だけは知っていますが、実はお参りしたことはありません(汗)

県内の有名どころでは、一之宮貫前神社、妙義神社、榛名神社くらいでしょうか・・

玉村神社も立派な(国重文ですか?)本殿とか。

迷道院さんのブログを拝見していますと、群馬県内の神社も巡ってみたくなります。

いつも、楽しい情報をありがとうございます。
Posted by キレイズキ  at 2011年05月12日 08:28
その節はありがとうございました。

視点が良いですね、人類いや生物の全てにとって、種族の繁栄が第一ですね。
その為には、ありとあらゆる手段を生命体はとるのですね、全知全能を種の保存のために努力しているのですね。

生き残るということは、子孫を増やすことです、種の繁栄です。
迷道院さん、今からでも遅くないと思いますが
・・・・・・冗談はさておき、感謝してます。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2011年05月12日 17:25
>キレイズキさん

山名八幡宮と玉村八幡宮はともに800年以上の歴史だといいますから、すごいですよね。
進雄神社はもっとすごくて、1100年以上だそうですよ。

それぞれの時代の波乱万丈に、土地の人々と共に耐え残ってきた訳ですから、大事に継承して行かなければなりませんね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2011年05月12日 22:30
>捨蚕さん

その節は、おめでとうございました!

ここのところ、捨蚕さんの縄張りを荒らさせて頂いております。
なるべく、他の方の書いてないところをと思いながら見ると、結構面白いものがありますね。

今、砂川恵理歌さんの「一粒の種」という歌が感動を与えているようですが、何百万年もの間、最初の「一粒の種」を引き継いできてる訳ですよね。

人間の力だけでできる業じゃありません。
いろんなものに感謝!です。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2011年05月12日 22:51
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