2020年05月17日

史跡看板散歩-188 上台の地蔵堂

「血書理趣分塔」のある「下台公民館」から北へ、道なりに450mほど行くと、「上台公民館」があります。


史跡看板が、桜の木の下に建っています。


今は公民館となっていますが、ここに「常安寺」七世住職が建てたという「地蔵堂」があった訳ですね。
現在は、公民館の建屋の中に地蔵尊が祀られているようです。


「豊岡・八幡の民俗」には、上台の地蔵祭について、こんな記載があります。
子供達は一人で一個、大きい子は二個のあんどんを作る。
公民館の庭の桜の木にひもを張って、あんどんを吊り下げる。
三時頃、六時頃、八時頃の三回、庭で花火を上げる。(子供用花火を大人があげてやる)。
午後五時から常安寺の和尚さんにお経をあげてもらい、その後大人の代表が線香をあげる。
次に子供の世話役があげ、お経の間、二列に並んで待っていた子供達が一人一人線香をあげる。
子供達に、赤飯、西瓜、ジュースを与え食べさせる。
お母さん方が七~八人と男の世話役で面倒を見る。
子供達は小学生だけである。」

この日は、子どもたちがお客様なんですね。

そういえば、お地蔵さまの前で遊ぶ子どもの姿というのは、ほのぼのとした農村の原風景です。
「地蔵菩薩」のことを、サンスクリット語で「クシティガルバ」と言うそうで、「クシティ」「大地」「ガルバ」「胎内」とか「子宮」のことだそうです。

なるほど、「大地」という「子宮」「蔵」するから「地蔵」か。
だから、子どもの守り仏なんですね。

お地蔵さま、子どもたちをよろしくお願いいたします。(合掌)


【上台の地蔵堂】


  


Posted by 迷道院高崎at 07:32
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