2021年03月07日

史跡看板散歩-221 中室田の大沼大明神

前回の「おねがい地蔵尊」から北西へ道なりに900mほど行くと、右側に大きな「馬頭観世音」の碑が建っています。


そのすぐ先を右に入り、


真っ直ぐ270mほど行くと、丁字路に史跡看板が建っています。



「大沼大明神」とありますから大きな沼があるはずですが、見回してもそれらしいものはありません。
看板のすぐ左に水路があるので、たぶんこの先の山の中にあるのだろうと歩き始めました。


歩き始めてすぐ、右手にちょっと気になるフェンスがあります。


それを目指して杉林の中に入って行くと、


あっ、やっぱり。

でも、「大沼」という感じじゃないなぁ。
ここじゃないのか?

フェンスに沿ってもう少し行ってみると、思いの外大きな面積でした。
これなら「大沼」と呼んでもいいでしょう。

よく見ると、対岸に石碑のようなものが建っています。

これは対岸に行ってみるしかありません。
杉林の中をぐるーっと沼に沿って進み、石碑のある所に辿り着きました。


間違いありません。
沼に面する碑面には「大沼大明神」、碑背には「慶應三丁卯秊(1867)霜月吉辰 三村中」と刻まれています。

「三村」というのは、看板に書いてある「中室田町十二区(中井、藤田、坂爪)」のことでしょうか。

「天明元年(1781)の石宮」の方は、無残にも崩れてバラバラになっていました。

きっといつか、地域の人が復元してくれることでしょう。

ところで、「馬頭観世音」の先を右折する時、前方に気になるものがあったので戻ってみると、道しるべでした。

昭和三年(1928)に「江戸村実業團」が建てたものらしいですが、「江戸村」というのが気になります。
「江戸」と深い関係のある村だったんでしょうか。

調べたら、「室田町誌」に、「江戸村は滑川の江の外という意味」と書いてありました。
「江外村」(えとむら)だったんですね。


【大沼大明神史跡看板】


  


Posted by 迷道院高崎at 07:51
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