2010年11月03日

角館武家屋敷にて

角館武家屋敷にて
角館では、無料で見学できる歴史的建造物がいくつもあります。

明治後期から大正時代にかけて地主として繁栄し、5棟の蔵と母屋を持つ西宮家もその一つです。

角館武家屋敷にて

蔵の中に、こんなのがありました。→

私は、好きです。


角館武家屋敷にて
←町なかの素敵な建物。

角館武家屋敷にて




「まちの駅」という、無料休憩所でした。


角館武家屋敷にていやー、方言ってのはいいもんですねー。
それだけで、観光に来た気分になります。
上州弁だと、ぶっきらぼうになりそうですが。
「おらほーに、よってきない。」・・・かなー?
角館武家屋敷にて
こんなのも売ってましたが、標準語なのが残念!ですよね。

せめて、「秋田美人が、乗ってるす」くらいにして欲しかったす。

角館武家屋敷にて

大観光地ともなると、

「禁煙」も4ヶ国語表記なんですね。

角館武家屋敷にて
武家屋敷地区の案内図ですが、町名が面白いなと思いました。

「表町」に対して「裏町」があります。

「歩行町」は一年中歩行者天国かと思ったら、「おかち町」と読むんだそうです。
東京「御徒町」と同じで、徒士(かち)という下級武士が住んでいたようです。

分からなかったのは、「小人町」です。
まさか、子どもばかり住んでた訳でも、七人の小人が住んでた訳でもないでしょうし。

「小人町」で、昔から営んでいるお蕎麦屋さんに聞いてみましたが、ご存知ありませんでした。

観光案内所でも聞いてみましたが、ご存知の方はいませんでした。
ただ、一人の方が「昔は、『おなかま町』といっていたと書いてあります。」と言って、その本を見せてくれました。
見ると、「東西の両はじ(御徒町・御仲間町と御厩町)には徒土や足軽・小者などを居住させた。」とあります。

「なかま」ではなく「ちゅうげん(仲間)」でした。
「仲間(ちゅうげん)」は、武家奉公人と呼ばれる人達で「小者(こもの)」とも言われます。
ということで、「小人町」「小者」が住んでいた所だと分かって、やっと胸のつかえが取れました。

角館武家屋敷にていい町です、角館

「着物の似合う町」を目指しているそうです。

この日も、着物を着たご婦人方が沢山歩いていました。

さて、わが高崎の町には、何が似合うのでしょう。





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Posted by 迷道院高崎 at 22:27
Comments(6)◆出・たかさき
この記事へのコメント
きれいな街並みですね♪
高崎の街も沢山の素敵な町名があるので同じようにできないでしょうかね?
Posted by ぼらぼら  at 2010年11月03日 22:32
>ぼらぼらさん

そうなんですよ。
高崎の町名は、立派な歴史遺産だと思います。
悲しいのは、それを活かしきれてないことです。

角館も、全部が全部昔からの建造物ではありません。
後から造ったものも沢山あるのですが、それがみんな調和した意匠になってるんですね。
それは、高崎でも出来ることだと思うんです。

市民が強くそう望めば、実現するんじゃないでしょうか。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年11月03日 23:04
角館には桜も紅葉もない時期に行きましたが、
武家屋敷でたしか青柳家という立派なお屋敷の
見学をしたことを思い出しました。
観光資源たっぷりですが、町ぐるみで雰囲気作りを
しているところが、羨ましいです。
方言もやわらかい感じで、楽しいですねー^^。
Posted by 風子  at 2010年11月04日 22:04
かって箕輪も裏町にお師匠さんの三味線が流れ聞こえ、和服姿のお姉さんがそぞろ歩く、そんな白日夢の様な午後があったと聴いたことがあります。今はすっかりさびれてしまい、車の通りもバイパスがメインになってしまいました。
なんか味気ないなあ。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年11月05日 05:57
>風子さん

角館の紅葉も今年は遅れているらしく、色づいている木は皆にもてはやされていました。

風子さん思い出の青柳家の紅葉を、ちょっとだけプレゼントします。
//img01.gunmablog.net/usr/inkyo/aoyagike.jpg?k=1288909227
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年11月05日 07:25
>柏木沢の農家おじさん様

高崎の柳川町にも、かつてはそんな風景がありました。
和服が似合う町というのは、懐かしくもあり、憬れでもありますね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年11月05日 07:52
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