2010年06月21日

石段の上の隠れ家

清水寺の石段を上がっていくと、大きな招き猫がいたんです。
もう一年以上前に、「見たことある?」で紹介したんですが、今はもういなくなりました。

でも、招き猫の飼い主の家はあります。

この辺を散歩する度に、気になっていたのですが、ついに訪問することにしました。

手打ち蕎麦の「そばっ喰ひ」というお店でした。
門までのアプローチの長さが、期待させます。

←どーです、この佇まい。

な~んも、言えなくなるでしょ。





門から玄関までのアプローチも、これまた風情たっぷり。
どこかのお屋敷に迷い込んだ気分です。

玄関の引き戸を開けると、農家の土間を思わせるような光景が出迎えてくれます。

こだわりの蕎麦の産地は、北海道幌加内産だそうです。

「やっぱりそばはうまい そばっ喰ひ」という手書きのビラが、何とも言えない味を醸し出しています。

ご主人に「どうぞ、こちらへ。」と通されたのは、囲炉裏のある間でした。

行った日は、5月の末とは思えないほどの寒さで、囲炉裏で赤く燃える炭火の温かさが、ありがたいもてなしでした。

人気の「そばがき」は、もっちりあったかで、ボリューム満点。

体が温まる一品で、絶対のお勧めです。


これが、名物「皿そば」です。→

そうそう、このお店で使う器は、全てご主人の焼いたものです。

もともと、ここに窯を持つ陶芸家のご主人が、「器を作り続けていたら、そこに盛るものも作りたくなった。」ということで、蕎麦屋を始めたということです。

←渋い色の障子戸を開けると、ご主人の作品が廊下いっぱいに並んでいます。

よく見ると、作品に「何ポイント」と書かれた札が付いてます。
こちらのお店、ポイントカードがあるんです。

ポイントが溜まるとご主人の作った陶器と交換できるんだそうです。
もちろん、ポイントでお蕎麦の割引もしてもらえるんですが、割引に使う人はほとんどいないそうです。

仕上げは定番の「そば湯」ですが、こちらのお店の「そば湯」は、そんじょそこらの「そば湯」とは違います。

茹で汁なんぞじゃなくて、そば粉そのものを湯に溶いた、濃厚な「そば湯」です。
「蕎麦のポタージュ」と言ってもいいくらいです。
「くず餅」の黒蜜も、ご主人手作りだとのこと。
また、試行錯誤の末に最近やっと完成したという「蕎麦かりんと饅頭」も、他のお店では食べられない逸品です。

本当は教えたくなかった隠れ家ですが、もう既に「高崎新聞」の記事で紹介されてしまいましたので、やむなく拙ブログでも取り上げることにしました。
観音山にお越しの節は、どうぞご賞味下さいませ。

   ◇手打ち蕎麦「そばっ喰ひ」HP

【そばっ喰ひ】





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Posted by 迷道院高崎 at 06:49
Comments(9)観音山
この記事へのコメント
エェー、エーッ!の連続です。
清水寺は「せいすいじ」だったのですか。
あの近くに友人がいて、一緒に散歩したことがありますが、、、聞いてなかったです。
近所に住んでいてもあまり気にしていないのかも・・・
清水寺の石段は運動不足解消にもってこいで、梅雨どきは紫陽花がきれいですし、以前はよく出かけました。石段を上るのが当然と思っていましたが、招き猫は知りませんでしたねー。
そんなステキなお蕎麦屋さんがあるとは、つゆ知らず・・・ぜひ行ってみたいです^^。
Posted by 風子  at 2010年06月21日 14:14
迷道院様、「三国街道」で棟高のおまんじゅう屋さん以来の食べ物ネタですね。なかなか風情のあるお店ですね。ご主人は陶芸もなさるとか。このようなすてきなお店に我が家の女房殿以外の女性とお忍びで...。などと夢想してしまいました。
いやはや冗談です冗談。
しかし、麺と言えば迷道様、例の「たてっけえし」冬場にはぜひどちらかのお店で採用してもらいたいですね。
Posted by 柏木沢の農家おじさん  at 2010年06月21日 18:26
>風子さん

観音様への参道に、「せいすいじ」とふり仮名を振った案内板が建っているんですよ。
でも、私は「きよみずでら」が正解だと思ってます。
清水寺のご住職も「きよみずでら」と言っているという話も、人づてに聞きましたし。

「そばっ喰ひ」さん、お勧めですよー。
ちょうど今、紫陽花も見頃ですから、ぜひお出かけ下さい!
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年06月21日 18:43
>柏木沢の農家おじさん様

おやー?
柏木沢さん、なかなか隅に置けない。
まぁ、男子たるもの、永遠の夢ですな(^^)

「たてっけぇし」!
なんとか高崎名物にしたいんですけどねー。
観音山のお土産屋さんでやってくれたら、必ずや客寄せになると思うんですけど。
何とか、仕掛けたいなぁと思っています。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年06月21日 19:10
この春、桜の時期に
自転車で階段下まで行き、
階段を上がり田村堂へ、
(下仁田戦争の戦死者の像が安置されている)
観音様から染色植物園周りで
清水寺へ戻りました。
そして一度寄ってみたかった
「そばっ喰い」に入りました。
迷道院高崎さんの報告通りの
お店でした。
まだ、始めて2年目くらいでしょうか。
お代わりが無料?
頼んでみたもののホントかなと半信半疑で
会計へ
無料でした。

蕎麦好きなので
良い店を探しています。
Posted by いちじん  at 2010年06月22日 09:12
>いちじんさん

そうですか、私もまったく同様です(^^)
頂上まで車で行ってしまうより、ずっといいコースですよね。
ぜひ「石段コース」を観音山観光のメインコースにしたいもんです。
今、秘策を温めてるんですが・・・。

「そばっ喰ひ」さん、いいですよね。
お代りの件、敢えて記事では伏せたんですが、信じられませんよね。
高崎の花火がよく見えると思うんですが、もう予約一杯だそうです。
その内に、予約何年待ちなんてなっちゃいそうですね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年06月22日 09:30
清水寺のアジサイを見に行った記録を見たのですが、驚いたことに7年前でした。
しばらく行ってないな、とは思ったのですが、いやはや。

という訳ですから「そばっ喰ひ」の存在知る由もなく、(..)φメモメモ。
「to do メモ」にしっかり書き込み!

あの辺は駐車場がないので、ついつい行く機会が少なくなっちゃうんですね。参道に路上駐車ではヒトに迷惑、ということになっちゃうし。

秘策(!)、期待しております。

    夢寅 拝
Posted by 夢寅  at 2010年06月22日 17:29
>夢寅さん

7年前!
オギャーと生まれた子が、小学校へ入っちゃいますね。
ぜひお出かけ下さい!

石段下の駐車場はないんですが、来る人も少ないので、石段下の道路端へ停められますよ。
「そばっ喰ひ」さんにも、3台くらいは停められる駐車場がありますし、そのすぐ近くには清水寺の参拝者用駐車場(無料)もあります。

夢寅さんの家から愛チャリで石段下までという秘策もあります。
で、錦山荘で一泊ということでどうでしょう?
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年06月22日 19:59
職場の方にすすめられたお店です。今度行ってみたいです。
raifuにも載ってました(^O^)
Posted by ぼらぼら  at 2010年06月23日 06:48
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